2020年9月22日 飯士山

新潟県湯沢の飯士山(いいじさん)へ行ってきました。神弁橋から鋸尾根経由で山頂へ。下りは岩原スキー場へ下って車窓歩きで神弁橋へ戻りました。鋸尾根はヤセ尾根で起伏が激しく、大いに疲れました。
Sさん、KRさんとの3人旅です。

山頂から見た鋸尾根。

ルート数値
距離 11.2Km(車道歩き4.8Km含む) 累積標高 +990m,-990m 所要時間 7時間03分 (休憩込)

行程
神弁橋登山口7:15 – 9:00標尾ノ頭 -(鋸尾根)- 10:40南峰10:45 – 11:00飯士山11:30 – 11:48南峰11:53 – 12:25岩原スキー場上 -(ゲレンデ)- 12:50岩原スキー場下12:57 – (車道)-14:18神弁橋登山口

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
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飯士山の名前は以前より知っていましたが、山と渓谷で「負欠岩ルート」を紹介している記事を読んで一度訪れたいと思っていました。しかし、出発前日に雨予報がでていたので急遽「鋸尾根コース」に変更しました。岩が滑ることを危惧したからです。「負欠岩ルート」は後日挑戦したいと思います。
前日、折立温泉に泊まった私達は、宿を6時に出て、7時には神弁橋に着きました。橋は狭く歩行者がいるときは自家用車は通れないのではないかと思われる程です。
空地に駐車しました。

登山道は沢沿いに入っていきます。夏草が茂って登山道を覆っていました。

10分程、沢筋を進むと右にトラロープが下りている斜面があって、そこを這い登りました。

地形図では斜面を尾根まで登るようになっていますが、踏跡は大きく右にトラバースして、尾根に辿り着きました。そこが、第1休憩所でした。

第2は気がつきませんでしたが、約20分で第3休憩所でした。その辺りは傾斜が緩やかで、私達もその先で休みました。それにしても休憩所が多いですね。

急登が始まります。道はしっかりしています。トラロープがありました。

右奥に目指す山頂が見えました。

何番目かの休憩所? 標識が落ちています。

「標尾の頭」を過ぎて鋸尾根に入ると急に藪化してきました。

山頂が見えました。右側奥が南峰です。南峰までの尾根が鋸尾根です。左の峰は西峰で、「負欠岩コース」は西峰を通ります。スラブが目立ちます。

右手下には湯沢の街並みが見えます。町の近くにこんなルートがあるとは。面白いですね。

岩稜がありましたが、歩きやすい岩でした。

急な登りです。後ろに歩いてきた稜線が見えます。

大岩にぶつかりました。ペンキ表示が分りづらくなっていますが、左に取付いて、斜めの割れ目を登れました。

急な道を下ると狭いコルでした。左右とも切れています。特に左は急な崖です。ロープがありますが、かえってバランスを崩しそうに思えて掴みませんでした。

根っ子を掴んで登ります。

また下って登り返しです。

まもなく一般登山道に合流しそうです。

やっと岩原スキー場からの登山道に合流しました。すぐ左が南峰です。緊張から解放されて休憩しました。

南峰からは一端下って山頂へ登り返します。
岩原東コースとの分岐があります。南峰は岩原南コースになるのでしょう。

山頂下のクサリ場。傾斜はありますが、岩は滑りにくいと思いました。所々に金具が打たれていて、滑り止めになります。

クサリ場を上から。真夏なら日差しに参ってしまうでしょうね。下は岩原スキー場。左の小屋はゴンドラ山頂駅。

飯士山山頂。標高は1111.5mだそうですが、小数を消してゾロ目にしていました。


周辺の山。山座同定は帰宅後カシバードで確認しました。

北東方面。六日町の坂戸山。暑い日に登った金城山。金城山の左奥には八海山・越後駒ヶ岳が見えているのだそうです。

その右。巻機山がどっしりしています。

谷川岳の左側。谷川岳は見えないようです。

谷の奥部。

苗場方面。

歩いてきた鋸尾根。

大休止後、岩原スキー場へ下山しました。こちらは一般ルートなので、途中、何人かの登山者に会いました。一般道とはいえ、傾斜はかなりきついです。

紅葉も始まっています。

1時間足らずで、ゲレンデの上部に下りてきました。

車道にでてからは、岩原橋まで、クネクネと廻りながら高度を下げていきます。豪華な建物が数棟建っていますが、ホテルでしょうか、マンションでしょうか。今、営業しているのでしょうか。
岩原橋を過ぎて、中央公園でやっと稼働している自動販売機を見つけました。早速、コーラを一気飲み。
立柄橋で魚野川の右岸に渡って駐車地に戻ることができました。車道歩きは4.8Km。足の裏が痛くなりました。
下山後、「駒子の湯」で汗を流して、帰路につきました。関越道で事故渋滞に巻き込まれました。

花は後日追加します。

カテゴリー: 信越 パーマリンク

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