久しぶりに益子の雨巻山へ行ってきました。13日に日留賀岳開山式を予定していたのですが、あまりに雨の予報が強くなったのでやめたところ、Mさんからのお誘いがあって雨巻山へ行くことにしました。
綱神社からの歩き始めは初めてです。また、今までは冬ばかりでしたが、初めてこの時期に歩きました。少し汗ばみましたが、程よい山歩きとなりました。
4人旅です。
綱神社から歩き始め。
ルート数値
距離 11.1Km 累積標高 +-920m 所要時間 5時間50分(休憩込)
行程
綱神社前8:05 – 9:25 三登谷山 9:35 – 10:25 雨巻山 10:50 – 11:50 御岳山 12:00 – 足尾山 12:12 – 12:32 タイタニック岩 12:44 – 三角点342.0 13:05 – 綱神社 13:35 – 13:55 綱神社前
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青色が今回歩いたコース。
経過
小山から約1時間で綱神社前につきました。立派な鳥居です。英語での説明板があったのが不思議です。外国の方に人気があるのでしょうか。
帰りはこの神社へ下りてきます。
準備後、集落を西方向に歩いて行きました。
大きな馬頭尊です。
キャベツ畑の道を進みます。雨巻山から北北西に延びる尾根が丘陵地になったところが畑になっています。この畑を尾根を外さないように進めば雨巻山に至るのです。
三登谷山への上り。やっと登山らしくなりました。雨巻山周辺は階段が少なく、写真のように木をおいて斜面をジグザグに登れるようにしています。自分の歩幅で歩けるので登山者にとって非常にありがたい方法だと思います。
三登谷山から少し進んだ場所に「展望コース」への分岐があります。この辺りにクライミングできる場所があるそうなのですが、先に見えている岩場がそうなのでしょうか。
その先には、大川戸方面への分岐が3カ所、栗生方面への分岐が1カ所ありました。
歩きやすい尾根です。
雨巻山に到着しました。少し時季外れですが、数組のハイカーが休んでいました。やはり人気の山です。私たちも大休止。
大峠を過ぎたあたりです。アオキは赤い実をすべて落としていました。
ツツジは少し花の残っている株がありましたが、大部分は昨日の雨で落花していました。
御岳山に着きました。小休止。Mさん指定のアングルで。芳賀富士も見えます。
御岳山の少し下は平らになっていて、手水鉢が置いてありましたが、祠は見当たりません。かつては有ったのかもしれません。
御岳山からの下りは急傾斜でクサリがあります。昨日の雨で少し滑りやすくなっていたので注意しながら下りました。すぐ足尾山です。
少し北に行くと、大川戸への分岐がありますが、地蔵院へ行くには尾根を進まねばなりません。数分進んだところでミスに気づきました。左手の尾根にトラバースして正規の尾根にのりました。
いったん分岐まで戻って分岐の状態を確認することにしました。分岐標識から2-3メートル大川戸方向に進むと正規の尾根が見渡せました。ただ、木で塞いだ状態になっていますが。
こちらの尾根はハイカーは少ないようですがしっかりとした山道になっています。
タイタニック岩の標識に導かれて眺望の良いピークにでました。
これがタイタニック岩です。下は絶壁のようです。
東方面が開けています。
南東方面。正面は高峯。その右奥は加波山。
三角点に到着。これも登山道から少し外れていますが、標識で教えてくれました。
歩きやすい山道です。一部林道のような感じの場所もありました。
こちらの尾根でも2つの鉄塔下を通ります。高圧線は福島へ向かっているようです。今は電気は流れていないのでしょうね。みごとな芳賀富士です。
地蔵院に下りてきました。立派なお寺です。きれいに清掃されていました。真言宗智山派らしいです。智山派の本山は京都の智積院。
無事下山しました。
大川戸からの周回では少し歩き足りないと思う方には良いルートかもしれません。
花
キンラン。山道に生えていたので踏まれて横になっていました。キンランはこの1株しか見られませんでした。
アマドコロ。茎が角張る。花は1-2個が縦に並ぶ。現地でよく観察してこなかったが、茎が角張っているように見える写真もあったのでアマドコロと思われます。非常によく似たナルコランは茎が丸く、花は2個以上が縦に並ぶ。またホウチャクソウは茎が分かれるので見分けが付くそうだ。
ホオノキ。甘い匂いがするそうですが、嗅ぐことはできませんでした。
。