福島下郷町の三倉山山開きに参加する予定でしたが、天気予報が思わしくないので、急遽奥秩父へ行くことになりました。
大弛峠を基点として1泊2日の山旅です。MTさんが企画した計画に私が加わっての二人旅です。
初日は、国師ヶ岳・北奥千丈岳に登りました。岩の風景など間近の景色は楽しめましたが、眺望はなく、花も少なく、明日の歩きの準備運動に終わりました。
ルート数値
距離 2.9Km 累積標高 (+320m -300m) 所要時間 2時間20分(休憩込)
行程
大弛峠(10:50)- 国師ヶ岳(11:45-12:05) -北奥千丈岳(12:15-12:35) – 13:15大弛小屋
花へ
朝6時発。花園ICで下りて雁坂トンネル経由で大弛峠へ向かいました。牧丘あたりで少し迷ってしまいましたが、予定通り4時間30分頃峠に到着。迷ったのはカーナビの迷誘導に迷わされたからで、私のカーナビはとんでもないルートを誘導してくることがあります。機械にもユーザーのおとぼけが伝染するようです。
すでに峠の駐車場はほぼ満杯状態でしたが、運良く空いた場所がありました。朝早い登山者が下山した後のようです。
ところで、大弛峠の読みをすぐ忘れてしまいます。「おおだるみ」だと出発前に調べておいたのですが、すぐ忘れてしまうのです。山で「大弛」の文字を見るとしばらくは「なんと読むんだっけ。ダイシではなかった」と数分思い出すのに要します。私にとって相性の悪い名称のようです。相性の悪い名称があるとは。単に老人健忘症が強くなっただけかもしれませんが。
駐車場は峠の山梨県側にあります。トイレも完備しています。長野県側は舗装されていませんが、かなりの台数が駐車していました。
ちなみに、翌日は駐車場は満車で道の片側に多くの車が駐まっていました。
ここでは良い天気で眺望が期待できたのですが。
この尾根は甲武信ヶ岳まで続いています。6時間。なんとか挑戦できるかもしれません。ただ、ピストンは無理でしょう。
国師ヶ岳への山道は大部分が木道です。少し濡れていたので滑らないように注意しながら進みます。
「夢の庭園」への分岐。往きはまっすぐ国師ヶ岳へ向かう事にしました。帰りに寄ります。
眺望はなし。近くの北奥千丈岳がやっと見えましたが、すぐ雲に隠れてしまいました。
少し腹ごしらえしてから北奥千丈岳へ向かいました。10分で到着。
金峰山などの眺望が期待できたはずなのですがこんな状態でした。
この先にも大岩がありました。この先は奥千丈岳、石楠花新道に続くらしいですが、私が歩く可能性はゼロでしょう。
ところで、北奥千丈岳は標高2601mで、金峰山より高く、奥秩父の最高峰なのですが、目立たない山です。山梨百名山にもカウントされていません。
下山開始。夢の庭園に立ち寄ります。
夢にもいろいろあるようです。
下山後、大弛小屋に入りました。
時間がありすぎるので、駐車場に戻って持ってきたビールで軽く慰労会。小屋に戻って昼寝。
大弛小屋はお世辞にもきれいな山小屋とは言えませんが、食事はまあまあ、水はめちゃくちゃ冷たかった。管理人のお天気情報は親切でした。
経過へ
花
花はあまり楽しめませんでした。
ハクサンシャクナゲ。花の最盛期は過ぎているようでした。
シャクナゲの奇妙な変異。病気でしょうか。葉の一部が変異しています。沢山見られました。
花があまりに少ないので、食事中に私の元に遊びに来たアブをおまけに。虫は沢山いました。防虫スプレーは効果ありませんでした。