4日目は下り基調で楽なコースになる筈ですが、足先、足裏に堪えました。しかし、見頃の紅葉を楽しむことができました。
ルート数値
距離17.6km 累積標高 +850m -1,980m 山行時間8時間40分(休憩含む)
行程
七ツ石小屋5:55 – 8:23鷹巣避難小屋8:50 – 9:18鷹ノ巣山9:23 – 10:10城山10:15 – 11:10六ツ石山11:25 – 12:25三ノ木戸山12:35 – 稲荷神社13:45 – 林道へ13:55 – 羽黒三田神社14:15 – 14:35お迎え合流
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
略
朝起きると霧雨が降っていました。テントの撤収時には雨具を付けました。テントは雨を吸って重くなっていました。出発前のテント場。まだ霧雨が降っていました。
東へのショートカットを利用して、小屋から約20分で尾根道に合流しました。
実際は尾根の少し下を通るのですが、整備されて歩きやすい道でした。
しかし、千本ツツジの下で、尾根に忠実に歩いたほうが尾根縦走に相応しいだろうということで尾根に登りました。千本ツツジ山頂です。
少し下ると富士山の右側が見えました。右下に見えているピークは雁腹摺山のようです。その右に浮かぶのは大菩薩峠に続く稜線です。
水根山から下って正面の城山へ向かいます。
歩きやすい落葉の尾根です。右下に奥多摩湖が輝いていました。
小さな「将門の馬場」の標識がありました。かまぼこの板に書いたような標識です。
六ツ石山で休憩後次の狩倉山(1452mピーク)へ向かいました。
踏み跡は薄いですが、岩の間を登りました。
尾根を下っていきます。この辺りから足の指が痛くなりました。
今回はインナーソールを忘れて、SKさんのトレッキングシューズの中敷きを使っています。
初日は登りなので特に問題はなかったのですが、2日目で少し痛くなり始めました。SKさんの工夫で、トイレットペーパーを折りたたんで中敷きの下の土踏まずの辺りに置いて、足が前に滑るのを防止しました。確かにこの対応は有効なのですが、完ぺきではありません。途中、ペーパーを追加したり、靴を強めに結んだりしましたが、3日目の雲取山からの長い下りでも痛くなり、できるだけ指先に負荷を掛けないようにチャップリン歩きを試したりしました。最終日は下りメインなので最初から強めに靴紐を縛っていたのですが、次第に堪えてきました。
前に見えるユニークな山容の山は大岳山です。かつてレンゲショウマを御岳山に見に行ってそこから足を延ばしました。
三ノ木戸山に寄ることにしました。ここから右に尾根に入ります。
数分で登山道に合流しました。
そこからの登山道は植林地内で深く抉れた道で、段差が大きくかつ泥の道で滑りやすくなっていました。仕方ないので脇の植林地を歩かせてもらいました。
稲荷神社の手前に壊れた橋がありました。ロープを掴んで橋の脇に降りました。
人家が登場すると、林道に標識があってショートカットコースに案内されます。
羽黒三田神社の脇に下りてきました。
奥多摩町にはYNさんの旦那さんが迎えに来てくれることになっています。4日前にもお世話なって、下山後までお世話になりました。YNさんが連絡をとって合流することができました。
下山後はもえぎの湯で汗を流してから帰路につきました。
今回で奥秩父主脈縦走は完了です。やったーという感激以上に、無事歩き通せてよかったという安堵の気もちが強いです。私がハードな山行ができるのは後数年でしょう。この数年を有効に使いたいと思っています。