2019年8月5-7日 白馬岳・朝日岳周回(花編)

3日間の山歩きで沢山の花を見ました。3日分を色別にまとめました。
基本はアイウエオ順ですが、似かよったものはまとめました。

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白・緑色系

アオノツガザクラ

ツガザクラ

オオツガザクラ
オオツガザクラはアオノツガザクラとツガザクラの交雑種だそうです。
色はツガザクラを引き継いでいますが、花の形状はアオノツガザクラに似ています。

アカモノ

コケモモ

アカショウマ
根が赤いのだそうです。

トリアシショウマ
ヤマブキショウマとの違いは葉を観察するとわかるそうです。ヤマブキショウマは葉脈が平行ですが、トリアシショウマは平行感が崩れているそうです。

ミヤマカラマツ
葉に丸みがあります。

モミジカラマツ
葉がモミジの形です。

イチヤクソウ

イヌトウバナ

イワイチョウ
各所でたくさん咲いていました。

イワオウギ

イワシモツケ

イワツメクサ

クモマミミナグサ
花弁がウサギの耳のようです。

タカネツメクサ
花弁の間にガクが見えます。

ホソバツメクサ
花弁の間にガクが見えるのはタカネツメクサと同じですが、花弁の形が違います。葉が細いのはタカネツメクサと同じ。

ウスユキソウ

エゾシオガマ

オオウバユリ
蓮華温泉からの登りの樹林内でみました。

オオバノヨツバムグラ

オオレイジンソウ

オンタデ
尾根の各所で見られました。ザレ地に多いです。

カニコウモリ

オオカニコウモリ

キヌガサソウ
水平道分岐辺りに大型のものが多かった。花の枚数も7-12といろいろでした。

ギンリョウソウ

ゴゼンタチバナ

コバイケイソウ

コメツツジ

サンカヨウ
花が終って青い実を付けているものが多かったのですが、雪が残っている近くには見頃の花が咲いていました。私の好きな花です。

シコタンソウ
白馬岳の北で。

シロバナトウチソウ
数は少なかったですが、雪倉岳の北側で。

シロバナニガナ
たくさん見ました。

ダイモンジソウ

タカネヤハズハハコ

タカネヨモギ

ミヤマオトコヨモギ

タテヤマリンドウ

タマガワホトトギス
花に罪は無いのですが、ホトトギスは好きになれない花です。花の形が好みで無いのです。同じ理由でコマクサも好きではありません。

チングルマ
たくさん各所で見られました。花も綿毛もありました。


ツマトリソウ

ツルアリドオシ
蓮華温泉への登りでみました。雨の降る少し前です。

ネバリノギラン

ハクサンイチゲ
稜線で沢山見ました。

ハクサンシャクナゲ
雪倉岳への登りでわずかに残っていました。

ハナウド
蓮華温泉からの登りの樹林内で。

ホソバノキソチドリ
どう見てもホソバじゃないですね。名前ミスかも知れません。

ホツツジ

ミズナ
蓮華温泉からの登りの樹林内で。

ミツバオーレン
時期的に花は少なかったですが、雪の残っている近くで咲いていました。

ミヤマウイキョウ
セリ科は花の特定が難しいのですが、これは一番簡単です。

ミヤマコゴメグサ
これは山では「コバノコゴメグサ」だと思っていました。大真名子山で見た印象が強かったので。でも帰宅後ネット検索するとこの山域では「ミヤマ」での報告が圧倒的なのでそういうことにします。
違いはよく分かりません。小蓮華山への登りで、背が低いので目立ちませんが、大群落をいくつもみました。見事でした。


ミヤマツボスミレ
3日目に沢山見ました。

ムカゴトラノオ

ヤマハハコ

名前不明
名前不明です。後日調べたいと思います。

不明01。セリ科でしょうが。ハナウドとは花の付き方が違います。

不明02。これもセリ科でしょうが。葉の写真がないのです。上とは花の付き方が違います。

不明03。なんじゃ~、カモノハシソウ?

