2020年11月22日 大小山・萱場山

大小山へ行ってきました。今回は大久保までのルートの確認と萱場山に行ってみるのが大きな目的です。コロナ下ですが、秋の連休を楽しもうと大勢の登山者が来ていました。
久しぶりの一人旅です。

静かな萱場山山頂

ルート数値
距離 12.0Km 累積標高 +1,160m,-1,160m 所要時間 6時間15分 (休憩込)
天気:曇りのち晴

行程
駐車場7:30 – 8:05大久保町分岐ピーク8:10 – 8:56大久保登山口 – 8:58大久保県道入口 – 9:00大久保登山口 – – 9:45大久保町分岐ピーク(休憩)10:02 – 10:32妙義山 – 10:57(230mピーク) – 11:44萱場山11:50 – 12:28(230mピーク)12:32 – 13:00西場富士13:03 – 13:20百観音13:26 – 13:45駐車場

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたルートです。

経過
今回は西場富士にも廻る予定なので、下の登山者駐車場に駐めました。すでに10台ぐらい駐まっています。横浜ナンバーがあったのには驚きました。

阿夫利神社前の駐車場は既に一杯でした。

今日はまず、大久保町の登山口を目指すつもりです。神社の左横を沢沿いに進みます。イチョウの葉の絨毯を踏みしめます。

最初は何度も歩いている登山道なのですが、いつも下りに使っていました。今日は登りです。いつもと違うような奇妙な感じでした。時々振返って記憶と照らし合わせます。
東に延びる小尾根に着きました。分岐ピークまで岩の多い尾根歩きです。

分岐ピークに到着。

曇っていました。三毳山の先に筑波山が見えます。遊水池あたりでしょうか、多くの気球が浮かんでいました。

小休止後、南西方向に下りました。途中、岩があって登ると富田方向がきれいに見えました。

アンテナ塔。

途中、大坊山がきれいに見える場所がありました。大山祇神社も見えます。大坊山周回の時、通らせて貰う中根の住宅街、清雲寺も見えました。

「三足富士」なのだそうです。足利百名山です。佐野方面の眺望は良いです。

「毛野小学校」分岐。数年前にここまで来たことはあります。たしかイチゴが捨てられていました。

さらに進むと少し急な下りがありトラロープが張られていました。

登山者のために張られているのかと思っていたのですが、ロープは傾斜が緩やかになっても続いていました。よく見ると左は少し崖になっていてその下はゴルフ場です。どうやら、ロープは進入禁止のものだったようです。やがてサカキが増えてきました。

尾根を直進するのかと思っていましたが、道は西に下って車道に下りてきました。ここが登山口になるようです。

1分で県道です。足利方向から撮った写真。ここを入ります。

さあ、戻りましょう。ゴルフ場近くを歩いていると、熊鈴に気付いたゴルファーが不思議そうにこちらを見ていました。
毛野小分岐まで戻ってきました。
そこには礎石のような石が3個置かれていました。何に使われていたのでしょう。

写真を撮っていると西から中高年男性が尾根を登ってきました。日光鹿島神社に駐車して登ってきたそうです。イノシシよけのフェンスは無かったそうですが最初は藪だったそうです。
私は、男性に別れて進みました。
分岐ピークまで戻ってきました。気球は見えませんでした。早朝だけの楽しみのようです。筑波山は下も頂上も雲の中でした。

そのピークで大休止。エネルギー補給。
そこからは多くの登山者に会いました。
その先の展望地で「大小」。紅葉が見頃です。

黒百合学園分岐ピークで。

妙義山。快晴になってきました。

子連れ3人家族が下山するところでした。4-5人の子連れが狭い山頂の隅で休んでいました。
北方向。日光連山は見えませんでした。

大坊山はきれいに見えます。やはり曇天より晴天が映えます。

即、妙義ルート方向に下山開始。岩場を下って、西場富士方向に進みました。
妙義山北側尾根の紅葉。

230mピークにやってきました。その少し手前に北に進む踏跡がありました。古いテープも残っています。

どこまで行けるか分りませんが、萱場山目指して行ってみることにしました。
萱場山は萱場集落の西の三角点ピーク(210.9m)です。もちろん、地形図に名称は載っていないので正しい山名は不明ですが、すでに一部の好事家により「萱場山」とされていたので私もそれに倣うことにします。
テープは少ないですが確実に萱場山まで続いていました。少しは歩く人がいるようです。

歩きやすい尾根。

標高217地点。帰路に撮影。

大きなヌタ場

大岩。左下にテープが見えたのですが、右側へ行くと、登ることも無く通過できました。

松林。

コルはカヤ場。ここで、熊鈴が鳴っていないことに気付きました。見ると、舌の部分を紛失していました。仕方有りません。そこからは、笛を吹いたり、大きな空咳をしたりでごまかしました。

この先の萱場山への登りが少し厄介でした。サカキ林の急斜面です。写真は下山時に撮ったものです。

落葉で踏跡は見えませんがとにかく歩きやすそうな場所を選んで登ると尾根形に辿り着きました。
緩やかな尾根を少し進むと山頂でした。祠も無い三角点だけの山頂です。山名板もありません。

樹間に北側の山が見えました。寺久保山でしょう。その右奥に男体山が薄く見えました。

一気に戻りました。萱場山まで往復約90分のバリエーション遊びでした。
230mピークのベンチで休んでいると子供連れの3人がやってきました。中高年男性に息子に孫でしょうか。小学低学年と思われる男の子にはヘルメットをかぶせていました。
大小山キレットはかなり崩れていました。以前から小さな崩れはあって、キレットの底には小石が溜まっていました。今回は崖上の木が崩れてきたようです。昨年の大雨の影響でしょうか。

その先で、2箇所北に分岐する道があります。今回それも歩いてみたかったのですが、少し疲れてきたのでそれは諦めることにしました。
西場富士に到着。空腹になっていました。今日はパンの代わりにカップラーメンを持ってきていたのですが、食べる気がしませんでした。残ったスープを飲干す気力はありません。飲みやすいゼリー飲料でカロリー補給しました。

西場富士からは百観音方向に下りました。この道も初めてです。

最初は急な下りですが、傾斜が緩やかになった場所に「砦跡」がありました。その前に石塔が3基。一つは馬頭観音でした。馬の往来があったのでしょうか。

百観音に到着。

百観音に参拝しました。

その前には大きな銀杏の木があって、ぎんなんを拾っている人がいました。

百観音からは住宅地の車道を歩いて駐車場に戻りました。車がかなり増えていました。今から登ろうとする家族連れもいます。最短ルートでも、子供連れでは、山頂まで行くと戻りは16時になりそうです。

約12kmの歩き。いいトレーニングになりました。

カテゴリー: 安蘇 パーマリンク

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