2016年 5月 14日 日留賀岳

今回で3度目となる日留賀岳の開山式に行ってきました。
久しぶりのハードな山歩きで、足は疲れ意味です。時に足裏が堪えて、最後の林道からはいささか苦痛でした。
今年の日留賀岳は残雪なしでこの冬の雪の少なさを痛感します。山頂からの眺望は多少かすんでいましたがまずますでした。
Hさん、Kさんとの三人旅ですが、いつも賑やかな二人も途中からは会話も少なめになったお疲れ山行でした。
(2016.5.25 花を後ろにまとめて追加)

s-RIMG3444

ルート数値
距離 15.0Km 累積標高 (+1,410m,-1,410m) 所要時間 8時間15分(休憩込)

行程
登山口(7:05)-林道終点(8:10-8:15)-尾根基点(8:55) – 鳥居(9:50-10:05)- 山頂(11:40-12:05) – 鳥居(13:17) – 尾根基点(13:53)-林道終点(14:25-14:35)-登山口(15:20)

ルート図省略
2014年05月10日と同じルート

経過

5:30小山発。登山口の小山さん宅へは7:00前に到着。20台近い駐車がありました。私たちも駐車場として用意された畑に駐車しました。開山式はすでに終わっていて、お神酒・赤飯をごちそうになってから歩き始めました。
登山口は小山さん宅の右手です。
s-RIMG3288

最初は植林地内を進みます。
s-RIMG3294

10分ぐらいで小さな尾根に乗ると、落葉樹林地内を歩くようになります。ヤマツツジが満開でした。
s-RIMG3298

鉄塔の下をくぐると林道にでます。そこからは約30分の林道歩きです。結構花が多いので苦になりません。
s-RIMG3328

林道終点は広くなっています。その東側は小さなピークになっていてそこにはシロヤシオが咲いていました。
山道に入っていきます。踏み込まれた落ち葉がクッションになって快適です。
s-RIMG3335

樹間に日留賀岳が見えてきました。
s-RIMG3337

主尾根へ登りは鮮やかな新緑に癒されます、
尾根に乗りました。ミツバツツジが咲いています。
s-RIMG3354
s-RIMG3357

登山道脇に笹がでてきました。今回の山歩きで地元の山歩きグループに会いましたがそのグループが秋に笹刈りをしたそうです。距離が長いので大変な作業だっただろうと思います。
s-RIMG3360

1514m地点の南ピークを東に迂回するあたりから倒木が目立つようになります。前回このあたりを歩いた時には残雪があって、バイカオーレンの群落があったのですが、今回は残雪はなくその群落も見当たりませんでした。
鳥居に到着。写真は下山時に撮影。
s-RIMG3458

鳥居の横で大休止。山頂はまだまだ遠くです。
s-RIMG3375

日留賀岳南西の尾根に乗ると、笹は低くなり、ヒメイチゲなどの花が多く見られるようになります。そして、行者ニンニクの小さな葉が見られるようになりました。シャクナゲの木もでてきました。
s-RIMG3405

アルミの鳥居。最後の急登の半分の位置にあるそうです。写真はKさん撮影。
IMGP5250

山頂から南に延びる尾根に乗りました。雪は全くありません。複雑な形をした老木がありました。厳しい環境で生き延びてきた証なのかもしれません。
s-RIMG3427

もう少しで山頂です。
s-RIMG3431

山頂は人で一杯でした。三角点。山頂には日留賀岳神社が鎮座ましましていますが、ハイカーの顔を避けてその写真を撮ることはできませんでした。
s-RIMG3443

前回は霧でまったく眺望がありませんでしたが、今回は多少かすんでいますがなんとか周辺の山を見ることができました。その眺望の写真は後で整理します。

下山開始。
s-RIMG3455

倒木の多いトラバースルートを下る。
s-RIMG3460

主尾根の下り。
s-RIMG3461

新緑内の下り。
s-RIMG3462

林道。傾斜が少なく歩きやすいはずなのですが、下りの連続で足裏が痛くなっていました。
s-RIMG3466

あと少しで登山口です。
s-RIMG3469

下山後は、小山さん宅で、行者ニンニクの天ぷらなどをごちそうになりました。小山さんに日留賀岳の写真を見せてもらいました。天気の良いときは飯豊まで見えるそうです。

元湯温泉で汗を流して帰路につきました。小山到着19時ころ。

小山さん宅の庭で

クリンソウ
s-RIMG3287

クルマバソウ
s-RIMG3286

クマガイソウ
s-RIMG3285

裏の植林地ではクマガイソウが大群落でした。
s-RIMG3472

植林地内の登山道で
チゴユリ。大部分は花が終わっていましたが、まだ残っているのもありました。
s-RIMG3292

クルマバハグマだそうです。だとすると花は夏です。
s-RIMG3295


s-RIMG3296

ヤマツツジが満開でした。
s-RIMG3301

スミレ
s-RIMG3303

林道にて

ギンラン
s-RIMG3305

ヒトリシズカ。花は終わっています。
s-RIMG3310

ウワヅミザクラ
s-RIMG3311
s-RIMG3312

林道脇でもヤマツツジが満開
s-RIMG3313

フタリシズカ? 
s-RIMG3314

ニガイチゴ
s-RIMG3316


s-RIMG3318

s-RIMG3322

マムシ草2種
s-RIMG3324
s-RIMG3325

林道終点にはシロヤシオが咲いていました。木が大きくてうまく写真にまとまりませんが。
s-RIMG3329
s-RIMG3332
s-RIMG3334

登山道脇の花たち
チゴユリ
s-RIMG3336

ツクバキンモンソウ
s-RIMG3339
s-RIMG3342

クルマバソウ。ボケてしまいました。
s-RIMG3341

スミレ
s-RIMG3345

ユキザサ
s-RIMG3349

尾根ではミツバツツジが見頃でした。
s-RIMG3355
s-RIMG3356
s-RIMG3358

カニコウモリ かなり群落になっていました。
s-RIMG3364

オオカメノキ
s-RIMG3368
s-RIMG3388


s-RIMG3370

エンレイソウ
s-RIMG3373

ヒメイチゲ。小さな花がたくさん咲いていました。
s-RIMG3376
s-RIMG3379
s-RIMG3419

ヒゲネワチガイソウ
s-RIMG3384
s-RIMG3387

フデリンドウ。小さなリンドウでした。
s-RIMG3391
s-RIMG3398

行者ニンニク。笹の中に混じっていたり、群生していたり。でもまだまだ小さな物でした。
s-RIMG3394
s-RIMG3404

トリカブト。花はこれからです。
s-RIMG3406

アズマシャクナゲ。咲いているのはわずかでした。
s-RIMG3408

?よく見るのですが、まだ名前を調べていません。
s-RIMG3412

ギンラン?
s-RIMG3415

s-RIMG3426

不思議な植物です。名前不詳。
s-RIMG3417

イワナシ。頂上近くになって見られるようになりました。
s-RIMG3424
s-RIMG3435

ショウジョバカマ。少し残っていました。
s-RIMG3429
s-RIMG3442

スミレ
s-RIMG3437

カテゴリー: 那須 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です