2020年5月29日 大郷戸アルプス

益子の大郷戸アルプスを歩いてきました。初夏の陽気に低山を歩くのは汗だくになりそうですが、今日は程よく涼風があり、快適に歩き通す事ができました。
3人旅です。

歩きやすい山道でした。

ルート数値
距離 12.1Km 累積標高 +850m,-850m 所要時間 6時間50分 (休憩込)

行程
小山 6:00 – 6:50三ノ宮神社7:20 – 7:37荒町自然公園標識 – 8:30行灯峰 – 9:07中尾根展望西コース分岐9:20 – 10:50富谷山11:20 – 12:38回顧の峰12:43 – (230.2m峰)13:35 – 14:00下山口 – 14:10三ノ宮神社

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
大郷戸アルプスは最近時々名前を聞くのですが、まだ歩いたことはありませんでした。Mさんが久しぶりの山歩きに大郷戸アルプスを歩くというので私も仲間入りしました。Kさんも入って3人旅です。
大郷戸アルプスは地元の有志が開発・整備保守もされているようです。とても歩きやすいコースでした。

三ノ宮神社から反時計回りに周回することにしました。三ノ宮神社には十分すぎるほどの駐車スペースがあります。簡易トイレも置かれていました。

田植えが終ったばかりの田んぼ道を進みます。

南には大郷戸の谷。これから歩く尾根が見えます。

「荒町自然公園入口」の標識を左折して、南へ進みます。

森の中の道は爽快でした。

公園の入口らしいです。トイレがあります。

直進して尾根を登ります。

草地が拡がっています。浅間神社がありました。

道は尾根を下りていきますが、右に入ると尾根道が続いています。

アップダウンの少ない歩きやすい山道です。

金毘羅神社への分岐。このコースには「大郷戸アルプスの仲間たち」というグループが整備した案内標がたくさん付けられています。

コアジサイが咲いていました。この先でも、沢山のコアジサイを見ることができました。

その先で尾根は車道で切られていました。でも少し左に進むと尾根に復帰できます。

尾根から少し東に離れていますが、「行灯峰」に立ち寄りました。どうして「あんどん」なのか分りません。少し先に「大山祇命」と彫られた石碑もありました。山頂部には梵天飾りで使われたのかもしれない竹が数本捨てられていたので、祭事が行われる場所なのかも知れません。

主稜線に戻って南進。
地籍図根三角点というものが有りました。

分岐標。ここで一休み。

最初の鉄塔。今回は西尾根・東尾根でそれぞれ2つずつ、計4つの鉄塔の下を通過します。鉄塔下からは日光の山々が見られると期待していたのですがまったく見えませんでした。白く霞んでいます。

登山道でこんな花を見ました。東尾根でも少しみましたが、西尾根ではこの1株だけです。タツナミソウでしょうか。こぢんまりした株ですが。

夫婦坂。

坂の中程に「夫婦の木」がありました。種類は不明ですが、2株の木が途中で完全に合体しています。その先でまた分かれるのですが、片方は折れていました。

また分岐です。「中尾根西展望」コースへの分岐です。

この花は何でしょう。

2番目の鉄塔。

鉄塔の下にはアマドコロがたくさん咲いていました。見頃は少し過ぎていましたが。アマドコロとナルコユリの違いは茎に角張った所があるのがアマドコロということらしいです。

東に雨巻山がみえましたが、近くなのに少し霞んでいます。

332m峰。標識が多いので位置把握で悩むことはありません。

三角点。287.2m峰。

大岩への登り。この登りでもコアジサイが見られました。

大きくない「大岩」です。

その横にある鏡岩。

何の標識でしょう。県境が東の尾根に下る場所にあったので境界杭なのかも知れません。

岩瀬町の「猟区」看板。これは県境が西からこの稜線に合流する場所にありました。

326m峰。

狭い尾根を進みます。

すぐ354m峰です。富谷山亡き後、大郷戸アルプスの最高峰らしいです。

木に白い花が咲いていました。落ちている花を見ると花弁は五枚です。名前は不明です。

まもなく富谷山分岐。

分岐から南に少し登ると、樹林帯から飛び出ました。

採石場の上の好展望地にでました。正面に筑波山、加波山が見えますが少しぼやけています。
眼下の町は岩瀬の街並みです。目を凝らすと、北関東自動車道を走る車も見えました。

富谷山の山頂は削られて消えてしまいました。展望地の少し南東に山頂はあったようです。

360度の展望なのですが、ハッキリ分るのは北東の雨巻山です。雨巻山からの西尾根が呼んでいるように見えました。今度の冬には歩いてみましょうか。

展望地のすぐ下にもコアジサイが見頃でした。

富谷山分岐に戻りました。私たちは西尾根から東尾根に周回します。

分岐では尺八を吹きながら登ってきた男性に会いました。「大郷戸アルプスの仲間たち」のメンバーの方で、話し好きのようで、大郷戸アルプスについて色々と聞かせてくれました。

東尾根を下ります。緩やかな尾根です。

分岐もたくさんあります。エスケープルートには困らないコースです。

柳沢の採石場辺りに来ました。

また地籍図根三角点がありました。

何の花でしょう。カズラです。

回顧の峰に到着。振返ると富谷山周辺が見えます。

「狸転げ坂」。気を付けないと人間も転びます。慎重に下りました。

三つめの鉄塔下です。

またまた地籍図根三角点です。大郷戸ダムがチラリと見えました。奥に見えるのは加波山です。

三角点峰への登り。疲れた足腰には厳しい登りでした。

三角点峰。230.2mです。三等。

東尾根でもタツナミソウを見ました。

「新登山道」に入りました。

中世の城跡だそうです。空堀しかありません。

城跡をトラバース。

広い尾根にでました。「お疲れ様でした」の標識。

車道に下りてきました。10分程歩いて三ノ宮神社に戻りました。

今日は、水を4Kg程余分に担いでいたので、脚以上に、肩と腰に疲れを感じていました。
今年の夏は東北の山を歩きたいと思っています。それで、少し歩荷訓練をして見ました。
まだまだです。

カテゴリー: 八溝・筑波 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です