六日町の坂戸山へ花を見に行ってきました。三年前にも訪れていますが、その時は登りルートにも頂上にも残雪がいっぱいあったのですが、今年は全くありません。目当てのカタクリは標高の低い場所では花の時期を過ぎていましたが、桃の木平では見事な群落を見ることができました。また、山頂からは八海山を始め越後の山脈をきれいに見ることができました。
ポカポカ陽気のハイキングで、距離も短く、山歩きとしては物足りなさもありますが、遠方なのに、蕎麦を食べて風呂に入っても、5時頃には帰宅できました。
総勢4名の賑やかな歩きでした。
ルート数値
距離 5.8Km 累積標高 (+580m,-580m) 所要時間 4時間(休憩込)
行程
駐車場(8:25)-一本杉(9:00)-桃の木平(9:50-10:10)-坂戸山(10:25-10:33) – 大城(10:50-11:02) – 坂戸山(11:12-11:22) – 駐車場(12:25)
経過
6時に小山発。早朝にMさんより体調不良の連絡があり4人での山歩きとなりました。車はOさんの新車。快調に進んで、登山口につきました。前回は鳥坂神社前の駐車場に駐めたのですが、今回は、「登山者用駐車場」の看板に引き寄せられ少し離れた場所に駐車する事になりました。朝はガラガラでしたが、下山時には10台ぐらい駐まっていました。平日でも人気の山です。
登山口まで2-3分歩くと、神社まえの駐車場もまだ少し駐まれたようでした。ちなみに雪が多い年はGWでもここに駐車できないらしいです。
コースは、前回同様、城坂コースで登って、薬師尾根を下るコースです。
左手にカタクリの群生地があるのですが、花期は過ぎていました。
登りは、写真の右の谷を進んでいきます。桜は少しだけ残っていました。
谷に入っていくと、山菜を採っている人が数人いました。前回来たときはこの辺はカタクリが一杯見られたのですが、今回は時期が過ぎています。
一本杉。ウロになっている場所にはセメントが埋め込まれています。
かなり谷を登ってきました。振り返ると六日町の町並みがよく見えます。
谷をジグザグに登っていきます。この辺りになるとカタクリの花が残っています。
休憩しながら、この木は何だろうという話題になりました。桜のようだが、梅ではなさそう。結局、「桃の木平」なのだから桃だろうということで決着。
Oさんが今日来られなかったMさんに群落の写真を送ろうとしていたのですが、送れたのでしょうか?
山頂に到着。
すばらしい展望です。今朝、北関東道を走っているとき、赤城は霞でよく見えませんでした。しかし、こちらは360度視界良好でした。
守門岳方面。
金城山方面。中央左奥に巻機山が見えています。右端に見えているのが谷川岳です。
多くに、仙ノ倉から苗場・鳥甲山。その手前に飯士山・当間山などが見えています。
中央やや右手奥に雪山が見えていますが、その山が何かということで話題になっていました。妙高・火打だという意見が多かったですが、帰宅後カシバードで確認すると、やはりその通りでした。左に妙高、右が火打です。
山頂には神社があって、お詣りしているグループがいました。私たちは景色に夢中でお詣りを忘れていました。
山頂からはタムシバ・ミツバツツジとイワウチワを楽しみながら大城へ向かいました。
大城でも360度の絶景を楽しみました。少し休憩して、坂戸山へ戻ります。
坂戸山からは薬師尾根で下山しました。日当たりがが良すぎて暑いくらいでした。
尾根では、サイゴクミツバツツジが咲き始めていました。また、イワカガミが見られました。ただ、この尾根は階段が多くて足に優しくありません。
約1時間で桜の咲くポイントまで下りてきました。前回は満開だったような気がしますが、今年はすでに葉桜になろうとしていました。
下山後は、近くで蕎麦屋に寄りました。そこの蕎麦は美味しかったですが、一風変わった蕎麦でした。食後エノキタケをお土産にもらったのには驚きました。その後、風呂で汗を流してかえりました。
新潟の山へ行ったのに5時には帰宅できました。気楽に花を楽しみながら歩くのも一興です。
花
一本杉まで
野の花でしょうか。後で調査。(2016/5/5 エゾエンゴサクとミチノクエンゴサクのようです)
?(2016.6.12 ヒメオドリコソウ。ポンポコ狸さんより)
カタクリはたくさん咲いていました。ただ、多くは花の時期を過ぎていました。
ショウジョバカマ。登山口近くから見かけましたが、下では枯れ始めていました。この辺りにくると色の良いものがあります。
エンレイソウの群落。花は過ぎていましたが、たくさんの群落を見ることができました。
桃の木平にて
頂上から大城
サイゴクミツバツツジは満開の株もありましたが、見頃はこれからです。
? の花は ヒメオドリコソウと思われます。
大変ご無沙汰しております。
お久しぶりです。
ヒメオドリコソウですか。山と言うより、日頃道端でよくみる花ですよね。最近、花の名前を調べるのが億劫になりつつあります。歳のせいでしょうか。