足利の石尊山・ヤシオ山へ行ってきました。
石尊山は釈迦岩経由で登ること、ヤシオ山は今年初めてのアカヤシオを見るのが目的です。
アカヤシオはまだ早かったようです。石尊山では数本、ヤシオ山でも少ししか咲いていませんでした。しかし、晴天の下で今年初めてのアカヤシオを楽しめました。
釈迦岩は急登がありますが、それさえ我慢すれば到達することができます。テープがしっかりと付けられていました。
4人のにぎやかな山歩きです。
ルート数値
距離 8.8Km 累積標高 (+960m,-960m) 所要時間 6時間07分(休憩込)
今回はルート図はなし。2年前のものを参照してください。
行程
石尊山登山口(7:05)-釈迦岩尾根(7:45-7:55)-石尊山展望台・奥宮(9:00)-石尊山登山口(9:35-9:55)-ヤシオ山(11:03)-姥穴山(11:41-1 11:52)-城山(12:28-12:32)-(12:52)石尊山登山口
経過
ヤシオ山へアカヤシオを見に行こうと思いました。それだけでは物足りないので石尊山へも行くことにしたのですが、ネットで調べていたら釈迦岩経由で登ったレポがあります。あにねこさん・みー猫さんのレポを参考にさせてもらって釈迦岩経由で登ることにしました。前回このルートを歩いたときは先にヤシオ山へ行ったのですが、今回は石尊山を先にしました。面白そうなものには先に挑戦したいということです。
石尊山登山口に駐車。すでに1台、つくばナンバーの車が止まっていました。
先人のレポに倣って、拾壱丁目石のところから右の谷に入りました。少し藪っぽくなっています。
植林地内は踏み跡は薄く急傾斜です。ストックに頼って這いあがります。
途中から釈迦岩が見えてきます。その右手に這いあがりました。尾根で小休止。
そこはコル状になっていて南側は岩があり小ピークになっています。
このピークの先がどうなっているかは確認できませんでした。ただ絶壁になっていることはわかります。
西方向をみると一般ルートになっている尾根が見えました。
石尊山の南は砕石場です。砕石の跡は最近はやりの太陽光発電パネルが設置されています。
釈迦岩は一段上って、左に回り込むことができました。最長老のHGさんは右に回りました。尾根への急登ではもう引き返そうかと思ったとぼやいていたHGさんですが、岩を見ると元気になるようです。釈迦岩を北側から見上げました。
釈迦岩からの登りは少しザレていますがすぐ奥宮から展望台への道に辿り着きます。
展望台で小休止してから奥宮へ下りました。奥宮からの眺め。太陽光発電、貯水池のほかにも、何かの施設ができていました。
奥宮は、戸を開けることができました。カギはかかっていません。戸を開けて参拝。
下りで見た釈迦岩。やはりこの角度から見るのが一番良いようです。
アカヤシオ。数本だけですが花をつけていました。10人くらいのハイカーが上ってきました。かなりの年配者のグループですが、リーダーらしき人は本格的なザイルを持っていました。どのようなグループなのでしょう。
ここでアカヤシオが咲いているので、ヤシオ山では期待ができるかもしれないとわくわくしていました。
下山途中に右手を見ると、クライマーが準備をしていました。ここで岩登りをしているのを初めて見ました。
下山すると、随分と駐っている車が増えていました。
少し休んでヤシオ山へ向かいます。カタクリ群生地の入口には動物防護柵がありました。
しかし、カタクリ群生地のカタクリは僅かでした。2年前よりもずっと株数そのものが減っているようです。花もわずかしか咲いていませんでした。
ヤシオ山に到着。アカヤシオはあまり咲いていません。蕾も少ないように思いました。今年もハズレ年なのでしょうか。
姥穴山・城山を経由して下山しました。詳細は2年前の報告を参照してください。
2年前よりテープが随分と増えたように思います。このルートは最近中高年ハイカーが増えているそうですがその影響でしょうか。このルートは道迷いの可能性は低いと思うのですが。すくなくとも各自がそれぞれテープを付けるのを競うことはやめてほしいと思います。
姥穴山へ向かう途中に見た小さなスミレ。春になったのですね。
城山から下山するときにみたつつじ。アカヤシオ?色はミツバツツジに近いようですが。
城山からは宝珠橋方向に進んで、途中から作業道を使って下山しました。その道は2年前より藪化が進んでいました。
下山後、石尊山方向を見あげました。頂上付近に奥宮が見えます。その下の植林地を上ったところが釈迦岩の尾根です。谷を上るとき大岩の左を進んで植林地に入りましたが、大岩を右に進むと急傾斜の岩稜にぶつかって、かなり怖いことになりそうです。
叶花公民館の駐車場にも7-8台の車が止まっていました。石尊山へ行ったのでしょうか。それともヤシオ山?
帰りは地蔵の湯で汗を流しました。