2016年 4月 29日 鹿沼地蔵岳南尾根

昨年この時期に、蕗平から夕日岳・地蔵岳を周回して南尾根から下山しました。そのときに、コシアブラが採れたのでそれに期待してショーカットで周回してきました。今年は花の開花も早めに推移しているようなので、山菜も早めが良いだろうと昨年より一週間早いスケジュールにしたのですが、コシアブラにはまだ早かったようです。尾根ではアカヤシオがきれいに咲いていました。本数は少ないですがミツバツツジも、何故か満開のシロヤシオまでありました。下山時にコシアブラ発見。しかし、帰宅後調べるとコシアブラではなくタカノツメでした。でも食べられるというので一安心。
林道以外は完全なバリエーションルートです。テープは少しありました。
久しぶりにKさんを交えての総勢5人の山歩きでした。
RIMG2653

ルート数値
距離 8.2Km 累積標高 (+890m,-890m) 所要時間 6時間10分(休憩込)

行程
駐車地(7:55)-林道終点(8:30)-三角点峰(10:55-11:15)- 標高821m地点(12:40) – 林道へ(13:45) – 駐車場(14:05)

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青ルートを歩きました。
20160429-地蔵岳南尾根

経過

昨年と同じ川中島の広くなっている路肩に駐車。すでに1台駐まっていました。夕日岳に向かったのでしょうか。山菜採りでしょうか。蕗平へ向かって歩き出します。
RIMG2595

蕗平には現在人家はありません。しかし、百葉箱の残っている広場がありましたので、かつては分校が有ったのかもしれません。
RIMG2597

まもなく林道終点です。青葉が気持ち良かった。
RIMG2607

林道終点には車が2台止まっていました。男性が山菜採りに行こうとしていました。胸までのゴムの長靴を履いて重装備でした。沢を渉って向こう岸で山菜を採るのだそうです。
林道はその先にも伸びているのですが、崩落地があるので車ではそれ以上進めません。左の急斜面が崩落して礫石が林道を覆っています。歩きで進むことはできます。
左から沢が流れてくる地点がかつての林道の終点です。そこからは沢を渉って山道に入ります。向こう岸からピンクテープが「おいでおいで」と呼んでいます。
RIMG2609

渡渉してすぐ左手の尾根に取り付きました。手入れされた植林地でした。
RIMG2611

最初は歩きやすかったのですが、岩の多い急な斜面になりました。岩は浮いています。右にトラバース気味に登っていきました。
RIMG2622

標高888m地点辺りに満開のシロヤシオが1株ありました。アカヤシオも少しですが見られます。ミツバツツジも咲いていました。
樹間から見られる夕日岳方面も尾根がピンクに染まっていました。写真はうまく撮れていませんが。
RIMG2631

標高1000mを越えたあたり。
RIMG2634

標高1080mあたり。植林地は消え、きれいな尾根になりました。ミツバツツジは蕾で、アカヤシオが増えてきました。風が強い。
RIMG2640

良い天気です。夕日岳・地蔵岳がはっきりと見えています。
RIMG2647

鹿沼市街方面
RIMG2646

三角点ピークへの最後の登り。アカヤシオが見事でした。
RIMG2653

RIMG2659

三角点ピークに到着。
RIMG2668

ピークから地蔵・夕日
RIMG2665

計画では地蔵岳方面に少し進んでコシアブラ採集する予定でしたが、尾根では木々の芽吹きも進んでいない状況で、これではコシアブラも無理だろうと、進むことを中止しました。少し休んで南東に下っていきます。アカヤシオをたくさん見ることができました。
RIMG2672

RIMG2677

標高1050mあたりまでくると、ミツバツツジがでてきます。
RIMG2683

石祠。飾り物が新しく、野菜の供え物が残っていました。前には米がまかれていました。数日前に供えたのでしょう。
RIMG2687

標高点1037m地点の東を北東方向に下ります。植林地と自然林の境の尾根です。
RIMG2688

下りでも満開のシロヤシオを1本みました。
RIMG2689

この辺りからコシアブラをいくつか採集しました。今までは堅いつぼみでしたがこのあたりから多少筆状になってきていました。
(帰宅後、調べるとこれはコシアブラではなく、タカノツメでした。これも食用になるらしいので安心しました。)
標高821m地点を東に下ると、左手に林道らしきものが見えたので、植林地の急傾斜を下りました。
林道に下りてきました。現在は使われていないようです。かなり荒れています。
RIMG2694

周りは伐採後新しく植林されています。鹿の食害を防止するための金網で巻かれていました。その林道はすぐ終点のようで、松が2本残っていて印象的です。
RIMG2698

朝、通った林道まで戻ってきました。
RIMG2707

無事下山できました。あまり汗はかかなかったなかったので、風呂はやめて、蕎麦を食って返ることにして、「まちの駅」の「大越路」に向かいました。


花の名前は当てにしないでください。?が多いです。最近、記憶減退が激しいのですぐ忘れてしまいます。調べる気力も薄れてきています。後で気がついたら調べます。

林道脇で

ツツジ
RIMG2596


RIMG2598

?(2016.6.10 ユリワサビ)
RIMG2600

スミレ
RIMG2602

RIMG2605

RIMG2608

? (2016.6.10 葉の付き方はアカネのようなのですが、アカネはツル性だとか。しっかり独立しているのでミヤマムグラかもしれません。すこし葉柄が長すぎますが。)
RIMG2603

? (2016.6.10 カキオドシ。)
RIMG2606

ムラサキケマン
RIMG2703

ヒトリシズカ
RIMG2704


RIMG2708

RIMG2710

尾根の植林地内で
スミレ
RIMG2613

蘭の種類でしょうが。(2016.6.9 イチヨウラン)
RIMG2615

RIMG2618

見事なキノコ
RIMG2619

三角点ピークへの尾根で

シロヤシオ
RIMG2629

ミツバツツジ
RIMG2633

アカヤシオ。
RIMG2636
RIMG2637

ミツバツツジが減って、アカヤシオが増えてきます。
RIMG2639
RIMG2644

三角点ピーク周辺のアカヤシオ
RIMG2648
RIMG2649
RIMG2652
RIMG2655
RIMG2656
RIMG2657
RIMG2658
RIMG2667

下りでのアカヤシオ
RIMG2671
RIMG2676
RIMG2675

最後のアカヤシオ。少し花が疲れています。
RIMG2685
RIMG2686

ミツバツツジ
RIMG2681
RIMG2682

シロヤシオ
RIMG2690

伐採地内の林道で。(2016.6.9 ミツバツチグリ)
RIMG2699
? (206.6.9 ニガイチゴ。葉の切れ込みが少ないですが、そのような個体もあるようです)
RIMG2701

カテゴリー: 前日光・県央 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です