平日の山歩きは久しぶりです。これから徐々に増やしていこうと思っているのですが。どうなるかは不明。
予定では大倉山から谷倉山まで行って、その北尾根を下ることにしていたのですが、私の脚のトラブルで谷倉山手前の林道切通しでエスケープしてしまいました。
大倉山の西尾根は今年の2月に歩いていますが、あらためてバラエティ豊かな尾根であることを実感しました。また、柏木から取ついた尾根も同じような尾根でした。
Mさんとの二人旅です。途中会ったハイカーはゼロでした。
ルート数値
距離 8.4Km 標高差 (+1,070m,-870m) 所要時間 6時間40分(休憩込)
行程
柏木公民館-(25分)-尾根取付-(20分)-三角点峰289.9m-(90分)-主稜線合流地点-(60分)-大倉山-(60分)-主稜線合流地点-(100分)-500mP-(10分)-林道切通-(20分)-林道駐車地
経過
まだ暗い6時に2台の車で林道真上男丸柏木線を目指しました。真上地区から林道へ。切通しを越えて空き地に1台を駐車。谷倉山からの下りで時間切れになった時、林道にエスケープする為の備えです(結果的に私の脚のトラブルに対応できることになりました)。空き地は谷倉山の鉄塔の巡視のために設けられているようです。林道を下ると柏木公民館正面です。その前に駐車させてもらいました。
そこから三角点峰259.9m(山部藪人氏によると丸山というらしいです)を目指します。北西の尾根の突端から取りつく予定だったのですが、見ると前はイバラの藪で尾根の取付きも岩の急傾斜地でした。あきらめて林道を進むと登れそうな尾根が見えてきました。三角点峰の西南西尾根です。沢(柴羽の沢)を渡ってとりつきました。尾根の右側は伐採されて新しく苗木が植林されています。
急傾斜の尾根からはこれから進む尾根が見えました。かなり面白そうです。
三角点峰から約1時間で地図の破線道が交差するコルに到着。僅かに踏み跡はうかがえますが、道形はありません。ただ、ここから今回の主稜線に至るまでは、岩・急傾斜のアップダウンがあり、かなりの難ルートです。すぐそこに主稜線は見えているのですが。
主稜線直前のピークからは、袈裟丸山・皇海山・日光連山が眺望できました。
しかし、そのピークからは一旦下ってまた急傾斜を上らなくてはなりません。右手に回り込んで上りました。
主稜線に合流して一休み。ここからは今年の2月に歩いたコースです。まず、大倉山に向かいます。
合流地点すぐ先の大岩。行きは中ほどを北側に回り、帰りは北側に大きく回りました。
400mPには数日後の日付が入ったピンクテープがありました。どうやら、大勢で山歩きするための事前調査があったようです。
400mPからはカヤトが続きます。先には大倉山が見えているのですが、踏みあとの見えない藪です。
途中、満開のつつじがありました。閑馬岩峰でもたくさん咲いていましたが、一体どうしたのでしょう。
休憩の後、谷倉山方面に向かいます。カヤ藪でMさんがよく見えません。
主稜線合流地点のすぐ西には大岩があります。南側の獣道を岩上に進みます。
標高478地点の西側はルートファインディングの難しい場所です。今年の2月には南西方向の小さな尾根に引き込まれてしまいました。その経験を活かしたので今回は大丈夫でしたが、慎重にルートを見る必要があります。少し北西方向(踏跡あり)に下ってから西に進みます。
このあたりから私の脚に変調を感じていました。まず、芍薬甘草を服用。
また大岩です。少し上ったところでMさんは南に巻きましたが、怖そうなトラバースなので私は直登しました。
この後、脚が痙攣。芍薬甘草を追加服用して少しマッサージ。スピードを遅くして無理をしないように歩を進めます。
何これ。大部分の落葉樹は葉を落としているのに、ヒノキに守られて黄色いカエデが残っていました。
谷倉山方面に上るのは簡単ではなさそうですが、たくさんの踏み跡が残っていました(法面破壊跡)。
ここでエスケープすることにしました。何とか駐車地まで林道を歩くことができました。Mさんの意見で、林道切通近くに1台駐車しておいたのですが、その予測に感謝です。
谷倉山への尾根を歩き通すことができなかったのですが、これは後日の宿題にしておきます。それ以前にこの頼りない脚をなんとかしなくては。
山歩き後の風呂は、入粟野の奥(ずいぶんと奥でした)、つつじの湯で汗を流しました。いい湯でした。蕎麦もおいしかった。