2017年 1月7日 草津本白根山

スノーシューハイクで本白根へ行ってきました。ロープウェイを使ったので、たった2時間少々の歩きでしたが、素晴らしい眺望と新雪を楽しむことができました。
3人旅です。

空釜と浅間山

ルート数値
 距離 3.1Km  累積標高 +270m, -270m 所要時間 3時間15分(休憩1時間込)

行程
RW山頂駅10:15 – 11:50本白根12:55 – 13:30RW山頂

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
当初は八ヶ岳天狗岳(テント泊1泊2日)を予定していたのですが、天気が良くなさそうなので、日帰りのスノーシューハイクに変更しました。
朝6時に小山を出発して渋川ICを下りてもなかなか雪がでてきません。結局、路面に雪がないままに草津温泉まで来てしまいました。天狗平にくると雪がありましたが、今年も雪が少ないようです。
天狗平に駐車してシャトルバスで山麓駅に向かいます。駐車場もバスも無料なのはうれしい限りです。

約20分で山麓駅に到着。

ロープウェイからの雪景色。真っ白とは言えませんね。

山頂駅に着くとまずパトロール隊の事務所に声を掛けて、ゲレンデ外に立ち入るための届を出します。決まった書式があるので、事前に用意した計画書では受け付けてもらえません。用紙を受け取り銘々に記入しなくてはなりません。せめて複数人1枚で済めばうれしいのですが。
スキー客の間を本白根へ向かいます。雪が凍結して滑りそうになりました。

リフト乗り場の近くでスノーシューを装着しました。

山道に入ると思った以上の雪がありました。スノーシューでも20cmぐらい沈みます。

私たちに先行していた男性はツボ足で苦労していました。その男性を追い越して快調に進みます。

暑くなりました。1枚脱ぎます。

白根山がみえました。規制があるのでそちらには行けません。

1か所だけ急な傾斜がありました。新雪を崩して這い上がります。

動物の足跡しかない場所に踏み跡を刻むのは愉快です。

右に小ピークをみて、平らな場所を少し進みます。そして少し登ると樹林帯が切れた場所にでました。強風で飛ばされたのか雪もあまりありません。

その先ではすばらしい眺望を楽しむことが出来ました。
南方面。浅間山。噴煙も見えました。手前は本白根のくぼ地です。

南東方面。奥に、榛名山、赤城山。

東。ずっと奥に日光白根山、男体山、皇海山が見えます。白根山は白いのですが、男体山、皇海山は黒く見えます。谷川岳付近は真っ白です。

北側。左に特徴的な山容の横手山。中央奥の雪山は岩菅山。その右に苗場山。

北西方面。奥に、妙高、火打、高妻山。

西方面。白馬岳、鹿島槍。それより南の山は本白根が邪魔をしています。

本白根。東側は崖。西は濃い樹林帯です。崖の縁にトレースがあります。

崖の縁のトレースをたどります。

崖の下の大きな窪地。本白根の火口跡(空釜というようです)でしょう。

本白根に着きました。なにもありません。少し南に進むとすばらしい眺望が開けました。先ほどみえなかった南西方向もしっかりと見えます。
まず浅間山。中央奥に富士山の山頂部が見えているのですが。

四阿山、根子岳。右奥に穂高連峰。

穂高方面をアップ。槍ヶ岳も見えます。

野口五郎岳、鹿島槍・五竜。

そこで大休止。そこは比較的風がこない場所なのですが、雪の溜まり場になっているようで、スノーシューを外してツボ足で歩くと50㎝程沈みました。これではスノーシューなしでは歩けません。
1時間ほどゆっくりと休みました。Yさんがうどんをこしらえてくれました。
その先へ進もうかという話もあったのですが、休憩後は即引き返すことで話がまとまりました。
本白根の下り。右には転落したくありません。

新雪を楽しみながら下りました。

下山後は、大滝乃湯で温泉を楽しんでから帰りました。
眺望と新雪を楽しんだ山歩きでした。

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