雪山体験山行に参加した。雪はまだ少なくその下に隠れている石や根で何度もバランスを崩しそうになり、足首の鍛錬になった。
ルート数値
距離7.7km 累積標高 +1,070m -1,070m 山行時間6時間10分(休憩含む)
行程
駐車場8:05 – レストハウス丸山登山口8:08 – 8:55八平ヶ原分岐手前9:02 – 9:48丸山10:07 – 10:27小丸山 – 11:53赤薙山12:20 – 13:20小丸山13:33 – 13:36天空回廊上13:45 – 13:55回廊東屋 – 14:15駐車場
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
略
朝の5時に小山を出発しました。久しぶりの早い出発です。準備万端整っている筈だったのですが、ポットを忘れたのを家を出てから気付いて取りに帰ったりしたので集合場所では最後になってしまいました。
鹿沼IC,日光IC経由で日光駅へ。ここで、二人と合流して大谷川沿いの駐車場に使われている空地で、2台の車にまとまって霧降高原を目指しました。標高1200m辺りから少し車道に雪が現れました。霧降高原では最上部の駐車場は満車でした。日の出を見に来る人が多いようです。登山者用の第三駐車場はガラガラです。
トイレはシャッターが下りていますが開けて利用することができます。雪が吹き込まないようにシャッターを閉めているようです。
出発準備は大変です。一応、家で登山靴、ゲイター、アイゼン、ワカンなどの装着は練習してきたのですが、寒い場所で手袋をしたままではなかなかうまくできません。
準備をしていると軽自動車がやってきて若者が「タイヤチェーンは持っていますか」と聞いてきました。ノーマルタイヤで登って来たらしいのですが、雪が降って来たので恐ろしくなったようです。持っているがサイスが合わないと付けられないことを伝えました。
丸山を目指して、レストハウスの右から入って行きました。最初はツボ足です。
小さな谷に下って登り返すと小丸山です。天空回廊と赤薙山の分岐になります。
焼石金剛までは踏み跡を追っていきます。雪のない時期で
とができました。
林の中は大きな段差が沢山あって面倒です。
最後に傾斜が急になり、段差を乗り越える箇所もでてきます。掴まる場所はあるので難なく登れますが、何度も出てくると疲れます。
赤薙山の山頂に着きました。
大休止して、下山準備。下山はアイゼンを付けることになりました。
下山開始。
すぐ、アイゼンを根に引っ掛けて転倒するメンバーや、アイゼンを付けなおすメンバーもでてきました。
雪は10センチ少々しか積もっていないので、その雪の下に隠れている石や木の根で何度もバランスを崩して転倒しそうになりました。転倒はしませんでしたが、必死に堪えるので、足首が疲れてきました。
小丸山まで下りてきました。ここで一休み。
無事駐車場まで戻ると風が強くなりました。地吹雪のような様相になりました。早めに下山出来て良かったです。今回は各自スノーシューやワカンも担いでいましたが、それを使う場面はありませんでした。
下山後は「ほの香」で汗を流して帰路につきました。ちなみに、道路は標高1000m辺りまで下ると雪は有りませんでした。雪は高原の上だけで降っていたようです。