初めてスノーシューハイクに行ってきました。群馬の玉原高原です。緩やかな斜面を自由に歩く楽しさは冬の楽しみになりそうです。でも、今回スノーシューを購入したのですが、果たして何回使えるか。年2回は使いたいものですが。
玉原高原は、子供連れの若い夫婦や20代の若者で賑わっていました。傾斜が緩やかなので初心者に優しいコースのようです。少しゲレンデからはなれると高原の静かな雪山でした。いくつかトレースはありましたが、尾根では他のパーティには会いませんでした。 今回は、Yさん,Tさんの30代コンビに、Kさんと私のロートルコンビという4人パ-ティです。
ルート
ルート数値 距離6.2Km 標高差 (+390m, -390m) 所要時間 5時間(休憩込)
行程 スキー場駐車場-(40分)-P1305-(40分)-P1323付近-(30分)-分岐標識-(25分)-休憩地-(25分)-センターハウス-(25分)-スキー場駐車場
経過
スキー場は賑わっていました。駐車場もこんな感じ。 駐車場で歩きの準備です。初めてのスノーシューハイクなので準備にも手間取ります。なんと4人全てMSRです。バッグも同じものが3個並んで間違えそうです。スノーシューはスキー場の脇で履きました。 歩きはじめです。予報に反して快晴の見事な天気です。 少し進んで、子供用ゲレンデの上から振り返ります。 そこから先は、静かな雪山でした。しかし、右にリフトを見ながら進むので迷う心配はありません。スノーシューは初めてなのでトレース後だけでなく、トレースのない場所も歩いて見ましたが、やはりトレースのある場所が楽に歩けます。しかし、先を行く30代の人と歩幅が合わないのが 困りものです。 ブナ林の中を進みます。 いくつかスキーのトレースがありますが、今日のものではなさそうです。 P1305はスキー場施設の手前でした。その建物の横から北西に進路を変えます。急な上りがあって、スノーシューのヒールリフターを初めて使ったのですが、優れものでした。しかし、その先は少し下りで、リフトを上げたまま進んで、見事に転倒してしまいました。
最初の休憩地点。 ブナ平付近。 沼田の名木百選の標識 。 これがその百選の木のようです。ブナではありません。 右手に傾斜地を感じながら西に進みます。通常のルートを無視して歩けるのもこの時季の楽しみのようです。もちろん、地図読みは必須ですが。分岐標識に着きました。 ここからは少し傾斜地をトラバースします。スノーシューはこのような傾斜のトラバースは苦手にしているようですが、しっかりと歩く事ができました。もちろん、私は、あとからトレースを追いかけるだけなので気楽なのですが。 P1302.5の南から尾根を下りました。 尾根を下りて湿原に入る地点でランチ休憩。風と雪が少し強くなって来ました。 休憩後湿原を進みます。 湿原標識 看板も大部分雪の中。
湿原から林道にでました。 ぶなのわき水だそうです。
分岐を経由して 、センターハウス(休業中)に到着しました。 林道を進んで、途中から、山に這い上がるとすぐ駐車場でした。Yさんのもくろみ通り。さすがです。 駐車場の手前で、Yさんからビーコンの使い方の講習を受けました。「そういう使い方をするのか」程度の理解で、私には人様を助けるなどできないでしょうね。もし、そのような局面に遭遇したら、関係ない場所を一生懸命に掘り返しているような気がします。
駐車場に着いた頃から雪と風が一段と強くなりました。早めに下山できて幸運でした。
帰りには、昭和の湯で汗を流して、赤城の有名なもつ煮込みを買って帰りました(実に美味でした)。
こんにちは。
玉原高原でスノーシューですか。いいですねぇ。私も行きたくなりましたよ。
ちょっと気になったのですが、「スノーシューのリフト」というのは、そういった専用のものがあるのでしょうか。
数年前に、玉原高原から鹿俣山を経由して獅子ヶ鼻山に向かったことがあるのですが(結果は見事に退却)、スキー場のゲレンデの脇をスノーシューで上がって行って、スキー場の係員にいろいろと文句を言われましてね、その時の印象からして、ハイカーは何かと敬遠されている気配で、この、スノーシュー用リフトの存在がひっかかったのですよ。そんなのが出来たのかなと。
みつまんさんが歩かれたルート、のんびりハイクとしてはいいのですが、ちょっと高いところ、尼ヶ禿山とかに登っていれば、また印象も違ったものになったのではないかと、余計なことを考えてしまいました。ゲレンデのトップに行くだけでも、谷川岳が接近で望めますよ。
ただ、雪が降って、視界もあまりぱっとしない感じのようで、行ったとしてもどうだったのでしょうね。
つかぬことを伺いますが、ビーコンって、単独で、人も歩かないような山で雪崩にあっても有効なのでしょうか。電池切れでお陀仏といった気がしないでもないのですが。
こんばんは、たそがれさん。出稼ぎの身の上なので返答が遅くなりました。
「スノーシューのリフト」正確には「ヒールリフター」というらしいです。上りのときに起てると、4-5cmカカトが高くなるので楽に登れます。
逆に下りの時は戻さないと私のように転倒することになります。
ビーコンは埋まった仲間を捜すツールですが、かなり訓練しないと使えないようです。また、教えて貰った方によると、どの辺に埋まったか見ておいてかなり捜索領域を狭めておかないと生存中の特定するのは難しいようです。
少なくとも単独の遭難者の事を考えたツールとは言えないですね。ただ、電池が切れるまで電波は発信するようなので、救出はできなくとも、発掘は多少早まるかも知れません。1500時間=2ヶ月発信できるものもあるようですが、お陀仏で有ることは確かです。単独者の持参ツールではないと思います。
私は購入予定はありません。
でも、スノーシューは楽しいですね。尼ヶ禿山。是非、行ってみます。