年末に金原山から南方向に尾根を縦走しましたが、そのとき気になった尾根を周回してきました。田沼梅園地区の八剣神社前に駐車して反時計周りに尾根を周回。途中、岩場・ルートのわかりづらい場所もありましたが、ポカポカ陽気の中、年初めの山歩きを楽しんできました。
Mさんとの静かな二人旅です。
ルート数値
距離 7.0Km 標高差 (+-720m) 所要時間 4時間45分(休憩込)
行程
八剣神社-70分)-天ヶ岳-(55分)-林山-(70分)-P315-(45分)-八剣神社
ルート図（国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
経過
八剣神社の道路を挟んだ前には空地がありそこに駐車しました。社務所前には子供たちの遊具がありますが、近所に遊ぶ子供たちはいるのでしょうか。準備をしているとジョギング中の男性に声をかけられました。「この周辺の山を歩いてきます」と伝えると不思議そうな表情をしていました。夫婦と思われる二人連れが神社の石段を登っていきました。ジョギング中に初詣に寄ったようです。小さな集落ですが人の動きを感じました。
駐車地の隅に石祠。新年の飾りがされていました。
まず、登山の無事を祈願しました。
神社右裏から尾根に入ります。しっかりと踏み跡はあります。テープも所々に見られます。緩やかな尾根を登っていきます。
こんなものが落ちていました。物騒なものでなければ良いのですが。
少し南方面が開けた場所にでました。見えているのは梅園町東根地区のようです。
そこには祠が２つ祀られていて集落を見守っているかのようでした。
約310m峰に到着。ここにも祠がありますが、永らく祀られていないようです。尾根の先には大岩が見えました。
約310m峰と天ヶ岳の間には大岩があります。北側に巻道がありますが大岩に登ってみました。
岩の上は展望がききます。
岩の先は切れていました。上から恐る恐るのぞいてみました。直進はあきらめて少し戻ります。
巻き道です。
大岩を振り返ります。私なら絶対に直登しません。
天ヶ岳に到着。
林山東の岩場。
林山への登り。
林山へ到着。年末に歩いたとき、林山から天ヶ岳まではかなり遠く感じたのですが、今回はひどく短く感じました。少し早いですが大休止。
林山からは初めてのルートです。踏み跡は無いかと想像していましたが、ちゃんと踏み跡はあり、テープも少なめですがありました。
389P手前の岩場。
389P辺り。
今回のルートで一番難しいのは389Pと318Pの間の南北に長いピークの下り方だと思います。どうしても南の尾根に引き込まれそうになります。下り地点に青テープがあるのですが、南の尾根に誘導しているようにも思えます。この下りはかなり急です。下ってから振り返るとしっかりとしたピークに見えます。
315Pに到着。桜山が正面に見えます。ここから東に下ることもできますが、当初の予定通りもう一つ南の尾根を下ることにしました。
尾根を東に下る地点に到着。もっと南に誘導するテープがありました。南には採石場があります。その縁を回り込んで下ることができるのでしょうか。南方向です。
私たちは南には行かずに、八剣神社方向に延びる尾根を東に下ることにしました。しかし、下り口はかなりの傾斜です。
木につかまって少し降りると植林地と雑木に挟まれた尾根になりました。
一気に尾根を下ると次第に藪っぽくなりました。最後は細い竹の藪になりましたが強行突破。イノシシ防護柵があるのではと心配しましたが畑に飛び出ました。
農道から歩いてきた尾根を見渡します。中央やや右寄りが林山です。
八剣神社まで戻ってきました。
落し穴がありました。断定はできませんがイノシシ捕獲用の落し穴だと思います。315P南の鞍部と下山口の藪中です。
のんびりと歩いているとトンデモナイことになるかもしれません。要注意。
「落し穴あり」の看板を付けておいてもらうとよいと思うのですが。多分、イノシシは字が読めないと思います。
もちろん、人様の土地を無断で歩かせてもらっている私が言えることではありませんが。