2016年 3月 12日 佐野唐沢山・諏訪岳

今日は別の山を歩く予定だったのですが、車デポ地で雪だったので山行は中止しました。しかし、足利辺りまで戻ると天候は回復して、せっかくの山歩きができるチャンスを逃すことはないと急遽「唐沢山諏訪岳往復」を歩くことにしました。私にとって地図を持たずに山を歩いたのは初めての経験です。
歩き始めが遅かったのですが、約10Kmを5時間弱で歩けました。地図読みがなければ早く歩くことはできるのですが、ただ「歩いた」だけという結果になってしまい釈然としない山歩きになりました。体力トレーニングになったで良しとしましょう。
往路はできるだけピークを踏みながら歩きました。復路は一般コースを一気に戻りました。
人気の山域のようで大勢のハイカーに会いました。単独での歩きです。
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ルート数値
距離 10.6Km 累積標高 (+920m,-920m) 所要時間 4時間40分(休憩込)

行程
唐沢ポケットパーク(10:25)-唐沢神社(11:17)-三角点290.3(11:49)-鉄塔ピーク(12:08)-P292(12:41)-京路戸山(12:02)-諏訪岳(13:26-13:32)-唐沢ポケットパーク(15:05)

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
20160312-唐沢山諏訪岳

経過

今日は荒神山の北東の尾根を林道小平座間線の峠までMさんとの二人旅で歩く予定でした。
6時に2台の車で小山を出発。曇っていたが雨はなし。足利辺りから小雨が降り出しました。山歩きは中止にしても林道は確認しておこうということでそのまま車を進めました。みどり市小平からは雨は雪になりました。林道はみどり市への事前確認では通行できるということでした。実際は、所々に落石はありましたがなんとか進めます(かなり大きな岩が転がっている場所もありましたが)。峠に近づくと雪は強くなりましたが吹雪というほどではありません。峠付近では10cmぐらいの積雪でした。そのまま北に下りて荒神山の駐車場を確認してMさんと別れました。
そのまま帰宅するつもりだったのですが、足利を過ぎると雨はやみ晴間がでてきました。どこかを歩いてから帰ろう。という訳で車を運転しながら準備なしで歩けるルートを探しました。金山・大小山・三毳山など。結論は佐野唐沢山から諏訪岳の往復です。地図は持っていませんがいずれ歩くつもりで計画は作成済だったので大まかなルートは頭に残っていました(結果的にかなり不完全な記憶だったのですが)。
犬伏の交差点を北に折れてしばらく行くと、登山口らしきものがあったのでそこに駐車しました。唐沢山ポケットパークでした。トイレ完備です。
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そこは、露垂根(つゆしね)神社の横でした。
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山道はこんな感じで歩きやすいです。
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樹幹に西側の尾根が見えています。植林がなくて歩きやすそうな尾根です。
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最初の分岐。私は尾根道の山道(右上)に進みました。
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竹林の間の山道です。竹が邪魔することはありませんでした。
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唐沢山には山城があったようで、切堀が残っていました。切堀は山頂北側にもありました。結構大きな山城だったようです。
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その先の見晴らしの良い場所で腹ごしらえをしました。朝が早かったので腹ペコでした。
分岐、直進して唐沢山神社へ向かいました。
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つつじ丘を通過しましたが、つつじ丘はつつじの多い斜面で「丘」という感じではありません。あまり広くもありません。
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参道に合流。
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社務所南の景観の良い場所。
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スカイツリーも見えるという掲示がありましたが、見えませんでした。天気の良い早朝に来ないと見えないのかもしれません。左に三毳山がみえます。
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唐沢山神社。ここが山頂なのですが、「山名板」は見えませんでした。周辺を探したのですがどこにも見当たりませんでした。
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神社の左手の駐車場の脇にスミレが咲いています。もう花の季節が始まりそうです。
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「京路戸峠」方向に進みます。
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「唐沢教育キャンプ場」跡です。
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立派な車道が続いているのですが、ここは「松風の道」に進みます。
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「松風の道」も私には立派すぎる道です。
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往路はできるだけピークを踏むように進みました。復路では右の一般道を戻りましたが。三角点ピークが見えてきました。きれいな尾根です。
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三角点290.3mピークへの登り。短いですが傾斜は急でした。
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その三角点。二等なんですね。
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三角点ピークからこれから進む尾根を眺める。このピークへは四方に立派な山道があります。
