2020年9月21日 猫岩(魚沼・唐松山)

新潟県魚沼の唐松山へ行く予定だったのですが、時間切れで猫岩折返しとなりました。展望の良い岩稜でした。でも、山には少しガスがかかり景色を堪能することはできませんでした。紅葉の季節ならもっと素晴らしい景色を楽しめたでしょう。
Sさん、KRさんとの3人旅です。

駐車場から見上げると猫岩、唐松山が見えた。

ルート数値
距離 8.2Km 累積標高 +930m,-930m 所要時間 5時間55分 (休憩込)

 
行程
手ノ又登山口P9:00 – 9:40滝見台9:53 – 10:38稜線分岐10:50 – 11:58猫岩12:40 – 13:40稜線分岐13:52 – 14:25滝見台14:35 – 14:55手ノ又登山口P

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
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9月の4連休は後半が天気が良さそうと言うことで、新潟の飯士山か唐松山のどちらかに行こうとSさんと相談していたところ、両方とも登ろうという事になり、宿に泊まっての1泊2日の越後旅となりました。もちろん、宿はGotoキャンペーンを利用して35%割引です。
関越トンネルを出ると雨が降っていました。湯沢ICを出たところで相談。計画では先に飯士山に登ることにしていたのですが、唐松山を先に登ることにしました。
小出ICまで行って、中子沢から左に入って林道を進みました。道幅は狭く前方から車が来ないことを願いながら奥に進みます。道脇にはススキがたくさん穂を付けていました。
手ノ又登山口の駐車場に到着。5-6台は駐まれそうです。

登山口へ向かいます。この先にはため池がたくさんあって、錦鯉の養魚場のようです。地形図に池がたくさん載っているので湿地帯なのかと想像していたのですが、そうでは無かったようです。

登山口。

登山口からいきなり急登です。

困ったことに、蜘蛛の巣だらけです。私が、このグループでは一番の若手なので、先頭に歩く事になりました。ストックで蜘蛛の巣を払いながら登ります。道は赤土で注意しないと滑ります。

滝見台に到着。左手下に不動滝がきれいに見えました。ここで最初のエネルギー補給です。ところで、私は大失敗をしでかしてしまいました。途中のコンビニでおにぎりを買ったのですが、それをザックに入れてくるのを忘れたのです。パンと非常食はあるので空腹にはなりませんが、物忘れが増えてきた現実に気持ちが萎えます。

滝見台から北側には、稜線分岐から南に延びる尾根がきれいにみえます。この尾根は灌木が多く、背の高い木が少ないのです。登山道がはっっきりと見えました。

少し崩落が始まっている場所があります。この尾根のロープはしっかりしたものが多く、支点も太い鉄棒が打ち込まれていました。

急な登りです。

ロープ。下りでは使わせて貰いました。

稜線分岐まで登ってきました。上権現へは分岐からも急な登りが続くようです。

分岐で大休止。
姫池。かなり水が溜まっていました。

右下にため池が小さく見えていました。登山口の辺りです。

稜線は歩きやすい山道なのですが、所々に急な登り下りがあります。

三角点のあるピークは南に大きく崩落していました。「分県登山ガイド」には「いっぷく平」として紹介されている場所なのですが、私はこんな場所で落ち着いて休んではいられません。

三角点から15分程進むと猫岩が見えてきました。高い方のピークが猫岩です。どうしてそのような名前が付けられたか分りませんが、2つの岩山を猫の耳に見立てたのかもしれません。

手前の岩。

手前の岩から猫岩を見る。

猫岩の下には「猫岩は通り抜けできません」の標識があります。右側は猫岩を巻いて唐松山へ向かう道です。

猫岩に登りました。途中の岩は今はしっかりしているのですが、その内に転がるのではないかと思われました。力を掛けずにゆっくりと慎重に登りました。
猫岩の上は少し広くなっていて7-8人は休めそうです。

岩の上は360度の眺望が楽しめます。ただ、今日は少しガスが邪魔をしていますが。
東側。右奥が唐松山です。ここから往復で1時間。下山時刻が遅くなるので今日は猫岩から引き返すことにしました。

越後駒ヶ岳方向。ぼんやりと稜線が見えます。

小出の街並み。

歩いてきた稜線。先に見えるのが上権現堂山。紅葉時期ならすばらしい景色なのでしょうね、きっと。

猫岩で大休止後、下山開始です。
岩から下りようとすると、一人の登山者が稜線をこちらへ歩いてきます。私達が下りるのが待ちきれないのか唐松山へ行ってしまいました。帰りに岩に登るのでしょうね。
紅葉が始まっています。

上権現堂山が近づいてきました。

稜線から振返ると、守門岳のなだらかな稜線が見えました。

蜘蛛。こんな蜘蛛が登山道に巣を張っていました。

稜線分岐で休んで、南へ下りました。
日差しがでてきました。分岐の周辺には高い木があります。

また灌木の尾根になりました。滑らないように慎重に下りました。

滝見台で休んでいると、猫岩で行き交った男に追い越されました。
無事登山口まで下山。

駐車場から見上げると、朝は気にならなかったのですが、唐松山・猫岩が見えていました。

下山後、予約しておいた折立温泉の宿に事前連絡しておいた16時に入ることができました。
温泉はぬるめでした。
おばあさん二人で運営している宿でしたが、美味しい料理を戴いて早めに寝ることができました。
次の日は、飯士山へ昇ります。

カテゴリー: 信越 パーマリンク

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