2016年 6月 4日 佐渡縦走(和木・ドンデン) 

私にとって三度目の佐渡です。前二回は花の多さに感激した歩きでしたが今回は残念ながら前回ほどの感激を味わうことはできませんでした。今年は雪が少なかったようで花の開花時期も早まったようです。いつもの事ながら花の見頃に遭遇するのは難しいものです。
しかし、そうはいっても多くの花を楽しむことができました。
今回は和木からドンデンまでの縦走です。会のメンバー20名参加でマイクロバスをチャーターしての賑やかな山歩きでした。私たちに行き交うことになった登山者の方々には随分と迷惑なことだったことでしょう。
夜は相川の宵の舞を楽しんで、翌日は前回同様大野亀を観光して小山に戻りました。
s-RIMG4181

ルート数値
距離 11.5Km 累積標高 (+1,010m,-950m) 所要時間 5時間15分(休憩込)

行程
 和木登山口(9:48)- 金剛山分岐(10:45)-金剛山(11:20) – 金剛山分岐(11:40) – 滑石(12:25-12:40) – 芝尻山(13:30-13:45) – ドンデン池(14:05) – 金北山縦走路入口(14:35)-ドンデン山荘下駐車場(15:03)

ルート図
20160604-佐渡

花へ

経過

   
3日19:30に出発。約4時間30分で新潟港に到着。仮眠をとって、6時発のフェリーに乗船しました。まだ新しい「ときわ丸」でした。約2時間30分で両津港に到着。
和木登山口への山道はマイクロバスにとって非常に窮屈な山道でしたが、なんとか9:30頃に到着しました。簡易トイレも設置されていますが、私は利用しなかったので詳細は不明。
s-RIMG4025

登山口。タニウツギが満開でした。
s-RIMG4029

歩き始めると、周りにはズダヤクシュ・ホウチャクソウ・ユキザサ・チゴユリがたくさん見られました。これらは最後まで飽きるほど見られました。
本来ですと、石名天然杉遊歩道を一周すれば良かったのですが、時間の都合で遊歩道には入りませんでした。しかし、人手の入っていない見事な形相の杉を尾根上でもたくさんみることができました。
s-RIMG4044
s-RIMG4045

これから向かう金剛山が樹間から見えました。
s-RIMG4054

山道の様子。
s-RIMG4055

見事な杉。
s-RIMG4056

木々はほぼすべて横に曲がっています。雪が多いからでしょうか。やたらに赤テープがあったのですが、積雪時のためでしょうか。
s-RIMG4068

金剛山の分岐から金剛山へ往復です。分岐で会ったパーティの方に「強風に注意してください」とアドバイスを受けました。
s-RIMG4081

樹林帯からでると、すごい強風です。風速20m弱ぐらいでしょうか。
s-RIMG4096

これから進む主稜線です。
s-RIMG4097

遠くに金北山が見えました。
s-RIMG4098

いったん、高さ3mぐらいの樹林帯にはいると木々が強風から守ってくれます。
s-RIMG4101

金剛山に到着。
s-RIMG4103

両津湾
s-RIMG4105

風が強いのですぐ戻りました。ザレテいる箇所では特に慎重に下りました。
分岐から、「雪畑・ドンデン」方向に進みます。
s-RIMG4113

3mぐらいの灌木帯を行く。
s-RIMG4123

滑石で強風の中、大休止。Kさん撮影。
IMGP5384

滑石はコル地形なのですが、なぜか木が生えていません。ヤマオダマキが群生していました。
s-RIMG4128

P904からの下り。広い尾根です。
s-RIMG4135

見事に湾曲した杉の枝。
s-RIMG4136

小芝園。滑石同様、草地のコルでした。
s-RIMG4142

芝尻山手前のコル。
s-RIMG4146

芝尻山への登りはザレた斜面でした。
s-RIMG4152

芝尻山に到着。風の中、小休止。
s-RIMG4153

「御料局」と彫られた石柱がありました。
s-RIMG4155

論天山(三角点872.6m)の北の草地。白い菊が群生していました。外来種のフランス菊のようです。ドンデン山荘近くの林道に「外来種フランス菊」の説明板があったので多分これもフランス菊だと思われます。早く駆除しないと草地はすべて真っ白になってしまいそうです。
s-RIMG4179

