2019年11月14日 茶ノ木平

細尾峠から茶ノ木平を往復しました。紅葉はすでに終わり晩秋の気楽な山歩きを楽しんできました。
KRさんとの2人旅です。

茶の木平展望台から見た男体山。山頂は見えませんでした。

ルート数値
距離 7.6Km 累積標高 +650m,-650m 所要時間 3時間45分 (休憩込)

行程
細尾峠9:20 – 10:42篭石10:47 – 明智平分岐11:00 – 11:15茶の木平展望台11:40 – 明智平分岐12:00 – 篭石12:10 – 13:05細尾峠

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
7時過ぎに運動公園を出発。いくつか小さな渋滞に遭遇。最近はこの時間帯に移動しないので通勤渋滞があることを忘れていました。予定より少し遅れて細尾峠に到着。実は今回の計画を立てたときに一番心配していたのが細尾峠まで到着できるかどうかと云うことです。先日の大雨で林道不通箇所がかなりあるそうなので、もし不通なら鳴虫山に変更する予定でした。でも無事到着できました。
写真は下山時に撮影したものです。今日一日我々しかこの峠を利用しなかったようです。

背丈の低い笹の歩きやすい登山道を上っていきます。カラ松林でしたが、ほぼ落葉済みです。

すぐ鉄塔下に到着。こぢんまりとした鉄塔です。

小さな小屋がありました。草木ダムで管理している細尾雨量観測所だそうです。最近増えている異常な降水量を把握するのに重要度が増している施設といえます。ちなみにこの登山道の左側は渡良瀬水域、右側は鬼怒川水域です。

歩きやすい登山道が続きます。笹は低く丈が揃っていました。

振返ると薬師岳が見えました。

また鉄塔がありました。

少し傾斜がきつくなりました。
新しい倒木。上を越えました。

KRさんは体調が悪そうです。重い足取りです。

篭岩に到着。
下から見上げた篭岩。

横から見た篭岩。

石仏。手前の岩の上にありました。篭岩も日光修験道の一部だったのでしょう。

三角点。登山道脇にありました。ここから東に行く踏跡がありました。どこに行くのでしょう。結構ハッキリしているので下りの時は間違えそうです。

明智平分岐です。当初の計画ではここから明智平展望台を往復する事にしていたのですが取りやめにしました。

ここからはほぼ平らな道です。少し雨がパラつきましたがすぐ止みました。

2つめの新しい倒木。下を潜ります。

半月山方面への分岐を北西に進むと小さな谷を渡ります。飲めそうな水が流れていました。

茶の木平展望台に到着。

男体山が正面に聳えますが、頂きは雲の中でした。

中禅寺湖。社山が尖って見えます。

華厳の滝の観瀑台が見えますが、華厳の滝はこの方向からは見えません。細い滝がみえますが名前は分かりません。地形図では白雲滝というのがその辺りにあるらしいのですが、それでは無いような気がします。

茶ノ木平展望台はかつて「中禅寺温泉ロープウエイ」の山頂駅があったのだそうです。そのロープウエイのルート跡が残っています。帰宅後調べると2003年まで開業していたとか。最近、観光地に残る廃墟が問題になっていますが、ここでは駅舎をきれいに撤去しています。さすが東武です。

枯れた立木の横で大休止。サルノコシカケが見事です。

下山には、茶の木平を周回してみました。半月山方向に進みます。教育林の見事な看板。

途中、明智平へ方向切り替え。標識が小さく、半月方向に較べると山道もハッキリしないので要注意です。

少し進むと右に進む踏跡があって作業小屋と重機が見えました。何を作っているのでしょう。

「華厳観瀑台 第二展望所」の標識が壊れそうでした。

その標識の少し先に、登りで水場に降りた分岐に戻ってきました。そこから先は朝歩いた道です。
一部、急な下りで滑りそうになりますが、滑る事無く快調に下山できました。
最後の紅葉。

送電線下からは矢板の高原山がきれいに見えました。茶の木平では曇っていたのですが、下山途中に完全に晴れてきました。

下山後、ヤシオの湯で汗を流す予定だったのですが、今日は休業のようです。少し早いので裏見の滝に寄ってみました。駐車場から10分ぐらい歩きます。紅葉がまずまずです。

工事中で観瀑台の終点までは行けないのですが、橋の上から滝を見ることができました。
裏見の滝。KRさん撮影。

周りには沢山の滝を見ることができます。

さあ、帰りましょう。

帰路に、今市のたまり漬けの素の店に立ち寄りました。実はこれが本日最大の目的だったのですが。

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