2015年7月25日 茶の木平・半月山

仕事が落ち着いてきて、久しぶりの山歩き。二ヶ月以上歩いていないのでどこにしようか随分と悩んだが、この暑さ、やはり奧日光が良かろうとまだ歩いていない茶の木平にした。このコースだと、途中でへばれば、半月山からバスで戻る事ができる。バスの時刻表を調べておいた。
最初はゆっくりとしたペースで歩き始めたので、疲れはしたが快調。半月山展望台で大休止後、バスに頼ることも無いだろうと半月峠へ下っていった。ところが、狸窪へあと1Kmの辺りで左膝裏に異変が。大抵は芍薬甘草で収まるのだが、収まらない。休み休み進んで、中禅寺湖の水で冷やすとやっと落ち着いた。帰宅後、近所の整骨院で看て貰うとヒラメ筋の痛みだという。
やはり、長期間歩いていないので歩く力は大幅に低下していたようだ。しばらくは、短めで高低差の少ないルートを歩くことにしょう。
これからは月4回は山に行くつもり。はたして。

ルート数値
距離11.4Km 標高差 (+-795m) 所要時間 5時間40分(休憩込)

行程
歌が浜駐車場-(20分)-登山口-(50分)-茶の木平-(30分)-バス停-(75分)-半月山-(7分)-半月山展望台-(20分)-半月峠-(50分)-狸窪-(50分)-歌が浜駐車場

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
20150725-茶の木平・半月山

経過
朝はゆっくりと6時少し前に家を出た。久しぶりの奧日光。男体山の雄姿はすばらしい。
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車道を日光レークサイドホテルまで戻るとそこに茶ノ木平への登山口がある。
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山道は歩きやすい。地図では尾根に沿って破線が延びているが実際はルート図のように右に左に廻るように道は続いている。
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久しぶりの歩きで登りはつらいがゆっくりとしたペースの登っていく。後から夫婦と思われる中高年二人が登ってきた。この夫婦とは前後しながら歩く事になった(最後に私の脚に異変が起きてからは私が前に行くことはなかったが)。
茶ノ木平に着いた。北側に開けた場所があり、男体山が湖畔で見たときよりぐっと迫ってくる。
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奧日光の山々も見える。白根山から錫ヶ岳。
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茶の木平の標識は一部カットされていた。切り口は新しい。その方向はロープが張られていたが、何があったのだろうか。明智平・細尾峠へは、ここから5分ほど南に進んだ場所に分岐があった。
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「自然観察教育林」らしい。たしかに子供達には慣れ親しんで欲しい林だ。
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茶の木平は結構広い。そよ風があって気持いい。
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少し下ると見晴らしの良い場所があった。
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いろんな所に展望台が作られている。少し多すぎだ。しかし、紅葉時期には足りなくなるのかもしない。
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バス停。最悪、ここまでくればバスに乗れると思っていたが、脚は好調。車道を渡って向かいの斜面に取り付く。
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登りはつらいがすぐ尾根に着いた。夕日岳が正面に見えた。
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狸山。すでに電波塔はあるのだが、さらに工事をしていた。
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いったん山から下りると、中禅寺湖展望台。また山道に入る。しばらくいくと、10人ぐらいの高齢者グループがいた。メンバーが狭い山道からササの斜面をすべり落ちたらしい。下から声がするが、痛そうな声ではない。下には車道が見えている。下から転落場所に向かうために数人のメンバーが車道から登ってくるという。「何か手伝いましょうか」と言ったが、「大丈夫ですから先に行ってください」の声で、先に進むことにした。
確かに、バランスを崩すと転落しそうな場所はたくさんある。低い笹原だが傾斜はかなり急だ。笹原だけなら大丈夫だろうが、勢いが付いたところで木や岩にぶつかったら最悪命を落とすこともあるだろう。そう思うと、怖くなり、一歩一歩が慎重になってきた。
半月山山頂。
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少し下って展望台で大休止。夫婦連れもやってきた。下の駐車場から登ってきたらしい若者がカメラをぶら下げてやってきた。少し後には若い男女ペアがやってきた。ここは真夏でも人気のスポットのようだ。
南西方向には松木渓谷の荒れた斜面が見える。中央手前は中倉山。その奧は塔ノ峰。さらに奧は袈裟丸山系。皇海山は見事な山容だ。
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北方向。中央手前は社山。奧は、左から、皇海山・大平山・黒檜岳・錫ヶ岳・白根山。
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男体山。八丁出島。
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大休止でカップヌードルを食べる。体調は良い。このまま、駐車場に下りてバスで戻るのはもったいないような気がした。半月峠に向かう事にする。
急な下りを半月峠に下りてきた。ここで少し休めば良かったのだがそのまま狸窪に下り始めた。
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狸窪へ1.0Kmという標識のあたりで左膝後がおかしくなる。夫婦連れに追い越された。こういうときの常備薬芍薬甘草を服用する。いつもならこれで収まるのだが今回は収まらない。何度も休みながらゆっくりとしたペースで下っていった。芍薬甘草を追加服用、こんなことははじめだ。やっと湖岸の道にでた。中禅寺湖の水で汗を拭く。裸足になって脚を冷やした。少し休むと楽になってようが気がした。しかし、平らな場所は良いのだが少しでも登り下りになると痛くなる。
湖岸からの風景。
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とにかく、駐車場までたどりついた。

まだまだ、無理はできない。少しずつ鍛えるしか無さそうだ。まあ、これからは頻繁に山に行けそうなので、急がずに山を楽しみたい。

途中見た花。
花はすくなかった。登山口近くで、ツルあじさい。
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名前不明
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2015年7月25日 茶の木平・半月山 への2件のフィードバック

  1. たそがれオヤジ のコメント:

    確認が遅れました。失礼いたしました。
    当分、歩かれないとのことで、まだまだかなと思っていたのですが。
    写真を拝見する限り、涼しげですね。「暑い」という言葉が見あたらないので、快適なお歩きでしたのでしょうか。
    例の標識、私もちょっとまごつきましたよ。自然保護か何かで通れなくしたらしいのです。
    私は細尾峠に抜けるつもりでいたものですから、どうしようかと思ったほどです。
    地図にはそのまま残っていますから、これから紅葉の時期、事情を知らない方は迷うかもしれませんね。
    みつまんさんには芍薬甘草は効果てき面の妙薬のようですが、私の場合、あまり一服では効きませんよ。大抵は間をおいて二服でやっています。

    • mituman のコメント:

      たそがれさん、お久しぶりです。たそがれさんも、芍薬甘草を常備しているとは。藪に沢にマメに通われているのでそのようなものは不要なのかと思っていましたよ。
      私もやっと山に復帰できると思っていたのですが、本格的に歩くのは秋になりそうです。せめて、芍薬甘草に頼らなくても歩けるように日々の精進をすれば良いのですが、根っからの不精者には無理のようです。

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