2014年9月20日 陣地・愛宕山

先週の続きで、陣地・愛宕山間を歩いてきました。秋山の氷室神社から陣地へ、折り返して愛宕山、というルートです。自転車を林道にデポしておきました。山歩きで自転車を使うのは初めてです。もう一つ今回初めての出来事がありました。それはヤマビルの来襲を受けたことです。とにかく、予定時間は少しオーバーしてしまいましたが、何とか歩き通せました。魅力的なコースとは言えませんが、誰にも会わない静かな山歩きでした。疲れましたがなんとか14Kmを歩く事ができました。もう少しです。

ルート

ルート数値
距離14.4Km 累積標高 (+1,318m -1,071m) 所要時間 6時間30分(休憩込)

行程
氷室神社-(120分)-東蓬莱山-(80分)-陣地-(65分)-東蓬莱山-(75分)-愛宕山-(10分)-林道

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
20140920-陣地・愛宕山

経過

今回は初めて自転車をデポすることにしました。自転車は今春に山歩きの補助に購入したのですが、一度も使用する機会がありませんでした。安売り店で折りたたみできるものを買ったのですが、安かったので重いのが難点です。盗難されたら歩きで林道を下るのは嫌だなと思いながらデポ。しっかりとガードレールにクサリで固定しました。
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氷室神社北側の空地に駐車させてもらってさあ歩きです。
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安全祈願後、神社の左手から登りはじめます。
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急斜面を登ると扉が開いたままの神社がありました。最近は神社の維持も難しいのでしょうね。
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東屋があってその先に小さな石段を登ると壊れそうな小さな祠があります。
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南東に延びる尾根に乗ったあたりに分岐標識があります。
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このあたりは、登山道ではなく参道という感じがします。
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40分弱で奥の院に着きます。標高480mあたり。
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標高513地点への上りはかなり急でした。
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513地点の北で林道がでてきました。この先で尾根を切っています。
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標高560m辺りで東側が開けてきました。
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尾出山の尖りが見えていました。
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そのあたりで、どうも足がおかしいのです。今まで感じたことの無いような違和感がしました。ズボンをたくし上げると、ヒルがいました。思わず手で払いました。4センチぐらいでした。靴下に血がにじんでいます。靴を脱ぐと別の小さなヒルが1匹いました。
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こいつはまだ吸血を始めていなかったようです。これが吸血すると大きく太ってくるのでしょう。靴下を脱ぐと、くるぶしの上に2箇所出血していました。ヒルは靴下の上から吸血できるのでしょうか。器用なものですな。
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ティッシュで血を拭いておいたのですが、帰宅後見ると、靴下は大きく血で汚れていました。
今日は尾根歩きなので大丈夫だろうと、スパッツを持ってきていたのですが履かずにいました。しかし、神社裏手の山道は日当たりが悪いのでその辺に潜んでいたのかもしれません。先週はもっとヒルのいそうな場所を歩いたのですが大丈夫でした。もしかすると、先週はハイカットの靴だったので取り付きにくかったのかも知れません。いずれにしても、今後は尾根・谷に関わらずスパッツは必ず付けることにしましょう。遅まきながらスパッツを付けました。

標高650m辺りから登ってきた尾根を振り返る。
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岳ノ山・大鳥屋山も見えます。
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愛宕山への分岐を過ぎて鉄塔の下を通りました。
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東蓬莱山の手前に壊れた祠がありました。
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東蓬莱山は目立たないピークでした。三角点でそれと判りました。
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山名板はなく、こんな標識が落ちていました。
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東蓬莱山からは尾根の狭い場所が多くなります。
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途中、尾出山が見渡せる場所があります。近々その西壁を歩きたいのですが、かなりの傾斜に見えますね。
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標高850mピークへの上り。
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今日2つ目の石祠。これも壊れたままです。
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左手が雑木林になりました。先週下った尾根が近づいたようです。
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陣地に到着。
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予定より40分ほど多くかかってしまいました。少しスピードアップして歩く事にします。この尾根は氷室山への参詣道になっているので、ピークを巻く踏み跡が残っている場所もありました。陣地からの戻りではその踏み跡が見つけられた時はそちらを歩くようにしました。こんなはっきりした道もあります。
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愛宕山への分岐地点。判りづらいので最終的にはGPSで確認しました。禁猟区域の標識が落ちています。
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愛宕山へはなだらかな尾根が多く、イバラも多少ありました。
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鹿の予防なのでしょうか。そういえば、東蓬莱山~陣地間では多くの鹿に遭遇しました。猪は1頭だけ。
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愛宕山に到着。
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石碑があります。内容不明。
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三角点も。
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愛宕山から下ると、こんな施設がありました。木にネームプレートがたくさんぶら下がっていましたが、どのような趣旨なのでしょう。
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林道(牛の沢出流線)へ下りてきました。
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自転車は無事デポされたままでした。林道の下りではまったくペダルを踏む必要がありませんで、ブレーキが壊れないか心配でした。快適に氷室神社まで戻れました。これからは大いに自転車も活用したいと思います。それでルート選択に幅ができるでしょう。でも上りが苦手なのが課題です。

カテゴリー: 安蘇 パーマリンク

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