2020年3月26日 竪破山(たつわれさん)

日立市の竪破山へ行きました。巨石で有名なのだそうです。下山後は美味しい海鮮丼を食べました。
4人旅です。

見事な太刀割石。

ルート数値
距離 3.1Km 累積標高 +260m,-260m 所要時間 2時間10分 (休憩込)

行程
小山 6:00 – 7:50登山口8:10 – 弁天池8:45 – 釈迦堂8:53 – 9:00山頂9:35 – 釈迦堂9:42 – 9:47太刀割石9:50- 弁天池10:02 – 10:20登山口

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
先週は少しハードなコースだったので「今度は楽なコースにしよう、できれば下山後美味しいものを食べたい」と言う事で日立市の竪破山に行くことにしました。海鮮丼をKeywordにネット検索でいくつかの店をリストアップして出かけました。
自動車道を日立北ICで下りて県道60号を西に進みました。カーブの多い道でしたが交通量は少なく快調に進めました。「黒前神社」の大きな看板を右に入ります。鬼越という集落で林道に入ると道幅は一気に狭くなりました。舗装が無くなる地点に大きな一の鳥居があり、そこから砂利道を数分で駐車場に着きました。

結構広い駐車場でトイレもありました。トイレは清潔とは言えない状態でしたが、前に沢があって、そこできれいな流れで手を洗うことができます。
歩き始めるとすぐ分岐です。右に進みました。

杉の植林地内の遊歩道です。

後生車がありました。願いを込めて回すものだそうです。私は無事山行を願って回しました。

石塔がありました。「一心」は読めますがその上は読めません。

不動石。平らな岩なので動くことはないでしょうね。上に不動尊を祀っています。

歩きやすい遊歩道です。

烏帽子石。見る位置によって印象が変わります。


岩の多い登山道です。

手形石。全面の筋に掘れているのが手形に見えるのでしょうが。

上の方にも色んな岩がありそうです。

畳石。水平に割れてそれが畳を重ねたように見えるから畳石なのだそうです。でも、不動石も水平に線が入っていましたので、この辺の石は水平に割れやすいようです。

スミレが登山道に咲いていました。

雷杉。落雷では芯が腐るようです。

登山道にこんな金具が埋められていました。何か調査したときの遺物でしょうか?

炭焼き釜跡。

弁天池に到着。

雷神降臨杉。降臨してどちらへ行かれたのでしょうか?

仁王門。中には左大臣、右大臣が安置されていましたが、KTさんによると後ろに仁王様も置かれていたとか。

すぐ上でT字路になります。私たちは右に進みました。

釈迦堂に到着。前に甲石、舟石があります。

甲石。上に登れるように鎖とロープが付いていました。四角い穴が掘られていて薬師如来が祀られているそうです。中は見ませんでした。

舟石。この写真に下部と石の四角い穴が写っています。

薬師堂の横の石段を登ります。この石段は奥行きが狭くて登りづらいものでした。

石段の上には黒前神社がありました。

神社の右奥が山頂です。二等三角点もあります。


山頂には展望台がありました。

螺旋階段を上ると景観が広がりました。
南東。神峯山、高鈴山はハッキリと見えました。

那須連峰は真っ白でした。左側は大佐飛山らしいです。展望台で磁石で確認しようとしたら、磁北針が見当違いの方向を指していました。展望台の鉄骨が磁力を帯びているようです。
案内板には日光が見えるとなっているのですが、木々が邪魔しているようです。

山頂からショートカットで釈迦堂に下って太刀割石へ向かいました。
大きな岩です。見事な割れ方でした。


そこから奈々久楽の滝へ向かったのですが。

伐採作業の為に遊歩道が通行禁止になっていました。

仕方有りません。太刀割石まで戻ってそこから弁天池へ降りました。そこからも一気に下って登山口に戻りました。
帰りに一の鳥居に立寄ました。随分立派な登山口の石碑がありました。ここは茨城百景なのだそうです。


2時間少しの短い山歩きでしたが、巨石は見応えのあるものでした。

帰りに十王ダムに寄ってダムカードを貰おうとしたのですが、新型コロナウィルスの感染防止のため事務所での配布は行っていないとのことでした。各所からやってくる希望者の中には感染者もいるでしょうからやむを得ない処置なのかも知れません。来訪の証拠になる写真を同封して郵便による請求には応じて貰えるそうです。

帰りは少し大回りして海岸近くの食堂で海鮮丼を食べました。ネタが新鮮で美味く値段もそこそこだったので大満足です。その後、「おさかなセンター」に立ち寄りました。女房孝行のKTさんはいつものようにお土産を買っていました。私は何も買いません。
小山に着いたのは3時過ぎで、珍しく早い帰着となりました。

カテゴリー: 八溝・筑波 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です