2016年 4月 16日 根本山・三境山

根本山から三境山を周回してきました。アカヤシオが目当てだったのですが、見頃にはかなり早すぎたようです。10日前に標高700m付近で見頃だったので、今週は1000m付近かと思ったのですが、800-900mあたりではそれなりに咲いていたのですが、その上ではツボミ状態で1100mあたりからはツボミもまだ付いていない木が大半でした。
しかし、好天の中、前から歩きたかった根本山から三境山の尾根が歩けたので満足な山歩きとなりました。
総勢8名の賑やかな歩きでした。
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ルート数値
距離 9.9Km 累積標高 (+1,120m,-860m) 所要時間 6時間30分(休憩込)

行程
駐車場(8:35)-中尾根コース入口(9:00)-根本山(10:40-11:00)-白浜山分岐(13:10) – 三境山(14:15) – 三境トンネル西口(15:15)

経過

2台の車に分乗して老越路峠経由で桐生の石鴨へ向かいました。約90分で駐車場に到着。そこから三境トンネル西口まで車をデポするために往復。約25分かかりました。
駐車場には5-6台駐まっていました。
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10分たらずで不死熊橋に到着。沢コースの入り口を確認。数年前の大雪で沢コース入り口あたりも荒れているという情報がありましたが、トラロープが残っていることを確認しました。
林道を10分ぐらい進んで、左に折れます。その場所は倒木がありましたが、すこし頭を低くして進みます。ネットでみた写真からはかなり片付いているようです。
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歩き始めてから約25分で、中尾根コースの入り口に到着。ここから植林地に入っていきます。
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植林地内は九十九折りに登っていきます。
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植林地を約20分登ると尾根にでました。
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右手樹間から野峰がみえました。
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標高850mを過ぎるとアカヤシオが咲いていました。
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石祠の近くで休憩。
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足を止めて色づきの良いアカヤシオを見る。
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標高900mあたりのトラバース。トラロープがありました。ここは、トラバースせずに尾根を直登したほうが安全だと思いましたが、コースに従ってトラバースします。
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標高940m付近。アカヤシオの木はかなりありそうなのですが、花を付けているのは少しです。
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樹間に根本山方向を見る。沢コースで登ってくる尾根が近くなりました。
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標高1050mを過ぎるとアカヤシオの花は見られませんでした。堅いツボミが少し見られるだけです。
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中尾根十文字。沢コースと合流します。
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なだらかな尾根になりました。
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根本山到着。
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根本山には三角点はありません。図根と彫られた杭がありました。
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山頂近くで大休止。
多少、ツボミのアカヤシオが見られました。
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根本山を北に進んですぐ左に下ります。ここから少しルートファインディングが難しくなります。
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その下りはかなりの急傾斜です。
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正面には奥宮の尾根が見えました。
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急傾斜を下ると地形図の破線ルート(非常に薄い踏み跡)に合流します。尾根は崖になるのでまた左にトラバースします。
「危険」と書かれた標識のあるトラバースに入ります。左はかなり切れ落ちていますが、ロープ・クサリが設置されています。
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そこを過ぎると多少アップダウンがありますが、歩きにくい場所はありません。
樹幹から日光の山が見えました。白根山は雪があるようですが、男体山には雪が見えませんでした。
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地形図の破線ルートと交差するあたりで。標識は見つかりませんでしたが、木に赤ペンキで何か書いてありました。??
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標高1110mピークへの登り。多少アカヤシオのつぼみが見えました。
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標高1110mピークには「五二八」と彫られた杭があります。このピークの周辺にはアカヤシオの木はたくさんあるようでした。
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そのピークからの下りでおなじみの桐生市の基準点があります。
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三角山(P1091)はトラバースしました。
その先にこんな標識が。この尾根でこのタイプの標識をいくつかみましたが、絶対迷わないと思われる場所にあります。分岐・方向転換などの道迷いしそうな場所に設置して貰えると助かる人がいると思うのですが。
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標識の近くに石祠があります。
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北西方向に皇海山が見えます。
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何かの施設跡。
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その施設の北西斜面にはこんなものが残されていました。ケーブルで何かを運搬したようです。伐採した材木を運搬したのかもしれません。反対の植林地の斜面は根本沢へ落ちているのでこちらから切り出したのかもしれません。勝手な想像ですが。
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その施設後近くにこんな標識が。「三角山」、「黒石坂」は何とか読めました。確かに、薄い踏み跡が斜面を下っていました。
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この先の1120mピークでは注意が必要です。南の尾根に引き込まれそうになります。南の尾根の先には祠が見えていました。
テープにしたがって右寄りに尾根を下ります。

