沢コースで往復しました。紅葉は見頃ですが、急傾斜の登り下りが多くてとても疲れました。そして、帰路で交通事故に巻き込まれるという災難にも遭遇しました。
ルート数値
距離10.5km 累積標高 +1,020m -1,020m 山行時間7時間15分(休憩含む)
行程
荒海山登山P8:45 – 9:38尾根取付9:48 – 10:23尾根鞍部10:30 – 12:33山頂13:05 – 14:42尾根鞍部14:52 – 尾根取付15:18 – 16:00荒海山登山P
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
略
経過
雨飾山へ行く計画だったのですが天気が悪いので中止となりました。それで、天気の良さそうな場所を探して荒海山に行くことになりました。
荒海山の登山駐車場には8:30頃に着きました。小山から2時間半かかりました。既に2台停まっていました。
駐車場から400mほど入ったここが登山口になっています。登山届ポストがありました。
ここから約1時間沢筋を歩きます。
コンクリート上を歩くのですが、水が流れて滑りやすくなっていました。もとは道だったのでしょうか。
このコースは標識がしっかり付いています。岩にもペンキマークがあります。
このコンクリート板は傾斜があって滑りやすくなっていました。下山時ではロープを掴みました。
見上げると良い天気になりました。予報では曇りが強かったのですが、青空が見えています。
ザレ場を登ります。その上はため池のような地形になっていました。斜面の崩落で沢を埋めてしまったのかもしれません。
尾根鞍部に着きました。一休み。このロープは間違って尾根を直進して1249ピークに向かわないように張られています。
尾根を南進します。鞍部から10分弱進んだ右にピンクテープがあり、そこが北ルートとの合流地点です。登りの時は気付きませんでしたが、下りで気付きました。昨年北ルートから登っています。少し藪っぽいですが、沢コースより傾斜は緩やかでした。
東側を展望できる場所がありました。歩いて来た沢コースの谷が見えます。
鞍部から1時間40分ほど歩くと大岩がありました。その右を進むと、本日一番の難所が控えています。
まず、登山道が崩落寸前で、木の根に掴まって少し下ります。
その先は足場は貧弱ですが、ロープがあるのでそれを掴んで大岩を廻りこみます。
その先は急な傾斜が待っています。丁度、下りてきた単独者と二人連れに行き交いました。
そこからの登りは滑りやすい岩と泥の急斜面です。ロープが架かっているので、片手はロープを掴みました。
尾根は狭く、所々、足元の下は抉れているのではないかと思われるほどの絶壁です。高所恐怖症の私は笹や木の枝を片時も離しませんでした。
山頂下の避難小屋。すでに廃屋です。昨年は覗きましたが今回は近寄りませんでした。
無事山頂に到着しました。
東のピークには三角点があるそうですが、そちらには行きませんでした。栃木県側はガスに包まれていますが、福島県側は晴れています。
西側。田中陽希が登って来たというピークが見えます。かなり厳しい登りだったようですが、下りはどうしたのでしょうね。
13時を過ぎているのでゆっくりしていられません。
下山開始。
この急傾斜の最後で、私はロープを跨ごうとしたときに反対の足が20cm程滑って、丁度又裂きのような状態になりました。裂けなくて良かった。
秋の尾根
ここは小さく2つに分かれている場所でした。左を下ると滑りやすい岩と泥で、右を下ると滑りやすい泥の斜面です。
リーダーは岩の方を下ったのですが、滑るよ、というので泥の斜面を下りました。
鞍部迄下って小休止。
沢への下りは傾斜がきついのでロープがあれば使わせてもらいました。
無事下山。アップダウンが多く、特に急な傾斜の登り下りが厳しいルートでしたが、変化に富んだ楽しいルートでした。時期的に紅葉時期が一番の適期のようです。
下山後は、アウトドアショップの閉店セールがあるということで、那須のアウトレットモールに寄りました。そこで、メンバーの一人がダニに噛まれている事が判明。
私が持っていたダニ取りで取ることができました。取った後もダニは動いていました。ビニール袋に入れたのですが逃げると厄介なので潰してしまいました。南無阿弥陀仏。
その後、帰宅直前で交通事故に巻き込まれることになります。
上三川町の五分一交差点の北で、赤信号で減速中に後ろからきたトラックに追突されて前の車にぶつかってしまいました。車が動かなくなるほどの衝撃でしたが、三人に大きなけがはありませんでした。しかし、翌日以降に、二人に「ムチウチ」の症状がでました。私だけは今のところ後遺症の症状はでていません。
いつもなら、このぐらいのルートを歩くと数日筋肉中に襲われるのですが、何故か筋肉痛はおきませんでした。事故で忙しくて痛みを忘れてしまったのでしょうか。