山小屋2泊で残雪期の雪山を楽しみました。妙高山へも行く計画だったのですがそれは時間切れで断念となりました。宿泊は小屋開き前の高谷池ヒュッテを素泊まりさせてもらいました。
ルート数値
距離6.3Km 累積標高 +1,030m -230m 山行時間4時間45分(休憩含む)
行程
笹ヶ峰登山口9:20 – 黒沢橋10:45 – 11:33(1790m地点)11:55 -13:20富士見平13:30 – 14:05高谷池ヒュッテ
<詳細報告>
5時前に田沼に全員集合。そこで、ワカン、ヘルメットは必要ないだろうということになり、車に置いていきました。車2台に分かれて5時に出発。車は快調に進んだのですが、休憩しようとした横川SAは入口が渋滞しており、入るのを断念。佐久平が最初の休憩となりました。信濃町ICで下りて、県道39号線に入ると急カーブを繰り返しながら標高を上げていきます。道端に採り頃のフキノトウがたくさん見えました。9時前には笹ヶ峰に着きました。登山口前は満車だったのですが、すぐ先のキャンプ場の駐車場はまだたくさん空いていました。駐車場の周りにはまだ1m弱の積雪がありましたが、雪解けはどんどん進んでいました。

できるだけザックを軽量にするために、スコップ、バーナーなども山に持ち込む個数を減らす事になりました。準備後、登山口に計画書を届けて、さあ登山開始。

sakumaさんを先頭に緩やかな傾斜の雪原を上っていきました。

40分程歩いたところでメンバーの一人が「サングラスの片方が落ちた」と大騒ぎ。周りの人で探したのですが見つかりません。結局はお笑いのような結末になり、ついでに小休止することになりました。コースを少し東に進みすぎたようで、黒沢橋を左下に見る場所に出てしまいました。私は橋に下る途中に尻もちをついてしまいました。黒沢橋はその大部分が雪から出ていました。

橋を渡ったところでちょうど下山してきた男性にコース情報を教えてもらえました。橋の少し上流に小滝があり、その脇の急傾斜を上りましたが、もし滑ると滝にドボンしそうでした。斜面を登るとピンクテープがあります。

ピンクテープに従って少しトラバースしてから、十二曲がりを踏跡に従い直登しました。かなり急な上りで、ストックを持つ手に力が入りました。

そこからもしばらく急騰が続くのですが、右側は黒沢への急斜面なので夏道を上りました。夏道は雪が少なく岩の多い急な上りで、所々に踏み抜きしそうな所や凍結場所もあるので厄介です。

標高で150mほど登ると傾斜が緩やかになり、少し緊張が安らぎました。

富士見平に到着。なだらかな地形です。見事な眺望が楽しめました。

その右からは後立山連峰が時期柄くっきりとは言い難いのですがきれいに見えました。鹿島槍から白馬、朝日岳まで見えます。

北信三岳の焼山は山頂部分が少し茶色になっていて火山のように見えました。火打山は青空にくっきりと映えています。

妙高山は山頂部は外輪山の左から少しだけ顔を出していました。
眺望を楽しみながら一休みしました。

休憩後、私が一番心配していた黒沢岳西のトラバースに進みました。

私は夏でも急傾斜のトラバースは大嫌いで、多少疲れても尾根を忠実に歩きたいと思うのです。まして、雪斜面のトラバースなど御免被りたい。おまけに雪崩も怖い。狭い踏跡を外さないように、バランスを崩さないようにストックを持つ手に力が入りましたが、約15分でトラバースは終了しました。雪崩の形跡もありませんでした。

雪崩の形跡も見ませんでした。それ程案ずることは無かったようです。高谷池ヒュッテまで、夏道は少し大きく回り込むようですが、今の季節は雪上を直進できました。

宿泊手続きをしているときに、小屋番さんに本日中の火打山往復はやめた方が無難だと助言され、本日の山行はそこで終わりとなりました。登山口から小屋まで5時間近くかかっているので火打往復するとかなり遅くなる。天気も悪くなっていくので止めた方が良いという事です。
小屋泊は仮営業期間なので素泊まりのみで5000円、テント泊は1000円でした。私たち5人は素泊まり組で、案内された新館の2階は2段になっていて、片側の下の段を割り当てられました。一人当たり2畳近い広さで、奥には棚があり、カーテンで仕切ることもできます。かつての山小屋のギュウギュウ詰めからすると信じられない程快適です。

残りの5人はテント組です。テントは小屋近くに3張りだけでした。
翌日は遅めに出発して火打山を往復し、時間があれば茶臼山辺りまで行ってみようという事で決まりました。
素泊まりなので各自食事を用意しなくてはなりませんが、私が持参したジェットボイルが点火できません。家でテストして点火できることを確認してきたのですがダメでした。別に用意していた着火機でも点火できません。幸い、いしばしさんのストーブが使えたので食事は無事済ませました。
=>帰宅後、簡単に点火できました。調べると、高所、低温下では点火できないことがあるらしく、着火機もジェットボイルの自動点火と同じ仕組みなのでダメだったらしい。普通のライターの持参が必須らしい。




