赤城の鈴ヶ岳に行ってきました。雪は少なめでしたが、雪山歩きを楽しむ事ができました。赤城全体としてはかなりの登山者が来ていたと思うのですが、私たちが山中で出会ったのは4人グループ1組だけ。鈴ヶ岳は穴場だったようです。
3人旅です。
ルート数値
距離 5.6Km 累積標高 +680m,-680m 所要時間 5時間27分 (休憩込)
行程
駐車場(新坂平)8:15 – 8:57展望地9:02 – 9:46鍬柄山10:10 – 10:40分岐コル10:43 – 11:13鈴ヶ岳11:45 – 分岐コル12:10 – 12:40鍬柄山12:54 – 13:07展望地 – 13:42駐車場
経過
小山を6時頃出発。新坂平駐車場には8時前に着きました。雪の多い年は駐車場に入ることも出来ないそうですが、本日は楽に駐車できます。私たちが最初の駐車でした。
尾根に向かって登ります。古いトレースの上に新雪が10-20cm積もっていました。Sさんはストックを忘れてしまいました。枝を拾ってストックにしています。
展望台。正面に黒檜山が見えるのですが、丁度、薄雲に覆われてました。
鍬柄山手前のコルで兎の足跡を見ました。他でもたくさん見ました。他の動物の足跡は見ませんでした。
黒檜山。雲がとれました。大沼では赤・青・黄色・緑など多彩なテントが点在していました。ワカサギ釣りも盛況なようです。
日光連山。皇海山・錫ヶ岳・白根山が見えました。四郎岳が特徴的な山容を見せていました。
大休憩して、鈴ヶ岳へ向かいました。
鍬柄山の北側は細尾根になっています。細尾根の下りは神経を使います。
細尾根といっても、周りは樹林なので怖さは和らぎます。そして、一番急な場所には都合良く根が張っていてそれを掴んで下ることができました。
前を見ると、鈴ヶ岳が随分と大きく見えるようになりました。
鈴ヶ岳手前のコルへは随分と急な下りでした。ジグザグに下って行きます。
コルに着きました。ここは地形図通りに北方向、南方向への分岐にもなっているようです。
少し休んで鈴ヶ岳へ登り始めました。急な斜面は最初は広いのですが次第に細くなりました。南寄りに登って行くと細尾根に辿り着けました。雪が少ないので夏道をしっかり辿ることができます。
細尾根になると、岩場がでてきました。
アイゼンで岩場を登るのは慣れていませんが、難なく登れる岩場でした。Kさん撮影。
山頂近くになると、石碑が増えました。信仰の山だったようです。
3つの大きな石碑がありました。こんな重い岩をどうやって運んで来たのでしょう。「愛宕山大神」「鈴嶽山神社」「赤城山大神」と彫られているようです。
山頂からは眺望は良くありません。北西に少し開けた場所からは子持山が見下ろせました。
その右手には、山頂の平に見える特徴的な山が見えたのですが山名は不明です。
大休止後、下山開始です。少し下ると男女4名の登山者と行き交いました。本日山中で会った登山者はこの4名だけです。
鍬柄山がよく見える場所がありました。西側の斜面はかなり荒れています。
登りで苦労した岩場は後ろ向きにおりました。
コルまで下ると今度は登りが続きます。
まもなく鍬柄山です。
鍬柄山まで戻ってきました。ここでアイゼンをとりました。
鍬柄山からの眺め。登りで見た景色と少し変わっています。
黒檜山。
無事下山。
駐車場には3台の車が駐まっていました。山で合った人が2台の車で来たのか、1台は地蔵岳に行ったのか不明です。
下山後、やすらぎの湯で汗を流そうとしたのですが、なんとバスでやってきた団体戦で満員。あきらめてあいのやまの湯へ行きました。65歳以上は310円というお得な料金で汗を流すことができました。私もこんな利点を活用できる年齢になりました。