久しぶりの一人歩きに三床山周回と金原山往復を加えて計画しました。陽だまりハイクの尾根歩きは楽しいはずなのですが、今日は強風が吹き荒れて、陽だまりハイクとは言い難い。おまけに計画通りには歩けず手前の林山で折り返すことになりました。
しかし、良いトレーニングにはなりました。コロナ騒動が済めば行きたい山はたくさんあります。そのためにも体力は維持・増強しなくてはならないと思うのですが。ずぼらな私には難しいかもしれませんが。
林山の手前ピークから。歩いてきた尾根。三床山から一床山まできれいに見えました。
ルート数値
距離 12.1Km 累積標高 +1,550m,-1,550m 所要時間 6時間15分 (休憩込)
行程
鹿島神社前P 7:30 – 8:25一床山8:30 – 尾根分岐8:50 – 9:30桜山9:45 – 天ガ岳10:10 – 10:53林山11:10 – 天ガ岳11:50 – 桜山12:20- 尾根分岐13:00 – 沢コース上13:10 – 沢コース下13:37 – 13:40鹿島神社13:42 – 13:45駐車地
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青色が今回歩いた軌跡
経過
小山から約1時間で鹿島神社前に到着しました。しかし、かつて使えた駐車場は金網で封鎖されていました。
「私有地」と掲示されていました。解放されていた時も「ここは私有地です」と書いたポスターがあったように記憶していますが、封鎖せざるをえない何かがあったようです。
最初は三床山に上って金原山往復したのち、一床山経由で下山しようと計画していましたが、朝早いうちに一床山からの眺望を楽しんだ方が良いだろうと考え直しました。三床山は何度か周回していますがすべて左回りです。人間は地球自転の影響なのか左回りに親和性があるようです。でも、今回は反対に歩くことにしました。
一床山への取付きは標識に従って迷うことなく進めました。
少し上ると下に倉庫のような建物が見えました。この辺りには大規模な太陽光発電が作られたり倉庫ができたりと開発が進んでいるようです。
サカキ林の急な登りを少し頑張ると、高松の尾根が右手に見えてきました。
この辺りで、ジオグラフィカの声が気になりました。ジオグラフィカでは目的地をセットすると、15分ごとに、およその到着時刻などを発声してくれます。今日は風が強いのでそれが良く聞き取れなかったのですが、たまたま風間で聞くと、とんでもない数値だったのです。歩き始めの時、目的地をセットしましたが、その時に現在位置が取得できていないことには気づきましたが、その内、取得できるだろうと、放っておきました。筑波山でも似たような症状がでました。このような時は、スマホを再起動するしか対応方法を知りません。そして、再起動で正しい現在位置を取得できました。
一床山に到着。
風が強いので早々に引き上げました。二床山へ向かっているときに、本日唯一の登山者に会いました。私同様の年配者です。しっかりした登山靴を履いていました。念のためにマスクをして行き交いました。
二床山。
北尾根に乗った時点でウエアの調整。少し汗をかいてきました。
すぐ小三床山に到着。山名版が壊れています。
大姫山を下りた場所にこんなものが。よく見ると「長沢峠」と読めました。
このピークの松は東側は枯れ始めていました。西側の松はまだ健在です。
北尾根に入ってから私としては少しスピードアップしました。もちろん、下りではへっぴり腰になるので、平らなところだけしか早く歩けませんが。今日は11時になったら金原山に到着していなくても折り返す予定です。
まだ、天ヶ岳に着かないのかなあと現在位置を確認すると、とっくに通り過ぎていました。先ほどの松枯れのピークが天ヶ岳だったようです。
風が次第に強くなってきました。
岩場。
トラロープのある急な登り。復路ではこのロープが役に立ちました。
尾根が西向きになって、右手に目的地の金原山が見えてきました。
林山に到着。どう考えても11時までに金原山に着けそうもありません。ここで引き返すことにしました。
林山の少し下で風を避けて大休止。
復路はゆっくりと、いつもの速さで歩きました。
その先に見晴らしの良い小ピークがありました。
歩いてきた尾根。三床山から一床山まできれいに見えました。
往きでは気付かなかった天ヶ岳の山名版。どうして気付かなかったのでしょう。「八剣神社へ」と書いた小さな標識もありました。
風はさらに強くなって、時々、体が飛ばされそうになります。もちろん、捕まる木が沢山あるので心配はありませんが。岩稜では怖くて進めないでしょうね。
八剣神社への尾根にある岩山。
北尾根の分岐まで戻ってきました。4時間の尾根歩きでした。あと1時間余裕があれば金原山に行けたかもしれません。いつか挑戦してみましょう。
三床山に上ってから下山する予定でしたが、風は依然強いままです。手前のコルから沢コースで下山することにしました。沢コースはずいぶん前に妻と三床山に来た時に歩いたことがあります。クモの巣が多かったという記憶しかありません。
最初は急な斜面をジグザグに下ります。落葉が厚く積もっている場所は慎重に下りました。今日は一度も転倒していないことに気づきました。ここで尻もちなどつきたくありません。
コロナが落ち着くまで、近場での山歩きを楽しむことになりそうです。