2019年11月30日 前黒山

毎年恒例の山仲間の忘年会山行で前黒山へ行ってきました。前日に積雪があったようで、今シーズン初めの雪山となりました。
21人の大人数での山歩きです。

山頂。

ルート数値
距離 5.6Km 累積標高 +650m,-650m 所要時間 4時間35分 (休憩込)

行程
林道駐車地10:40 – 登山口10:48 – 11:15広場11:20 – 稜線にでる12:20 – 13:00山頂13:30 – 稜線から下る14:08 – 14:47広場14:52 – 15:10登山口 – 15:15林道駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
この時期に山仲間の忘年会があるのですが、最近は那須の格安の宿泊場所を利用する事が多くなりました。そうなると飲み会前の山行もその近辺を歩くのですが、今年は前黒山に決まりました。一応栃木百名山になっていますが、非常に地味な山で、こういう機会で行かないと行くのを忘れてしまうような山です。かつては西側の林道から藪こぎで山頂を目指すルートしかありませんでしたが、数年前に北東からのルートができたようです。もちろん、私たちは新しいルートを利用しました。総勢21人の大パーティでしたが、多分、一度に前黒山に登った人数としては最大だったのではないでしょうか。

ゆっくりと鹿沼8時集合。塩原の温泉街を過ぎて日塩道路方向に進むと昨日降ったと思われる雪が残っていました。5台の車に分乗したのですが、私とSさんの車はノーマルタイヤのままです。大沼方向に大きく左折すると凍結している場所があります。前を進むSさんの車が農耕者の進入で傾斜地で停止したのですが、その後、後輪が空回りしてなかなか進めません。なんとか進めましたが、私はそれを見ながらの運転なのでハンドルを握る手に力が入りました。
なんとか大沼の駐車場に到着。トイレも完備した駐車場です。

この先はノーマルタイヤの車は進むのを断念してスタッドレスタイヤの車に迎えに来てもらうことにしました。林道を少し入ると広くなった場所がありました。その先は林道も荒れています。そこに駐車して、歩き始めました。

駐車地からすぐ先に登山口の標識。

植林地の中を進むと、すぐ沢沿いの道にでました。

奥に、前黒山らしきピークが見えました。

30分少々で広場のような場所にでました。そこで小休止。
そこから急登が始まります。今日も先頭は来年喜寿のSさんです。

右側はまだ若い植林地です。その境目には網が張られています。
ここの急登は堪えます。もう少し笹が伸びていると掴めるのですが、低い笹が粗く生えているだけです。それでも、下りでは掴ませてもらいました。

左手にピークが見えました。山頂は右にみえるピークの奥のようです。このあたりから少し傾斜が緩やかになります。

傾斜が緩むと楽しい雪景色です。

また急になりました。

まもなく稜線。

稜線にでました。少し冷たい風が吹いていましたが、強くはなかったので助かりました。

大岩の横。稜線には結構岩がありました。

まもなく山頂です。

霧氷。

山頂に到着。三角点があって、山名板は落ちていました。

前黒山は双耳峰です。西峰に三角点があって、山頂となっていますが、東峰が20mくらい高いようです。
山頂にくる手前に東峰への踏跡がありましたが、今日は行く時間も気力もありません。

釈迦ヶ岳方面。

筑波山・加波山も見えたのですが、うまく写真には撮れませんでした。
山頂周辺。

大休止後、下山開始。下山では何度も滑りそうになりました。
特に広場上の急傾斜地は苦労しました。

急傾斜地から弥太郎山が見えました。手前は上の原の畑です。今回は高原大根を買えませんでした。

無事、駐車地まで戻ってきました。久しぶりの山行で疲れている人はいましたが、全員ケガをする事無く下山できました。
私は下山中に気になっていたのは、下山後の車の運転です。チェーンは持っていたので久しぶりに巻く事を覚悟していたのですが(購入したときに一度練習しましたが、自信はありません)、車道にでるとかなり道路は乾いていました。安心して那須に向かうことができました。
忘年会では久しぶりに深酒をして翌朝胃薬を飲むハメになってしまいました。

カテゴリー: 那須 パーマリンク

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