八ヶ岳の東にある南佐久の御座山(おぐらさん)に行ってきました。日本200名山だそうです。
長者の森からの往復です。アップダウンの厳しいルートですが、頂上からの眺めは見事でした。また途中のシャクナゲ・新緑も見応えがあります。
登山口まで約3時間かかりましたが、おすすめの山です。
3人旅。
ルート数値
距離 11.5Km 累積標高 +1,200m,-1,200m 所要時間 7時間15分(休憩込)
行程
長者の森 8:05 –9:30 鉄塔下 – 9:40 登山道合流点 – 10:17 見晴台 10:25 – 11:02 前衛峰 11:12 – 11:50 山頂 12:35 – 13:05 前衛峰 – 13:35 見晴台 13:40 – 14:15 登山道合流点 – 14:22 鉄塔下 14:31 – 15:20 長者の森
経過
小山を5時にでて3時間近く掛けてやっと長者の森へ着きました。きれいな駐車場です。数台の駐車がありました。清潔なトイレも完備されています。
登山口。「3時間半で山頂」となっていますが、山に慣れていないハイカーには無理だと思います。私たちは4時間弱かかりました。景色にも花にも目をくれず、休憩もなしに登り続けることが出来たなら3時間以内に登れるでしょうが、それでは山を楽しむことが出来ません。
長者の森にはバンガローがありました。他にも宿泊施設があるようです。
10分ほど進んだ場所にも 数台駐車できるスペースがありました。四駆でしたらもう少し奥まで進めそうでした。
見晴しの良い場所で休憩しました。
浅間山が見えます。手前の岩壁は四方原山南東の岩壁のようです。
紅白にきれいに塗られた鉄塔です。他の鉄塔には塗られていないので特別な意味があるのかもしれません。
きれいなシャクナゲを見ながら進みます。カメラタイムが増えてきました。
八ヶ岳が見えています。面白い形の雲がでています。天気は少しずつ崩れそうです。
その標石には「三角點」と書かれているのですが、通常の三角点ではないようです。
ピークのすぐ先に「前衛峰」の標識がありました。見晴しの良い場所を前衛峰としているようです。
御座山が見えてきました。右のピークが山頂です。こちらからは岩場には見えませんが山頂は岩場です。
前衛峰から下ったコルは「うだの沢のトーミ」といわれている場所です。「下新井」と書かれた標識がありますが、その方向には山道はありません。ただ、薄い踏跡が見られました。
登ったところには避難小屋がありました。きれいな避難小屋です。
少し戻って、平らな場所で休みました。
山頂の岩にはたくさんの傷が付いていました。冬場にアイゼンで付けられた傷のようです。真冬にこの眺望を求めてやってくる登山者が多いのでしょう。
山頂からの眺望。
西方向に八ヶ岳が一望できます。
八ヶ岳南部。
休憩後、花を楽しみながら来た道を戻りました。
うだの沢のトーミ付近。
見晴台手前に岩があるのですが、ルートはそれを迂回していました。かつてはその岩を経由していたようです。
見晴台からの下りに平になった大岩がありました。座禅岩という名が付きそうな岩です。
その座禅岩に登ると、平になっていて、その先にも大岩が見えました。
標高1674地点の少し北側に亀岩と名付けられそうな岩がありました。
その先に多少登り返しがありますが、そこを過ぎるとずっと下りです。
無事、長者の森に戻れました。下りは2時間45分かかりました。
下山後は南相木の滝見の湯で汗を流しました。利用者は少ないですが、きれいないい湯です。蕎麦で腹ごしらえして帰路につきました。
この山はなんと言っても山頂の眺望の良さが魅力です。遠くまで見通せる時期、秋に再訪したいものです。
花
登山口~鉄塔
鉄塔~前衛峰
シャクナゲ。白っぽいものから濃いピンクまできれいに咲いていました。
山頂