2019年10月27日 頭殿山

山形、朝日連峰の東に位置する頭殿山へ行きました。稜線の紅葉は今年一番の見映えでした。
6人旅です。

紅葉の稜線を行く。

ルート数値
距離 距離 8.2Km 累積標高 +820m,-820m 所要時間 6時間 (休憩込)

行程
登山口8:18 – 10:00水場 – 10:35稜線分岐 – 11:39頭殿山山頂12:10 – 12:52稜線分岐 – 13:15水場 – 14:18登山口

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過

前日15時に鹿沼を出発。山形へ向かったのですが、本宮ICの先で事故通行止めに遭遇しました。本宮で降りて二本松で高速に戻りましたが、この為に2時間近く余分にかかってしまいました。車中泊地に選んだ白鷹町の道の駅は静かでいい所でした。
翌朝、朝日鉱泉を目指しましたが、朝日川沿いの林道に入ると、道幅は一気に狭くなり、対向車の来ないことを祈りながら奥に進みました。道が大きく曲がる場所で路肩に5-6台の車が駐車していました。私たちもそれに倣ってそこの路肩に駐車してしまいましたが、頭殿山の登山口はもう少し先でした。先に駐車していたのは、朝日鉱泉先の吊橋の冬支度をする人たちでした。積雪対策で橋板を外すのだそうです。外した後は枠だけになるのですが、自己責任で通行はできるとか。でも、吊橋の苦手な私には、一気に難度がアップしてしまいます。朝日連峰を歩く時には吊橋の状況確認が必須です。
駐車地。

駐車地から2-3分で頭殿山の登山口でした。その左には広い駐車場があります。

登山口を登るとすぐ廃林道にでました。この林道を20分程進みます。この林道はジグザグに標高を上げて息ますが、所々に亀裂が出来ていて崩落している場所もありました。でも歩行には支障はありません。

この標識から山道に入ります。

杉林の急な山道でした。

すぐ、歩きやすいカラ松林になりました。

ブナ林が始まりました。

標高が上がると紅葉が進んできました。今年の紅葉は色が冴えないような気がしますが、その中でもこの山の紅葉が一番期待できそうです。

水場。写真では分かりづらいですが、きちんと水は汲めます。飲めました。

標高1000m辺りの紅葉。

樹間がポッカリ開いて、大朝日岳が見えました。小屋も見えます。右手が小朝日岳です。

まもなく稜線にでます。

稜線にでると頭殿山が見えました。

足元に壊れた標識が落ちていました。「朝日鉱泉」は読めました。

地形図では実線の道が稜線近くを通っているようになっていますが、その道は、道形はあるのですが完全に藪化していました。とても歩ける状態ではありません。
稜線の紅葉は赤色が増えて一段ときれいに見えました。やはり今年では一番の紅葉です。

東に白鷹町が見えました。

標高1086地点あたり。

まもなく山頂。

山頂に到着しました。三角点もあります。


北側の眺望が開けていました。
しかし、大朝日は山頂を雲に隠していました。登りの途中ではきれいに見えていたのに、残念です。小朝日岳・島原山はよく見えていて、島原小屋も見えました。、

その右。

東の山脈。白鷹町から登ってくるとこの尾根を歩くようです。

山頂のちょっと西側に展望台がありました。そこから御影森山が見えました。

下山開始。

下りでも紅葉を楽しみました。
紅葉のパッチワーク。


気になったのは、文字の刻まれた木がいくつかあったことです。

林道まで下りてきました。

無事下山。
下山後は五百川(いもがわ)温泉で汗を流しました。今日はお祭りだと云うことでタダで入浴でき、有り難い限りです。
帰路では渋滞に巻き込まれる事はありませんでした。

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