2014年4月13日 筑波山

Kさんの案内で、筑波山花巡りに行ってきました。会の女性メンバー3人が加わって総勢5人の賑やかな山歩きになりました。
私は今まで一般登山道でしか登った事がありませんでしたが、今回は花を求めて北側の林道から入りました。春の休日ということで、林道も車で一杯です。
カタクリの最盛期には少し遅く、ニリンソウには少し早い感じでしょうか。北側の斜面、谷筋にはしっかりした踏み跡があり、もう登山道のようです。
しかし、テープ・標識はありませんでした。
一般登山道に入ると人だらけで、大賑わいでした。都内からの便が良くてそれなりに岩もあって楽しめるからでしょうが、これでは山の雰囲気は味わえないように思います。

ルート

ルート数値
距離7.5Km 標高差 (+670m, -670m) 所要時間 4時間30分(休憩込)

行程
駐車地-(25分)-キャンプ場-(10分)-取付-(50分)-大岩-(15分)-登山道合流-(30分)-女体山-(30分)-男体山-(30分)-男の川分岐-(35分)-駐車地

今回はルート図は省略です。

経過

林道鬼ヶ作線と観光道路の合流地点近くの路肩に駐車。
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観光道路をキャンプ場まで歩きました。道端の花たち。
エンレイソウ
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すみれ
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ヒトリシズカ
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マムシソウ
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ニリンソウ
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キクザキイチゲ
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ユリワサビ
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キャンプ場に到着。桜が満開を過ぎたばかりでした。
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加波山、麓の町が遠望できます。
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キャンプ場の花
カタクリ
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マムシソウ
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スミレ
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ニリンソウ
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キブシ
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クロモジ?
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山道に取り付きました。
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ここかしこにカタクリが有りますが、群生しているという感じではありません。密度は薄いように思います。人の手があまり加わっていないからでしょうか(盗掘というかたちでは加わっていますが)。
カタクリ
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ニリンソウ
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エンレイソウ
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ハルトラノウ
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不明(ユキザサ?)
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ミヤマキシミ
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アオキ
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大きな岩がありました。
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岩の下はニリンソウが群生しています。
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大岩を回り込むとしめ縄が張られていました。
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マルバスミレ。見事。
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イチリンソウの群生
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キクザキイチゲ
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ブナ平で一般登山道に合流。大勢の観光客で賑わっています。その賑やかなこと。
女体山を参拝して、少し下の横瀬夜雨の歌碑の前で休憩しましたが、御幸ヶ原のカタクリ園の近くで騒いでいるグループがあり、縁日のような騒々しさでした。

エイザンスミレ
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男体山周辺
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なお、男体山周回の遊歩道は岩の崩落で通行禁止箇所がありました。まだまだ崩れてきそうでした。帰宅後、調べると3/17のヤマレコの記録が一番古そうなのですが、この崩落は3月に起きたのでしょうか。
丁度男体山への登りに分岐できる場所なので男体山へ登りました。
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男体山から崩落箇所の先へ下りて遊歩道の続きを歩きます。
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薬王院へのルートを右に折れて、男の川沿いに下ります。「道が不明瞭な箇所があります」のような注意書きがありますが、このルートは沢を歩く部分があるので注意を喚起しているのかもしれません。しかし、迷うことはなさそうです。
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カタクリの群生がありますが、盗掘が多いのには呆れます。ここだけでなく筑波山全域のようですが。
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アズマイチゲ。キクザキが多いのですが、葉の裂けていないものがありました。
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白いカタクリ? 以前Kさんに見せて貰った「白いカタクリ」はおしべが黄色でした。それからすると、このカタクリはアルビノではなく、色が薄いだけのようです。
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ここに下山するとすぐ駐車地に到着。
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「ゆりの郷」で汗を流して帰路につきました。車で筑波山を一周する事になりましたが、車窓から見る筑波山も見事でした。杉檜の緑と山桜の薄ピンク、芽吹きが始まったばかりの薄い萌黄色。そのコントラストがいいですね。

それにしても盗掘を防ぐことはできないのでしょうか。

 

 

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