初めて古賀志山の中尾根に挑戦しました。そこから鞍掛山に回って、天狗鳥屋を経由する周回です。中尾根は楽しい岩登りでした。その先も天気が良くて楽しい尾根歩きになりました。でも少しハードでした。2日経過した今も少し筋肉痛が残っています。
3人旅です。
ルート数値
距離 10.9Km 累積標高 +1,240m,-1,240m 所要時間 8時間20分 (休憩込)
行程
駐車地 7:30 – 7:40中尾根末端7:50 – 8:45中尾根分岐1 – 9:09軍艦岩9:20 – 9:26中尾根分岐2 – 9:44(496P) – 10:34(559P)10:37 – 12:08(431P)12:20 -13:00シゲト山 – 13:25鞍掛山 – 13:32大岩13:45 – 13:51大岩下分岐 – 14:13双体神 – 14:25鞍掛山登山口 – 14:55長倉山- 15:13天狗鳥屋入口- 15:22天狗鳥屋15:26 – 15:34天狗鳥屋入口 -16:50駐車地
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたコース。
経過
古賀志山は何度か歩いていて、鞍掛山への周回も3年前に歩いています。しかし、中尾根は未踏で、是非歩きたいと思っていました。今回、ベテランのSさんの先導で中尾根に挑戦することにしました。また、Sさんの希望で、鞍掛山の南尾根を下り、天狗鳥屋にも立ち寄る計画です。
赤川ダムの奥の空地に駐車して出発しました。
新しく林道が出来ていました。斜面から今にも落石が発生しそうな道でした。「落石注意」の看板はありましたが。
中尾根の末端に到着。末端は予想以上の急傾斜の岩場でした。ロープが下がっています。
最初は確保して貰って登ることになりました。Sさんが軽やかに登って行きます。
次に私が簡易ハーネスに確保ロープをつないで登りました。思った以上に、岩がしっかりしていました。脆い岩で落成が頻発する場所は嫌ですが、ここはしっかりしていて助かります。トラロープも木の根などのホールドも結構あるのですが、念のために確保付で登ります。濡れていると怖いでしょうが今日は乾いています。私が登り始めた頃にオジサンがやってきました。1ピッチ登った所で自己ビレイをとって、オジサンに先に行って貰いました。度々来ているというオジサンはスイスイと登って行きました。私は、落石が怖いので、上を見ていました。何事も無く登ってくれました。
2ピッチで最初の岩場を登りきりました。
正面のピークは今日最後に登る予定の天狗鳥屋のようです。
2番目の岩場です。上に見える岩が落ちてきそうでした。少し右に廻り込むように登りました。
ここは、確保無しで登ったのですが、最後に嫌らしい場所があって、そこは確保して貰いました。トラロープと細いクサリがあったのですが、念のため。Sさん撮影。
コルに下りてきました。そこへは北コースからも合流できるようです。
ロープのある岩斜面です。北コースから廻ってきた若者が両手でロープを掴んで元気よく駆け上がっていきました。もしロープが切れたらと思うと、私はそんな怖いことはできません。ロープは片手で掴むだけで、できるだけ岩を掴んだり押したりしながらゆっくりと登ります。
この岩は軍艦岩と呼ばれているそうです。その前で一休みしました。
コルに下りると、そこは分岐になっていました。
左に下りると「北コース」、右に下りると「東屋登山口」だそうです。
するとそこは496地点です。右前方に559ピークが見えました。
左手奥に古賀志山が見えました。その左は東稜見晴のピークです。
私たちはその大岩へは進まず、右にそれてトラバース道で559ピークを目指しました。こんな道があるんですね。知りませんでした。
私たちは559ピークの手前で大休止しました。富士山が見えたのですが、写真では全く判別が付きません。
休憩後559ピークへ向かいました。
ピークは5-6人の登山者で賑わっていました。
ピークで写真を撮ってすぐ出発しました。
弁天岩の東を廻り込むのですがそこはとても狭い道でした。
約540mピークへ登ります。
約540mピークからの下りでは道は2つに分かれていました。まっすぐ行くと、尾根を下って林道に下りてしまうようです。小さな案内板で鞍掛山方向を指示してくれていました。
手岡(ちょうか)峠は植林地の中です。地形図では南東から破線道がきています。
標高431地点です。奥に見えているのがシゲト山と鞍掛山です。
シゲト山への登り。松葉の堆積でふわふわになった道を上ります。
日光の山は少し雲がかかっていました。雪が降っているのでしょう。
大岩からの展望。午後になっても富士山が見えました。
筑波山方面
大岩で大休止。
大岩を下ると小さなコルにでます。一般登山道はここを右に下ります。私たちは直進して尾根を下る予定です。
石がゴロゴロして歩きづらい山道です。左を見るとなだらかな尾根が続いていました。次回は尾根を最後まで下りたいと思います。
今日は天狗鳥屋に立ち寄る予定です。舗装林道を左に入るのですが、予定して場所より少し前に左に入りました。日光でよく見る正方形のプレートに呼び込まれました。
結局、予定していた尾根より1つ東の尾根に取り付きました。そちらも踏跡は濃厚でした。
踏跡は西と南に分かれます。どちらにするか迷います。結局、スマホアプリのYamapの軌跡を参考にして進みました。少し南に進んでから右に入りました。
「コブシ岩」の標識を西に入ります。
ジグザグに数分登ると天狗鳥屋でした。山頂近くで南に踏跡がありましたが多分コブシ岩へ行くのだろうと思います。随分と手の込んだ山名板がぶら下がっていましたが、写真ではまったく分かりません。
「コブシ岩」の標識まで戻って少し南に進むとトリムコースにでました。
キャンプ場のトイレ近くに下山できました。数分で駐車地に戻って本日の山歩きを終了しました。
中尾根は楽しかったし、そこからの尾根歩きも楽しかったのですが、少し脚に堪えたようです。楽しくても岩場が長いと疲れが大きいようです。
いつもより筋肉痛が残りました。