前方に見える丘は論天山です。
s-RIMG4181

論天山
s-RIMG4182

ドンデン避難小屋が見えてきました。
s-RIMG4186

両津湾
s-RIMG4185

「放牧牛注意」。芝尻山あたりから所々に乾いた牛糞が見られました。最近は放牧していないと思われます。
s-RIMG4187

ドンデン池
s-RIMG4189

尻立山。ドンデン山荘はこの山の向こうなのですが、私たちは右方向に進んで林道へ向かいました。
s-RIMG4191

10分たらずで林道に出ました。林道脇にも花が沢山見られます。
s-RIMG4208

前回、シラネアオイの群生に感動しました場所に立ち寄りましたが、今回は完全に花は終わっていました。
s-RIMG4215

金北山縦走路入口を通り過ぎ、舗装された林道をドンデン山荘の下の駐車場まで進みました。

無事、山歩きを終えて、七浦の民宿へ向かいました。汗を流して夕食後、もう一つの目的である「宵の舞」を見にでかけました。Kさん撮影。
IMGP5417

経過へ

   

和木登山口~滑石手前

タニウツギ
s-RIMG4021
s-RIMG4022

スミレの群落
s-RIMG4023

ズダヤクシュ
s-RIMG4032

s-RIMG4050

ホウチャクソウ
s-RIMG4031
s-RIMG4046

ユキザサ
s-RIMG4034

ギンリョウソウ。たくさん見られるかと思ったのですが、今回私が見たのはこの1株だけでした。
s-RIMG4036

イワカガミ。大半は花の時期を過ぎていました。
s-RIMG4037
s-RIMG4061

白花のイワカガミ
s-RIMG4064
s-RIMG4065

チゴユリ。
s-RIMG4038

チゴユリの群生
s-RIMG4057
s-RIMG4058

エンレイソウ。
s-RIMG4040

ツクバネソウ
s-RIMG4041

ザゼンソウ。下にわずかにザゼンソウらしさが残っています。
s-RIMG4066

オオカメノキ。花は終わって実が付いていました。
s-RIMG4072

ガマズミ?
s-RIMG4069

ミヤマキシミ
s-RIMG4070

ウツギの仲間だとは思うのですが?
s-RIMG4075
s-RIMG4076

ナナカマド
s-RIMG4116

まだ蕾のタニウツギ
s-RIMG4118
s-RIMG4121

満開のタニウツギも
s-RIMG4124

ニシキゴロモ。普通もう少し紫っぽいと思うのですが。葉脈もあまりはっきりしていません。今回はこの個体しかみませんでした。
s-RIMG4119

トリガタハンショウヅル
s-RIMG4125

金剛山およびその山道

フッキソウ
s-RIMG4078

キヌガサソウ。初めてのご対面だと思います。
s-RIMG4083
s-RIMG4084

オダマキ
s-RIMG4086

エゾノヨツバムグラ
s-RIMG4087

名前不明
s-RIMG4092

名前不明
s-RIMG4095
s-RIMG4111

山頂にはウラジロヨウラクが見頃でした。
s-RIMG4107

分岐~ドンデン池

滑石でレンゲツツジ。草原になっている箇所では沢山見られました。
s-RIMG4127

スイバ。少し背丈が小さいので別種かもしれません。
s-RIMG4129

強風のため手で掴んで撮影。
s-RIMG4130

ミズナ。スーパーマーケットで売られている水菜とは随分と異なります。
s-RIMG4134

名前不明。(2016.6.9 クルマバハグマのようです)
s-RIMG4137

ウツギの仲間だと思いますが、名前不明。
s-RIMG4143

ナナカマド
s-RIMG4144

ウラジロヨウラク。
s-RIMG4147

ハクサンシャクナゲ。芝尻山への登りで。
s-RIMG4150

レンゲツツジ。
s-RIMG4154

ハマナス。
s-RIMG4157

ミツバツチグリではなさそう。名前不明
s-RIMG4159
s-RIMG4172

エチゴキジムシロ
s-RIMG4173
s-RIMG4174

ヒメハギ。数株しかみられませんでした。
s-RIMG4165
s-RIMG4167

アマナスミレ。
s-RIMG4169
s-RIMG4170

エゾノヨツバムグラ
s-RIMG4176

フランスギク。
s-RIMG4180

ヤマハハコ(論天山付近で)
s-RIMG4184

アマナスミレ
s-RIMG4192

ドンデン池~駐車場

名前不明
s-RIMG4195

ヤマオダマキ
s-RIMG4198

エチゴキジムシロ
s-RIMG4205

ハクサンシャクナゲ
s-RIMG4201

ウラジロヨウラク。金剛山のものと比べるとガクが発達していません。
s-RIMG4202

ヤマグミ。
s-RIMG4204

ミヤマハコベ
s-RIMG4206

タニウツギ。白花。
s-RIMG4211
s-RIMG4212

ヤグルマソウ
s-RIMG4213

オドリコソウ
s-RIMG4218

林道脇にヤマオダマキの群生がありました。見事です。
s-RIMG4221
s-RIMG4222
s-RIMG4224

コケ?名前不明。
s-RIMG4225

ウツギの仲間
s-RIMG4227

タツナミソウ
s-RIMG4231

ニガイチゴ
s-RIMG4234

カテゴリー: 信越 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です