不明04。

黄色系

アキノキリンソウ
山では秋が始っていました。

ウサギギク

オオバミゾホオズキ

オタカラコウ

オトギリソウ

カンチコウゾリナ

キバナノコマノツメ

キンコウカ
3日目に沢山見ました。

シナノキンバイ

タカネニガナ

ニッコウキスゲ

ハクサンオミナエシ

ハクサンサイコ
面白い花ですね。

ハクサンタイゲキ
最近、尾瀬沼でも見ています。

ミヤマキンバイ

ミヤマキンポウゲ
山では、ウマノアシガタとと思っていましたが、ミヤマキンポウゲだそうです。もちろん、ミヤマキンポウゲはウマノアシガタの高山型だそうなので、時期と場所が違うだけなのかも知れません。

ミヤマダイコンソウ
たくさん見られました。特に小蓮華山周辺で多かった。

ピンク・赤系

アザミ
名前の詳細は不明。

イブキジャコウソウ

イワカガミ
花が残っているもの、すでに花は終えて花柱になっているものもありました。

オニシオガマ
はじめて見ました。五輪高原の辺りです。登山道脇に数株咲いていました。

カライトソウ

クルマユリ

クロトウヒレン
初めて見たように思います。先が二つに分かれてクルッと廻っている箇所があるのが面白い。タカネヒゴダイと同じような花だが葉で区別できる。タカネヒゴダイの葉は切れ込みが大きいが、クロトウヒレンは卵型です。

コマクサ

シモツケソウ
3枚目の写真は花が散った跡なのでしょうか?


シロウマアサツキ

タカネシオガマ
ヨツバシオガマより低いものが多いようです。また、花が違って、尖った部分がありません。

タカネスイバ

タカネナデシコ
沢山見ましたが見頃は過ぎているようです。

タカネバラ
雪倉岳への登りで見ました。

ミヤマアカバナ
アカバナの一種ということはすぐに分かりましたが、初めて見る花だと思います。

ハクサンフウロ

ハクサンコザクラ
白馬大池周辺などいろんな場所で群生を見ることができました。

ミヤマアケボノソウ
雪倉岳の北側で多く見ました。はじめて見ました。手裏剣のような花です。私はフジ丸になりました。


ミヤマアズマギク

ミヤマママコナ
五輪高原の辺りで見ました。

ムラサキタカネアオヤギソウ
尾瀬で何度か見ています。「タカネシュロウソウ」とも云うそうです。

モウセンゴケ
赤男山西の湿原で見ました。

リンネソウ
初めて見ました。山ではアカバナの一種だと思っていました。スイカズラ科なんですね。

ユキクラトウチソウ
雪倉岳周辺の固有種なのでしょうか? カライトソウとタカネトウチソウとの交雑種という記述がありました。カライトソウは上から咲いて、ユキクラトウチソウは下から咲くとか。

ヨツバシオガマ
花に色の濃い部分と薄い部分があって、下向きに尖った部分があります。

ヨツバヒヨドリ

不明01
帰宅後、どこかのサイトで一度見たのですが忘れてしまいました。すぐメモしないとだめですね。でもメモすることも忘れてしまうのですからどうようもないです。

不明02

不明02
これが花なのか、散った後なのかもわかりません。

不明03
きれいな色です。ミヤマアズマギクのようにも見えますがどうでしょう。

不明04( タテヤマウツボグサ でした)
花が咲く前の状態です。

不明05
白馬岳の北側で見たのですが。

青色系

イワギキョウ

チシマギキョウ
短い毛がいっぱい、それがイワギキョウとの違いです。

ウルップソウ
大部分は花が終っていたのですが、三国境の下に、何とか残っているものがありました。

コバギボウシ
大池への登りで見たコバギボウシは枯れる寸前でしたが、五輪高原で見たのは今盛りと輝いていました。

ソバナ

ハクサンシャジン
ハクサンシャジン・ヒメシャジン・ミヤマシャジンは違いがよく分かりません。写真では細かい違いを区別できないので、現地で特定しなくては正確には分かりません。でもそんな事をしていたら小屋にたどり着けません。
ハクサンシャジンは2-3段に数個の花が輪生して、花柱が花冠から突き出ます。


ヒメシャジン
花柱が花冠から突き出ません。ガクは線形で鋸歯があります。

ミヤマシャジン
花柱が花冠から飛び出ています。ガクはヒメシャジンより太く、鋸歯がありません。

タカネグンナイフウロ
株数はあまり見なかったように思います。写真は雪倉岳の北で撮ったものです。

タカネマツムシソウ
雪倉岳周辺でたくさん見ました。

タテヤマウツボグサ
下界のウツボグサの親玉のような大きさです。色も濃いめでした。

ヒオウギアヤメ
栂海新道分岐から指呼し下ったところにたくさん咲いていました。

ミソガシワソウ
この写真は五輪山の南あたりで撮ったものです。

ミヤマオダマキ
白馬岳への登りで。

ミヤマクワガタ
白馬岳への登りで。小さなクワガタです。そこにはたくさん咲いていました。


ミヤマムラサキ
今回の歩きでたくさん見ました。写真は大池への登りで撮ったものです。


ミヤマリンドウ

ムシトリスミレ

ヤマアジサイ