今回で3度目となる日留賀岳の開山式に行ってきました。
久しぶりのハードな山歩きで、足は疲れ意味です。時に足裏が堪えて、最後の林道からはいささか苦痛でした。
今年の日留賀岳は残雪なしでこの冬の雪の少なさを痛感します。山頂からの眺望は多少かすんでいましたがまずますでした。
Hさん、Kさんとの三人旅ですが、いつも賑やかな二人も途中からは会話も少なめになったお疲れ山行でした。
(2016.5.25 花を後ろにまとめて追加)
ルート数値
距離 15.0Km 累積標高 (+1,410m,-1,410m) 所要時間 8時間15分(休憩込)
行程
登山口(7:05)-林道終点(8:10-8:15)-尾根基点(8:55) – 鳥居(9:50-10:05)- 山頂(11:40-12:05) – 鳥居(13:17) – 尾根基点(13:53)-林道終点(14:25-14:35)-登山口(15:20)
ルート図省略
2014年05月10日と同じルート
経過
5:30小山発。登山口の小山さん宅へは7:00前に到着。20台近い駐車がありました。私たちも駐車場として用意された畑に駐車しました。開山式はすでに終わっていて、お神酒・赤飯をごちそうになってから歩き始めました。
登山口は小山さん宅の右手です。
10分ぐらいで小さな尾根に乗ると、落葉樹林地内を歩くようになります。ヤマツツジが満開でした。
鉄塔の下をくぐると林道にでます。そこからは約30分の林道歩きです。結構花が多いので苦になりません。
林道終点は広くなっています。その東側は小さなピークになっていてそこにはシロヤシオが咲いていました。
山道に入っていきます。踏み込まれた落ち葉がクッションになって快適です。
主尾根へ登りは鮮やかな新緑に癒されます、
尾根に乗りました。ミツバツツジが咲いています。
登山道脇に笹がでてきました。今回の山歩きで地元の山歩きグループに会いましたがそのグループが秋に笹刈りをしたそうです。距離が長いので大変な作業だっただろうと思います。
1514m地点の南ピークを東に迂回するあたりから倒木が目立つようになります。前回このあたりを歩いた時には残雪があって、バイカオーレンの群落があったのですが、今回は残雪はなくその群落も見当たりませんでした。
鳥居に到着。写真は下山時に撮影。
日留賀岳南西の尾根に乗ると、笹は低くなり、ヒメイチゲなどの花が多く見られるようになります。そして、行者ニンニクの小さな葉が見られるようになりました。シャクナゲの木もでてきました。
アルミの鳥居。最後の急登の半分の位置にあるそうです。写真はKさん撮影。
山頂から南に延びる尾根に乗りました。雪は全くありません。複雑な形をした老木がありました。厳しい環境で生き延びてきた証なのかもしれません。
山頂は人で一杯でした。三角点。山頂には日留賀岳神社が鎮座ましましていますが、ハイカーの顔を避けてその写真を撮ることはできませんでした。
前回は霧でまったく眺望がありませんでしたが、今回は多少かすんでいますがなんとか周辺の山を見ることができました。その眺望の写真は後で整理します。
林道。傾斜が少なく歩きやすいはずなのですが、下りの連続で足裏が痛くなっていました。
下山後は、小山さん宅で、行者ニンニクの天ぷらなどをごちそうになりました。小山さんに日留賀岳の写真を見せてもらいました。天気の良いときは飯豊まで見えるそうです。
元湯温泉で汗を流して帰路につきました。小山到着19時ころ。
花
小山さん宅の庭で
植林地内の登山道で
チゴユリ。大部分は花が終わっていましたが、まだ残っているのもありました。
林道にて
林道終点にはシロヤシオが咲いていました。木が大きくてうまく写真にまとまりませんが。