白浜山分岐への登り。
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分岐にはこんな標識が落ちていました。
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P1069の南西の1000mピークには図根杭があります。
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そのピークからは三境山が望めました。
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広い尾根になりました。落ち葉で一杯です。
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三境山への登り。思ったほどは急な傾斜ではありません。三境山は北斜面は他の斜面に比べるとかなり傾斜がゆるやかです。
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もうすぐ三境山の地点で白浜山が見えます。右の山は熊糞山(だれが名付けたのでしょうか)です。分岐地点からしばらくは熊糞山は見えていたのですが白浜山はその陰に隠れていました。
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三境山に到着。
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三等三角点があります。三角点の上でスナップ写真を撮る準備をしています。
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山頂から東隅に、斜面方向を見るように石祠が安置されています。これでは前からお詣りしづらいと思うのですが。
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根本山方面を振り返ります。歩いてきたルートは左手は植林地が多いので根本山を振り返ることはできませんでした。
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三境山からの下り。岩だらけですが、楽しく下ることができます。
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この先でトンネルへ下るルートが良くわかりませんでした。1000mピークからは南西方向に急な下りの尾根が続いています。しかし、西方向にテープが見えました。どの方向に下りてもトンネル西口まで下れそうなのでテープにしたがって西へ向かいました。途中で急な岩稜を南に下りました。一般ルートではなさそうですが、まばらではありますがテープはありました。途中から、左方向に落ち葉の多い急斜面を谷へ下りました。谷を下るとまもなく駐車している私の車が見えてきました。
谷を歩いているとき、左手に尾根に登る踏み跡はみつかりませんでした。私たちが歩いたのはあまりにも一般ルートとは言えないので、谷をもっと奥に進んでから尾根に登る道があるのかもしれません。

全員無事に下山できました。大ベテランのHGさんは明日で73歳。最後まで歩けるかなあと心配していましたがきっちりと歩きとおすことができました。

不死熊橋北の林道で。
スミレ2種
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林道下にミツバツツジが咲き始めていました。
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キブシ
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中尾根のアカヤシオ
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三境トンネルへ下った谷で
コガネネコノメソウ
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このネノネメソウは小さなものでした。ツルネコノメソウらしい。葉は互生で白毛はない。コガネネコノメソウは葉は対生で、花茎や葉茎に白毛がある。コガネネコノメソウのすぐ近くに咲いていました。
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帰路でミツマタ。この辺りでは和紙を作っているようです。随所にミツマタが見られました。最盛期だったらもっと色が黄色で鮮やかだったでしょう。
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その前の谷筋には葉桜になりつつある桜と最盛期の垂れ桜
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2016年 4月 16日 根本山・三境山 への2件のフィードバック

  1. たそがれオヤジ のコメント:

    こんにちは。
    三境山近くのアカヤシオはまだまだでしたか。
    実は、週末にでも三境山をかけてのアカヤシオ目当てに草木ダムあたりから歩いてみようかなと思っていたのですが。
    早いようでしたら、別コースで検討しますよ。
    みつまんさんの情報、助かりましたよ。

    • mituman のコメント:

      おはようございます。たそがれさん。
      情報がお役にたてて良かったです。1060m峰から南西方向の尾根にはかなりアカヤシオの木はありそうでした。後一週間後ぐらいから楽しめそうです。当てにはなりませんが。

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