2021年3月12日 晃石山・馬不入山

 ちょうど一か月ぶりの山歩きです。腰痛がでてしばらく山歩きを休んでいました。またまたの太平山系ですが、今回は大中寺から馬不入山までを往復しました。大中寺から尾根までは初めてのコースを歩いてみました。
1人旅です。

大中寺Cコースはきれいな登山道でした。

ルート数値
距離 8.7Km 累積標高 +920m,-920m 所要時間 4時間25分 (休憩込) 天気:曇りのち晴れ

行程
大中寺P 8:05 – 駒の爪上分岐9:02 – 9:18晃石山9:30 – 9:46青入山 – 9:57桜峠 – 10:25馬不入山10:45 – 11:10桜峠 – 11:25青入山 – 11:43晃石山 – 11:55駒の爪上分岐 – 12:30駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青色が今回歩いた軌跡

経過

ちょうど一か月前に太平山を歩いてその数日後腰痛が発生した。一時は歩くのにも痛みがあったのですが、鎮痛剤で痛みはすぐに収まりました。診断では「椎間板ヘルニア」なのだそうです。
治療といっても何もなく、ただリハビリということで腰あたりのマッサージをしてもらうだけです。その後は筋トレで周辺を鍛えれば良いそうです。
久しぶりにどこを歩こうかと考えたときに、前回から気になっている駒の爪の上の展望台から南に降りている踏み跡を思い出しました。ネットで調べると、大中寺から尾根までは、一般ルート以外にA-Eの5ルートあるらしいのです。情報はいろいろありますが整理すると以下のようになるようです。
Aルート 寺の西の池から198ピークの北のコルに登って、駒の爪上分岐にでる
Bルート 寺の西の池からAルートより一つ北の谷を登ってAルートに合流する
Cルート 寺の西の池から北西に尾根を登り、駒の爪上分岐のすぐ下でAルートに合流
Dルート 「ぐみの木峠」への一般ルートの途中から沢を渡って、Cルートに合流する
Eルート 「ぐみの木峠」への一般ルートの途中からぐみの木峠の西のピークに登る
今回はAルートで登り、Cルートで下りました。
Aルートは踏み跡はしっかりしていますが、落葉が多く、歩く人は少ないようです。Cルートは一番人気で、踏み跡というより登山道といえる程踏みこまれていました。レスキューポイントの看板もあったので、Cルートはかなり認知されたルートのようです。でも、ルート上は見晴らしがいいわけでもないので、主稜線を歩いて少しでも景観を楽しめる方がお勧めですが、大中寺から晃石山への最短ルートとしての価値はあるかもしれません。

大中寺駐車場へは今回は2番のりでした。
駐車場の西側に赤い鳥居があります。そこから登る人がいるらしいので少し覗いてみました。でも、かなりの急傾斜なので病み上がりの今回はやめておきます。予定通りAコースに向かいました。

駐車場から西の沢沿いの道を進むとすぐダムがあり池になっています。これは地形図にも載っています。
池の北側に北に延びる道が分岐していますが、その先には動物捕獲の檻が見えました。そちらへは行きません。
その先、沢には小さな堰堤があります。

そのあたりから右に尾根を登る道が分岐します。
右に進むとCルートです。朝はまっすぐ沢沿いに進みました。

すぐ分岐があります。右がBルート、左がAルートです。

分岐の杉の木にはペンキで「B」の文字が読み取れました。

倒木が邪魔をしますが、奥に進みます。

その先で急に下腹が痛くなりました。以前は山で便意を催すことは少なかったのですが、最近増えているように思います。
年齢を重ねるということなのかもしれません。
その先には棚状になった所があるのですが、棚の先は傾斜がきつくなります。アオキとヒイラギが多く生えています。

すぐコルにたどり着きました。

少し、左に登って、198mピークを見に行きました。
きれいなピークですが祠もありません。

ピークから北西方向にこれから向かう駒の爪上分岐のピークが見えました。

先ほどのコルの先に小さなコルがあってそこでBコースが合流します。多分、「B」と書いたのでしょう。いまは読めませんが、ペンキの跡は残っています。

傾斜は強くなりますが小さくジグザグに踏み跡はついています。

こんな木がありました。ペンキは、A,Bコースは左と指示しているようです。この地点は上から下りてくると尾根を直進せずに左に分岐する小さな尾根に乗らなくてはいけません。下りの時に間違えやすい地点です。

大岩が見えてくるとまもなくCルートとの分岐です。

Cルート分岐。正面の杉にCの文字が見えました。

少し岩っぽい場所を登ると、主稜線の登山道に合流しました。

合流地点の展望台で小休止。
すぐ、ハングライダーのフライト場です。ここでも一休み。霞んでいて東京のビル群は見えません。

晃石山に到着。誰もいません。ここで大休止。おにぎりを食べました。
なんとか男体山、白根山が見えました。

三角点。前回きちんと写真を撮らなかったような気がしたので再度。曇っているのできれいに撮れました。

病み上がりなのでここで折り返そうかとも思ったのですが、せっかく来たのでもう少し先まで行くことにしました。
桜峠に下って、馬不入山へ向かう地点で再度立ち止まりました。どうしょうか。折り返そうか。腰の状態は悪くはないのですが、無理をしすぎてもよくありません。結局、「行け、行け」ということになりました。
なんとか、馬不入山までやってくることができました。再度大休止。お茶を飲んで残りのおにぎりを食べていると大きな犬を連れた女性がやってきました。まだ10か月だというのに40Kg以上あるそうです。やんちゃ盛りなのだそうです。
もう少し休んで、アンパンも食べてから腰を上げました。

駒の爪上の分岐まで戻ってきました。ここからCコースで降りる予定です。
Cコースの分岐。

尾根直進方向にはABのペンキ文字が薄く見えました。A,Bコースは直進です。

ABコースに比べてCコースは明らかに踏み跡がしっかりしています。

Cコースは最初は東方向に延びる尾根を下ります。

レスキューポイントの標識もあります。ということは公に認知されているコースなのでしょう。

この標識で、尾根は南東に方向を変えるのですが、東にまっすぐ下るのがDコースです。
Dコース分岐。Dコースは尾根を下りて沢を渡って、ぐみの木峠からの一般道に合流するようです。

Cコースは2か所急傾斜がありますが、歩きやすいコースです。ただ、濡れていると滑りやすいかもしれません。

久しぶりの山歩きでしたが、大過なく歩くことができました。
これからは太平山系を離れて歩きたいと考えています。

カテゴリー: 安蘇 パーマリンク

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