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この三角点ピークは「高鳥屋山」というのかも。山を消している落書きがありますがこの名前は人気がないようです。他に「栃本山」というのがあるようですが、麓の地名を考えると「栃本山」が良いようも思いますが、地名は地域の人に決めてもらわないと。地域外の人間が口をはさむことはできないでしょう。
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三角点ピークを下りるとまた林道に合流です。
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林道から見晴らし台へ向かいます。6-7人のグループと行き交いました。
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見晴らし台(約標高280mピーク)にはベンチがあって休憩に適地です。私も休んでカップラーメンを食べました。
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鉄塔があります。周辺を見ましたが、所有者は表示されていませんでした。どうしてなんでしょう。テロ対策?
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見晴らし台を下りると林道ですが、また歩道に進みます。
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歩道はピークには進みませんが、ピークへも濃い踏み跡があります。その踏み跡をたどりました。ピークには標石があります。これらの標石はほかの地点でもよく見られました。
田沼町の標石です。
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岩舟町の図根点だそうです。
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つばきが咲いていました。
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標高292地点ピークです。石祠がありました。尾根を北に下りかけましたが戻りました。地図がないと方向確認が難しいので要注意です。
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標高292地点の北東の約240mピークです。京路戸(きょうろど)山なのだそうです。「参拝方法」の説明がありました。祠はないのですがこの山がご神体なのでしょうか。
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諏訪岳が見えてきました。
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京路戸山北東の小さなピーク。さすがにここを歩く人は少ないようでした。
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この小ピークからの下りで方向を間違えておおきく迂回してしまいました。藪は薄いので歩きやすかったですが。山道に飛び出した場所は京路戸峠でした。男性3人が休んでいました。写真は帰路で撮影しました。
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京路戸峠からの登り。
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山つつじが咲いていました。まだ咲く時期ではないと思うのですが、昨年末あたりから時期を間違えて咲いているつつじをよく見かけます。
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諏訪岳への登り口。
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途中、見晴らし良い場所にベンチが置かれていました。そこからのながめ。
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諏訪岳山頂に到着。西側の木が切られて旧田沼市街が見渡せます。山頂からは3方向に山道が続いていました。
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今日はここで折り返しにします。
京路戸峠にこんな標識がありました。
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帰りはピークに立ち寄らずに一気に戻りました。往きでは気にならなかったのですが、いくつかこんな階段があって上るのは疲れます。
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キャンプ場まで戻ってきました。往きは車道を歩いたので帰りにはキャンプ場に入ってみました。
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何じゃ「大営火場」とは。たき火をしてみんなが段上に座って話し合うのでしょうか。他にも火を囲んで集まるような場所がありました。私たちが若いころにはやたらとそんな集いがあったような気がします。火を囲んで肩を組んで歌う。現在のように「個」が際立つようになるとそのような集まりも必要なのではないかと思ったりもします。私はそんな集まりが苦手でした。ただお酒を飲んだ時は別でしたが。
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宿泊施設。当然、現在は廃棄状態です。
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キャンプ場も宿泊施設も使われなくなったらきれいに片づけてほしいものです。

駐車場まで戻ってきました。一気に戻ってきたので、脚に堪えたようです。少しマッサージをしてから帰路につきました。
近くにこんな標識が。右が新道で、左が旧道だそうです。いつか旧道も歩いてみましょう。
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今回、地図を初めて持たずに歩きました。スマホアプリで地図を確認することはできるし、GPSにも地図が入っているので道迷いという点では心配はないのですが、やはり物足りなさを感じました。

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2016年 3月 12日 佐野唐沢山・諏訪岳 への2件のフィードバック

  1. YUKI のコメント:

    はじめまして、唐沢山で検索してたどり着きました。唐沢山神社が大好きですがいつも車でのぼっているので、こういったルートは知りませんでした。私も歩いてみたいと思います。参考にさせて頂きます。ありがとうございます。

    • mituman のコメント:

      コメントありがとうございます。この道は歩きやすいルートだと思います。このルートを歩くには秋から早春にかけてが一番良い季節かも知れません。

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