2019年12月22日 黒斑山

初めての黒斑山です。雪山体験という名目だったのですが、雪は僅か。でも、間近には雄大な浅間山を、遠くには北アルプスを見られて満足の山歩きでした。
10人旅です。

黒斑山から見た浅間山。

ルート数値
距離 距離 6.2Km 累積標高 +660m,-660m 所要時間 4時間50分 (休憩込)

行程
高峰高原ビジターセンター9:20 – 11:07槍ヶ鞘11:09 – 11:22トーミの頭 – 11:45黒斑山12:15 – 12:32トーミの頭 – 12:47槍ヶ鞘 – 14:10高峰高原ビジターセンター

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
省略

経過
小山6時発。途中、佐野のメンバーと合流して佐野田沼ICから北関東自動車道に進みました。渋滞に遭遇すること無く北佐久ICで高速を下りて、チェリーパークラインで標高を上げて高峰高原ビジターセンターの駐車場に9時頃に到着しました。周りには全く雪はありません。

車坂峠から表コースで山頂を目指します。

峠から20分程緩やかに登ると車坂山です。
そこから、富士山や八ヶ岳を見ることができました。

標高2100mを越えるとガレ場があって、そこからは見事な眺望を楽しめました。正面の雪が見える場所はスキー場で人工雪だそうです。

一休みしながら眺望を楽しみました。
高峰山の後方には穂高連峰。大キレットのへこみがハッキリと見えます。槍ヶ岳は少しぼやけていました。

東篭ノ登山の左には鹿島槍ヶ岳の双耳峰が見えました。

水ノ塔山の右奥には妙高・火打が見えました。

そのさきで、標高2200m辺りから少し雪が出てきました。階段の木枠が障害物競技のハードルのようになっています。一部で凍結している箇所もありました。

避難所がありました。大きなドラム缶を切ったような形ですが、かなりしっかりした構造物のようです。その中は何もありませんでした。もし、噴火があってここに避難したときは噴石の屋根に落ちる轟音で生きた心地がしないでしょうね。ふと、今朝、火山情報を確認しなかった事を思い出しました。

避難所からすぐ先が槍ヶ鞘でした。浅間山の勇姿に圧倒されます。雪の少なさに驚きます。これじゃ天花粉を振りかけたようなものです。
ルートは一端下って、写真左上のトーミの頭へ向かいます。

槍ヶ鞘からも後立山連峰が見えました。東篭ノ登山の後方に見えるのは白馬三山です。

左から戸隠、高妻山、焼山、火打山、妙高山です。

槍ヶ鞘から下ると、中コース(沢沿いのコース)と合流します。

大きな崩落地の端を登ります。この辺りは凍結しているとアイゼン必須になるでしょうね。

佐久市街を見下ろします。左奥は奥秩父、右奥は八ヶ岳です。

すぐトーミの頭につきました。

頭からの浅間山。

そこから黒斑山までは少し雪がありました。数センチですが。

黒斑山山頂に到着。

剣ヶ峯。

私たちもゆっくりと休みました。NGさんが温かい肉まん・大判焼きを作ってくれました。非常に美味しかったのですが、ザックが重くなることを思うとなかなか自分では作れません。
下山開始。
トーミの頭からみた八ヶ岳。中央奥に甲斐駒、その少し右に仙丈ヶ岳が見えました。

下山風景。下りでも北アルプスの眺望を楽しむことができました。

私は黒斑山~トーミの頭、槍ヶ鞘から少しの間、チェーンスパイクを着けました。トーミの頭までは無くても大丈夫ですが、槍ヶ鞘から少しの間は少ない雪が凍結しているのであった方が安全だと思います。チェーンスパイクは装着・脱着に時間が短くて済むのが助かります。脱いだらストックを持つ手で持ち歩くこともできます。
登山道脇にゴムパイプが通っています。登りでも気になったのですが、どうやら、噴火観測の電線・ケーブル線が入っているようです。

高妻山。少しガスが湧いてきました。

展望地で最後の眺望を楽しみました。ここからは御嶽山~鹿島槍まで見渡すことができました。

車坂山への登り。山歩きが久しぶりのISさんはかなり疲れていました。

無事、車坂峠まで下山しました。
下山後は高峰高原ホテルの風呂で汗を流して帰路につきました。

カテゴリー: 信越 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です