2015年9月13日 大小山・大坊山

雨が続き、たまの晴れ間は所要がありという訳でなかなか山に行く事ができなかった。やっと行けることになったのだが、遠方は億劫というわけでまたも大小山に行った。今回は大坊山へ反時計回りに周回した。前回は小さく2時間のハイキング。久しぶりに「歩いた」という気分を味わう。
7-8箇所でスズメバチ(随分と大きく感じたがスズメバチなのだろうか)に出会ったが襲撃されずに済んだ。ハチは登山道の真ん中にたむろしているので厄介だが、できるだけ知らんぷりを決め込んで刺激しないように脇を通り過ぎた。
今回新しい道具を初めて使った。ストックとカメラと腕時計型GPS。使用後の感想を後にまとめたい。

ルート数値
距離8.8Km 標高差 (+-860m) 所要時間 5時間10分(休憩込)

行程
阿夫利神社-(40分)-妙義山-(90分)-番屋-(45分)-大坊山-(20分)-大山祇神社-(30分)-山百合学園-(60分)-阿夫利神社

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
20150913-大小山

経過
阿夫利神社の駐車場には10台ぐらい止まっていた。男坂。
RIMG0016展望台からの眺望は悪い。水分を補給してすぐ出発。

妙義山では4人が話し込んでいた。夫婦連れにスイカを頂いた。自家栽培だという。山で冷えたスイカは美味しい。4人は国勢調査の話題を始めた。
RIMG0018

越床峠方向に向かった。途中、老夫婦を追い越した先で早めのカロリー補給。抜いた夫婦も声はすれど近づいてこない。休んで居るのだろう。
おにぎり1個の補給で歩き始める。早足の寡黙そうな若者とすれ違った。単独者に抜かれた。番屋に到着。以前、番屋では飲み物などを置いていたが、今回は営業していなかった。なぜか状況に詳しい人が居て、数日前の事故で会長がショックを受けて閉めているというような話をしていた。
番屋の上の崖の縁の道を歩こうと思っていたが、大雨の影響で崩落があるといやなので巻道を進んだ。

大坊山が大きく見えてきた。左下は足利病院。
RIMG0026

ツツジ山の手前で夫婦連れと会い、大坊山への登りで4-5名の中高年グループに会った。観光地図を片手に騒いでいた。リーダーらしき男性にツツジ山を聞かれたので、正面の山だと教えた。「10分もかからないですよ」と伝えると、「この辺で引き返そうと思っていたのだが」といいながら、ぎこちなく岩の道を下りて行った。

大坊山に到着。カロリー補給。休んで居ると女性単独者がやってきて北へ下りて行った。ザックは持っていなかった。どこまでいくのだろう。
RIMG0027

大山祇神社に到着。神社横の水道を借りて汗を拭く。神社前には10台近く駐まっていた。
RIMG0029

このルートは反時計回りに歩くのは初めてだ。予定では、南に廻ってやまゆり学園へ行こうと思っていたが、神社を下りたところの標識が北方向を指していたのでそれに従って、大沼田地区の住宅街に向かった。ここで、寡黙そうな若者に再会した。越床峠の東で会ったので、私より大幅に早いと思われる。まったく疲れた様子も見せていなかった。声を掛けようかと思っている内に通り過ぎていった。
住宅街を地図に従って歩くとかなり遠回りになる。墓地の脇の小径を下ると広い道に出た。
やまゆり学園あたりで少し雨が降ってきた。カッパを着るほどではない。

尾根を東北東に登っていくと右に岩があって、そこが良い展望地になっていた。
RIMG0035
雨はすぐ止んだ。最短コースで女坂を下って阿夫利神社に戻った。
前回同様、出しっぱなしになっている水道(谷水)で上半身裸になって汗を拭いた。爽快。


RIMG0010

RIMG0013

RIMG0021

RIMG0024

RIMG0032

本日初めて使った道具の感想

ストック
持っていたのはブラックダイヤモンドの安価なものだった。非常にコストパフォーマンスの良いストックだ。ただ収納時の長さが62cmあってザックに横付けにすると少し先がでてしまい、そこに木の枝を引っかけることがあるので、もっと短く収納できる物を探していた。Zポールとかいって、折りたたみできる物があるがそれではガサ張ってしまう。それで新しく購入したのが、「Helinox LBB-120」。収納時の長さが10cm短くなって収納しやすくなった。
使ってみてまず見付いたことはアンチショックシステムは良かったと言うこと。古い物にはこの機能があったのだが、新しいストックにはこれが付いていない。微妙な感触だが、この機能がないと直接衝撃が腕に伝わってくるので岩稜歩きが長いときは堪えるかも知れない。
それともう一つ、濡れたときに分解して水分を綺麗に拭き取って乾かす必要が有る。これはどのストックも同じだが、新しい物は分解は良いが組み立てるときに少し挿入しづらい。購入前にネットで調べたとき、事務服を着た女性がいとも簡単に組み立てているのをビデオで見たのだが。
良い点は収納サイズが短いことと収納袋が付いていること。柔軟性の乏しい私にはザックを背負ったままストックを横付けすることはできない。この袋を使ってザックを下ろさずにストックを収納できる方法を考えたいと思っている。

腕時計型GPS
GPSはGarminのetrex30を使っている。もっぱら軌跡を保存する事に使用しているのだが、最近、呆けてきたのか、地図やコンパスだけで現在位置の特定ができずにGPSを使用することが増えた。私はGPSはザックの雨蓋に入れているので、見ようとするとザックを下ろさねばならない。GPS付のカメラという選択もあったのだが、精度が悪いような気がしてEpsonのMZ-5000を購入した。ルートの設定・軌跡の保存などもできるようだが、そのような使用は絶対にしない。位置の数値情報が見れればOK。
実際につかってみると、今回のルートは尾根歩きなのでこれでぶれるようではGPSとして失格だろうが、かなり正確な数値を示していた。予想に反して使いそうなのが高度表示。GPS数値から計算しているので「高度入力」の必要がない。いままで、高度計付の時計を使用していたが、「入力」が面倒なので使うことは無かった。今回、やまゆり学園からの登りで確認すると高度も正確だった。
問題点はバッテリー。間欠計測でも2-3日で充電が必要になるようだ。長距離縦走では工夫が必要になる(私には無縁かもしれないが)。

デジタルカメラ
前機種の後継機を購入。でもメーカーは変わってしまった。この業界も銀行同様吸収・合併が盛んなようです。リコーWG-30。
良いのか悪いのかまだ不明です。今回の写真でもピンボケはありました。カメラのせいでなく、腕に問題がありそうです。

カテゴリー: 安蘇 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です