2014年6月21日 庚申山

会のメンバーKさん、Nさんと庚申山へコウシンソウを見に行ってきました。私は初めての庚申山です。
塔ノ峰経由のコースを予定していたのですが天候がはっきりしないので諦めて、庚申山往復のコースになりました。林道歩きは疲れましたが、初めてコウシンソウを見たので良しとしましょう。
花は後日まとめます(肝心のコウシンソウの写真がピンボケなのです。毎度の事ながら自己嫌悪に陥ります)。

ルート

ルート数値
距離15.9Km 累積標高 (+1,160m , -1,160m) 所要時間 7時間50分(休憩込)

行程
銀山平駐車場-(60分)-一の鳥居-(70分)-庚申山莊-(105分)-庚申山頂-(60分)-庚申山莊付近-(65分)-七滝-(5分)-一の鳥居-(50分)-銀山平駐車場

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
相変わらず、谷筋を歩くとGPSデータが乱れます。データでは林道から何度も谷に転落していますが、ケガもなく、無事戻ることができました。帰宅後、カシミールで「標高値の書き換え」で地図の標高を適用すると累積標高が2000mを越えてしまいました。何度も谷に転落しているので当然なのでしょうが、一瞬「そんなに歩いたのか」と驚いてしまいました。私が累積標高2000mを歩くのはまだまだ先の話でしょう。
20140621-庚申山

経過

7時前に銀山平駐車場に到着。すでに満車状態でしたが、なんとか隅に駐めることができました。宇都宮からだという10人ほどのグループが柔軟体操をして出発。曇り。当初の計画では、鳥獣観察舎から塔ノ峰経由で庚申山に行き、コウシンソウを見て一般ルートで戻る事になっていたのですが、逆コースにして、天候の具合を見て塔ノ峰経由か、ピストンにするか決めようということ事で出発。
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林道は舗装されていましたが、途中から砂利道になります。2台の車が追い越していきました。ゲートのカギを持っている人たちなのでしょうね(山荘の管理をされている方のようでした)。
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丸石沢、笹ミキ沢という大きな沢を2つ見ましたが、諸氏が尾根に取り付いたらしき斜面を見るとどれも急傾斜。なにより足元が頼りなさそう。いつかその尾根を歩いて見たいとは思っているのですが。

天狗の投石。上の山が崩壊してできたのでしょうが、ほぼ同じ大きさの石ばかりというのが不思議です。
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約1時間の林道歩きで一の鳥居へ到着。ここが庚申山の登山口なのですね。銀山平が登山口のような気がしていました。
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ここからは、沢筋の山道を登っていきます。沢は所々で伏流しているようです。
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百丁目石。他にもいくつか丁目石はありましたが、少ししか残っていないようです。
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鏡石(上から見た)
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夫婦蛙岩。
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上からの写真がそれらしく見えます。仲が良いこと。
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仁王門。
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傾斜が緩やかになって笹原の道になりました。
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旧猿田彦神社跡。ここでお山巡りコースへ分岐していますが、私たちは山荘方向へ。
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庚申山莊へ到着。裏は庚申山の絶壁です。バイオトイレがあるのですが、鍵がかかっていていました。後からきた管理人さんらしき方に伝えると開けてくれました。「勢いよく締めると鍵がかかってしまうときがあるんだよ」とのことです。
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20分ほど休んで、出発。
道は絶壁の間を縫うように続いています。
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崖の下も通ります。
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崖にはユキワリソウが可憐な花を咲かせていました。
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ハシゴが出てきました。しっかりしたハシゴなので頼りになります。
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お山巡りへの分岐を過ぎてしばらくすると、笹の道になりました。
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その先の右側に大きな岩があって、その岩壁にコウシンソウが生えていました。
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ガスがでてきました。
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シラビソ・コメツガ(私には違いが分かりません)と笹の間を進んで、
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庚申山に到着。
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山頂で休憩。この段階で塔ノ峰への下りは止めて来た道を戻ることになりました。それで、展望地へも足を伸ばしませんでした。
下りは、写真を撮る事も少なく一気に下るのですが、次第に足に堪えてきます。
庚申七滝に寄りました。
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滝を見ながら下る遊歩道は見事なまでに崩壊していました。林道に戻って階段で下りることができました。滝壺のすぐ脇にでることができましす。
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Kさん提供
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最後は林道歩き1時間。これは足に堪えます。これじゃ塔ノ峰経由の方が良かったんじゃないかという気にもなります。雨は若干降りましたが、駐車場に着くまでもってくれました。
林道歩き往復8Kmは堪えましたが、コウシンソウを初めて見たので満足の山歩きでした。しかし、塔ノ峰・お山巡り、今回パスしてしまいましたが、次回の楽しみにしたいと思います。紅葉に時期が良いかも。
かじかの湯で汗を流して、日光経由で帰りました。途中、日足トンネル手前で雨に遭遇。しかし、日光では雨は降っていない。今市で「たまり漬けの素」を買って帰りました。


今回の山歩きでは、ユキワリソウ・コウシンソウはたくさん見られたのですが、谷筋では花が少なかったような気がします。谷筋の花を楽しむには時期が遅かったようです。

ミズキ。林道でたくさん見られた。
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コアジサイ。少し青がかった花もありました。
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クリンソウ。山荘の近くで。
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クワガタソウ。
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クルマムグラ。
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ウツギ?
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ユキワリソウ。岩壁にたくさん見られました。
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名前調査中。花は付いていません。
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ズダヤクシュ
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コウシンソウ
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以下の3枚はKさん提供
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コウシンソウの前にシロヤシオが最後の花を残していました。
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2014年6月21日 庚申山 への2件のフィードバック

  1. たそがれオヤジ のコメント:

    この時期の庚申山は混雑のようですね。
    やはり、皆さん、コウシンソウなんでしょうけど。
    私、コウシンソウって見たことがありません。というか、小さな花のようですから、きっと、見落とししているのでしょう。
    庚申山、一般コースもお山巡りコースも、最近は歩くのが怖くて。あれさえなければいい山なんだけどなと思っているくらいです。つまり、高所恐怖症なんですよ。
    山頂の南にある1681m標高点=銀峯経由のルートを歩いてみましたが、これからは、おそらく、こちらからのメイン歩きになりそうです。

    • mituman のコメント:

      コメントありがとうございます。たそがれさんが高所恐怖症とは。信じられません。足尾の急傾斜のザレ地は高所恐怖症では歩けないような気がするのですが。お山巡りも昨年ちゃんと歩いているじゃないですか。
      足尾は庚申山周辺だけでも歩いて見たいコースがたくさんあるのですが(銀峯も)、登山口までのアプローチに時間がかかるのが難点です。

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