以前より行きたかったのですがなかなか機会が無かった会津駒ヶ岳へ行ってきました。紅葉を期待していたのですが、それは少し残念な結果でした。しかし、青天の下、草紅葉の稜線の稜線歩きは想像以上に楽しいものでした。
2人旅です。
まもなく中門池。楽しい天空の回廊歩きです。
ルート数値
距離 距離 14.5Km 累積標高 +1,260m,-1,260m 所要時間 9時間35分 (休憩込)
行程
滝沢登山口駐車場6:17 – 8:03水場8:13 – 9:54駒の小屋10:15 – 10:38駒ヶ岳山頂10:52 – 11:30中門池11:40 – 11:45中門岳11:58 – 12:03中門池 – 12:48駒の小屋13:00 – 14:10水場14:30 – 15:52滝沢登山口駐車場
経過
Mさんが1ヶ月ぶりの足慣らしに会津駒ヶ岳に行くというので私もついていきました。私にとって初めての会津駒です。
前日に檜枝岐村に入って、駒ノ湯で寛いでから、尾瀬公園の駐車場へ入りました。トイレ近くに駐車して車中泊です。すでに2台の車が駐まっていました。
翌朝は4:30に起きて準備開始です。滝沢登山口駐車場には6:00頃に着いたのですがすでに満車で、手前の路肩に駐車しました。
数分で滝沢登山口です。この前と少し奥にかなり駐車できそうですが、手前にゲートがあって塞がれているので車は入れません。
今日は朝、寒かったので薄いジャケットを着込んでいたのですが、少し歩くと暑くなりました。一枚脱ぎます。アキノキリンソウ。今回は花は極端に少なかったので、写真の枚数も少なめです。
土留めを兼ねたような階段が続いていました。そういえば、「どどめ色」と云うのがありますが、何か関係あるのでしょうか。
左手に日光の山々が見えてきました。特徴的な四郎岳がすぐに分かりました。男体山は山頂部が随分と平らで広く見えます。
ドライフラワーになったイワイチョウ。「会津駒ヶ岳」のTシャツを着たお姉さんが教えてくれました。
木道を進みます。少し紅葉が見られました。紅葉しているのはドウダンツツジのようです。
ドライフラワーになったイワイチョウ。実がはじけると三枚前の写真の状態になるようです。
小屋下のベンチで休んでいると山頂方向から20名ぐらいのツアー客がやってきて休憩を始めました。尋ねると昨日は燧ヶ岳に登ったとか。平日でも百名山は中高年でいっぱいです。
登ってくるときに、下山中のおばさんに「富士山が見えますよ」と教えてもらいました。小屋周辺で見よう場所を探していたのですが、なんとトイレの窓から見ることができました。ちなみにトイレは協力金100円です。
振返ると、駒の小屋と燧ヶ岳。写真の中央やや右寄りの奥に富士山が見えるのですが。
山頂からは木が邪魔をして山は見づらいのですが、燧ヶ岳・至仏山は見えました。中央奥は武尊山のようです。
山頂から少し下ると北側の視界が広がります。
北東。大戸沢岳から三岩岳、
北西。越後駒ヶ岳とその手前に荒沢岳。その左の丸い山頂が中の岳です。登りたい山がいっぱい見えます。
木道は壊れている箇所もあります。これらを保守続けるのは大変な労力だと思います。
なぜか「中門岳」の標識。「この一帯を云う」という但し書きがついています。
池から5分で中門岳に到着。池塘を周回する木道があります。ここには標識はありません。
先ほど「イワイチョウ」の名前を教えてくれたお姉さんが寝転がっていました。山を満喫しているようです。
休憩できるベンチでは5ー6人の登山者が休んでいました。私たちも少し休みました。大戸沢岳の左手奥に那須連峰が見えました。
中央は至仏山。その右に尖って見えるのは景鶴山です。景鶴山は冬期にしか登った記録を見ません。田中陽希さんは9/30に登ったそうですが、どのようなコースで登ったのでしょうか放送が楽しみです。
ダケカンバの紅葉。鮮やかさはありませんが、青空には映えます。
下山では水場に寄りました。美味しい水です。登山道から往復5分ですから利用価値は大きいと思います。
登っているときも少し色づいてきたような気がしました。光線の加減なのでしょうか。
無事下山。
アルザで汗を流して帰路につきました。