日立の高鈴山を周回してきました。向陽台に駐車して、神峰山(かみねやま)・高鈴山を巡って御岩神社に立ち寄るルートです。好天のなかのんびりとした山歩きを楽しめました。距離はそれなりにありますが、アップダウンが少なく、危険な場所もないので気楽に歩けます。
尾根には大島桜の大木が多く、まだたくさんの花を付けていて、見応えがありました。
久しぶりのMさんも参加して5人旅です。
高鈴山山頂。
ルート数値
距離 11.5Km 累積標高 +-660m 所要時間 5時間10分(休憩込)
行程
桜川ロードパーク8:30 – 9:30 向陽台 9:43 – 神峰山分岐 9:56 – 10:33 神峰山 10:46 – 神峰山分岐 11:16 – 御岩山 11:44 – (11:50 休憩 12:10) – 12:38 高鈴山 12:59 – 御岩神社への分岐 13:32 – 13:42 かびれ神宮 – 14:00 御岩神社 14:18 – 14:50 向陽台
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたコース。
経過
小山を7時過ぎに出発して、集合場所の桜川ロードパークには予定より随分と早めに到着しました。ところが別働隊が遅れてロードパークの出発は8:30になりました。自動車道を日立中央ICまで使ったので約1時間で向陽台の駐車場に到着。やはり、自動車道は価値があります。料金が半額ならうれしいのですが。
大島桜は煙害に強い桜として植林されたそうです。たしかに、火山の噴煙にさらされている桜なら強そうです。
サカキのドームを進みます。見事なサカキです。安蘇の山にもサカキは多いですがこんな見事なドームは見られません。
神峰山に到着。太平洋が見えますが、ここからの眺望はなんと言っても日立の大煙突です。かつては今の3倍の高さがあったとか。(KRさん撮影)
休憩してエネルギー補給。
山頂近くに、神峰神社があります。立派な神社なのですが、正面はスペースが狭く、すぐ切り立った崖になっていて、フェンスもありません。お参りしながらバックすると転落しかねません。
一気に分岐まで戻りました。
分岐からは高鈴山方面に進みます。
御岩神社への分岐です。ここから一気にハイカーが増えました。御岩神社から登ってきた軽装の人たちです。
かつては、御岩周辺はロッククライミングが盛んだったようです。しかし、事故があって現在はその岩場には進入禁止になっています。
御岩山山頂。でもこの標識があるのは山頂では言えないと思うのですが。すぐ近くにもっと高い場所があります。
山頂標識の前は好展望地です。残念ながら霞んでいて遠くの山はわかりません。
山頂を探して奥に行きましたが、最高点と思われる地点には山名板はありませんでした。神峰山にはサカキのドームがありましたが、御岩山の周辺は馬酔木の群落が濃厚でした。その馬酔木の下で大休止。
高鈴山山頂です。花の百名山なんですね。センブリが代表的な花とされているようですが、その花は見たことがありません。夏の花だそうですが、夏の低山は暑そう。
他にもいくつかのレーダー鉄塔があります。高鈴山は見通しのよくて、山頂が広い、電波塔建設の好適地なのでしょうね。
「天測点」なのだそうです。初めて見ました。帰宅後調べると宇都宮の八幡山にもあるとか。
ゆっくり休んでから下山開始です。
約30分で御岩神社への分岐に到着。この道は岩場のルートが通行禁止になってからできた新しい道です。
岩場への進入は禁止です。この道では多くの軽装の観光客と行き交いました。
かびれ神宮。左手前の大岩はイワウチワで覆われています。数週間まえなら見事に咲き誇っていたでしょう。
タラノメの目立つ谷筋の道を20分下って御岩神社に到着しました。
神社は大杉囲まれています。パワースポットとして有名らしいです。
神社からは車道を向陽台へ向かいます。
途中、有名な豆腐屋があって、そこで、おからドーナツを食べました。まずまずの味です。その豆腐屋の駐車場には湧き水があって、多くの人が水を汲んでいました。私も飲んでみましたが、美味しいのかどうかはよく分かりません。
無事、駐車場にもどりました。今日は約5時間。アップダウンや岩場が少ない分気楽に歩けました。
花
モミジイチゴ。大部分は花の最盛期を過ぎていますが、元気な株も残っていました。