日光白根山の前衛峰五色山へ行ってきました。雪山体験山行です。
五色山稜線で一時的に晴れたので、白根山・白錫尾根を見ることができました。雪の眺望は見事でした。白根山へは大勢の登山者が向かっていましたが、五色山へは弥陀ヶ池方面から向かったのは私たちだけでした。
久しぶりの雪山を楽しめました。
5人旅です。
ルート数値
距離 GPSミスのため不明 所要時間 6時間30分(休憩込)
行程
菅沼登山口6:35 – 8:50弥陀ヶ池 – 10:20五色山10:45 -11:30弥陀ヶ池11:50 – 13:05菅沼登山口
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
GPSミスのため不明。一般的な登山道を歩いた。
経過
今回はGPSの操作でミスがあったのでトラックログの収集ができませんでした。前々日に充電して起動確認をしたのですが、その時に電源を切るのを忘れてしまったようです。当日、出発前に電源を入れたつもりだったのですが、その時にはすでに残量がなかったようです。気づいたのは下山してからです。もちろん、朝気づいても予備のバッテリーを持っていなかったので対応のしようがなかったのですが。通常は予備を携帯しているのですが、今回は荷物を軽くするためにザックから出していました。歩いたルートは一般夏道です。
前夜に中禅寺湖畔に入って仮眠。朝、5:35に湖畔を出発しました。金精道路の凍結を心配していたのですが、雪は少なく、すんなりと菅沼登山口に到着しました。金精峠の栃木県側は雪が少なく、戦場ヶ原には全く雪がない状態でした。しかし、群馬県側では少し雪が積もっていて、駐車場にも積もっていました。土産物店わきの駐車場も解放されていたのでそちらに駐車しました。すでに20台近くとまっています。
6:35に駐車場を出発。登山道には程よく雪が積もっていました。予報では晴れだったのですが、曇り模様です。
最初はアイゼンを付けていなかったので傾斜のある場所では慎重に歩を進めました。
途中でアイゼンを付けました。
晴れ間がでてきて、樹間にきれいな三角錐の金精山がみえました。温泉ヶ岳も見えますが頂上は薄いガスがかかっています。
アイゼンで快調に登っていきますが、かなり汗をかいてしまいました。雪山でのレイヤリングの調整は難しいです。
弥陀ヶ池に到着。池は凍結しているようです。真ん中まで歩くことはできるのでしょうか、わかりません。しかし、夏道は右の木の下を通っていた筈なので池の上を歩いているようです。踏み跡を忠実にたどりました。足元に氷がみえたので池の上のようです。
湖畔でいくつかテントが張られていました。夜は寒かったでしょうね。
弥陀ヶ池を南東に進んでコルから左に急な斜面を登ると平らな場所にでます。
弥陀ヶ池で休んだのですが、そのあたりから私は手が冷たくて仕方がありませんでした。手袋は奮発して買った私にとってはかなり高価なものだったのですがそれが私には合わないのでしょうか。その上にオーバー手袋をしていました。Oさんが小さなカイロをくれたのでそれを手袋の中に入れると暖かくなりました。これからはカイロは雪山の必携になるでしょう。
五色山へのルートは平らな場所を東に下ります。しかし、トレースは北の小ピークに向かっていました。どこへ行ったのでしょうか。
私たちは踏まれていない新雪を東に下っていきました。コルから登り返します。ピンクテープが適度にあって、私たちを誘導してくれました。
標識のある稜線にでると五色沼北の尾根です。左に進みます。五色沼はかろうじて見えるのですが、白根山は全く見えません。写真左が五色沼方向です。
出発しようとしたとき、少し晴れ間がでてきて、白根山が少し顔をだしました。
白錫尾根。中央が白根隠山、その右が白桧岳です。避難小屋がみえました。
休憩後一気に下りました。私はついていくのがやっと。関節痛になりそうでした。
正面は念仏小屋の峰です。根名草山はその左の奥に少し見えています。
高速道路を使ったので、帰宅したのは16時前でした。かなり早い帰宅でしたが、朝早かったので、疲れました。
下山で無理したので、翌朝は筋肉痛かと思いましたが、不思議なことに痛みは出ませんでした。足だけは少したくましくなったようです。
雪山は装備が面倒で、朝は早い。でも楽しいですね。もっと簡単に行けるといいのですが。