2024.11.17 奥秩父縦走後半4日目(七ツ石小屋~鷹ノ巣山~六ツ石山~奥多摩町)

4日目は下り基調で楽なコースになる筈ですが、足先、足裏に堪えました。しかし、見頃の紅葉を楽しむことができました。

七ツ石小屋から石尾根を下りました。きれいな尾根でした。

ルート数値
距離17.6km 累積標高 +850m -1,980m 山行時間8時間40分(休憩含む)

行程
七ツ石小屋5:55 – 8:23鷹巣避難小屋8:50 – 9:18鷹ノ巣山9:23 – 10:10城山10:15 – 11:10六ツ石山11:25 – 12:25三ノ木戸山12:35 – 稲荷神社13:45 – 林道へ13:55 – 羽黒三田神社14:15 – 14:35お迎え合流

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

朝起きると霧雨が降っていました。テントの撤収時には雨具を付けました。テントは雨を吸って重くなっていました。出発前のテント場。まだ霧雨が降っていました。

東へのショートカットを利用して、小屋から約20分で尾根道に合流しました。

実際は尾根の少し下を通るのですが、整備されて歩きやすい道でした。

しかし、千本ツツジの下で、尾根に忠実に歩いたほうが尾根縦走に相応しいだろうということで尾根に登りました。千本ツツジ山頂です。

霧の尾根を進みました。

上は青空が見えます。山だけに薄雲が掛かっているようです。

少し登って高丸山。富士山が見えました。

少し下ると富士山の右側が見えました。右下に見えているピークは雁腹摺山のようです。その右に浮かぶのは大菩薩峠に続く稜線です。

日蔭名栗山への緩やかな登り。

日蔭名栗山山頂。

緩やかな下り。

鷹ノ巣避難小屋へ到着。

トイレ棟。

小屋の内部。ここで小休止。

鷹ノ巣山への登り。

山頂に到着。登山者は少しでした。ガスに囲まれていました。

下って、水根山(1620mピーク)に立ち寄りました。

水根山から下って正面の城山へ向かいます。
歩きやすい落葉の尾根です。右下に奥多摩湖が輝いていました。

城山への登り。

城山山頂。

山頂に木の御札が埋められていました。

城山からの下り。とても急な下りでした。

そこからはしばらく平らな自然林内を歩きます。快適です。

小さな「将門の馬場」の標識がありました。かまぼこの板に書いたような標識です。

「将門馬場」です。

散っていない紅葉。

六ツ石山分岐。

分岐から数分で六ツ石山山頂に着きました。

少し青空は見えましたが遠くの山は見えません。

六ツ石山で休憩後次の狩倉山(1452mピーク)へ向かいました。
踏み跡は薄いですが、岩の間を登りました。

その先の小さなピークが狩倉山です。

そこは東京農業大学の演習林だそうです。

尾根を下っていきます。この辺りから足の指が痛くなりました。
今回はインナーソールを忘れて、SKさんのトレッキングシューズの中敷きを使っています。
初日は登りなので特に問題はなかったのですが、2日目で少し痛くなり始めました。SKさんの工夫で、トイレットペーパーを折りたたんで中敷きの下の土踏まずの辺りに置いて、足が前に滑るのを防止しました。確かにこの対応は有効なのですが、完ぺきではありません。途中、ペーパーを追加したり、靴を強めに結んだりしましたが、3日目の雲取山からの長い下りでも痛くなり、できるだけ指先に負荷を掛けないようにチャップリン歩きを試したりしました。最終日は下りメインなので最初から強めに靴紐を縛っていたのですが、次第に堪えてきました。

前に見えるユニークな山容の山は大岳山です。かつてレンゲショウマを御岳山に見に行ってそこから足を延ばしました。

三ノ木戸山に寄ることにしました。ここから右に尾根に入ります。

リンドウが咲いていました。5-6輪あったでしょうか。

なだらかで広い山頂でした。

ここも大学の演習林だそうです。一休み。

少し先に進んで、北に延びる小さな尾根を下りました。

数分で登山道に合流しました。
そこからの登山道は植林地内で深く抉れた道で、段差が大きくかつ泥の道で滑りやすくなっていました。仕方ないので脇の植林地を歩かせてもらいました。

その先は丁度紅葉の見頃でした。

絹笠山。ここで、コシアブラの木を見ました。

稲荷神社の手前に壊れた橋がありました。ロープを掴んで橋の脇に降りました。

稲荷神社では赤い鳥居が後ろに倒れていました。

お地蔵様に無事ここまで来られたことを感謝しました。

舗装林道に下りてきました。

林道脇にリュウノウギクが咲いていました。

人家が登場すると、林道に標識があってショートカットコースに案内されます。
羽黒三田神社の脇に下りてきました。

奥多摩町にはYNさんの旦那さんが迎えに来てくれることになっています。4日前にもお世話なって、下山後までお世話になりました。YNさんが連絡をとって合流することができました。
下山後はもえぎの湯で汗を流してから帰路につきました。
今回で奥秩父主脈縦走は完了です。やったーという感激以上に、無事歩き通せてよかったという安堵の気もちが強いです。私がハードな山行ができるのは後数年でしょう。この数年を有効に使いたいと思っています。

カテゴリー: その他方面 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です