赤城の黒檜山へ行ってきました。2年前にも行っていますが、その時より雪が多くてアイゼンを付けると丁度歩き良い状態でした。ただ、気温が高くて汗ばむほど。それにしても何と登山者の多いことか。頂上・展望地に総計40人ぐらいはいたでしょう。気楽に雪山を体験して展望を楽しむには程よいコースなのかも知れません。
会の山行に参加したので総勢8人の賑やかな山歩きでした。写真はわずかです。
ルート数値
距離5.9Km 標高差 (+-685m) 所要時間 4時間30分(休憩込)
行程
駐車場-(20分)-登山口-(100分)-黒檜山展望地-(50分)-駒ヶ岳-(40分)-駐車場
経過
大沼周回の道路は凍結していましたが、除雪されていました。駒ヶ岳登山口近くに駐めて準備。トイレも完備されています。多くの登山者が準備していました。
9時、黒檜山登山口に向かって歩きはじめます。黒檜山が中央に見えています。登山道になっている尾根が白い雪庇で縁取られています。
歩道は凍結していますので滑らないように気をつけます。もしかすると今回のルートで一番気を遣ったのはこの車道歩きだったかも。
登山口でも大勢の登山者がアイゼン装着していました。私たちもアイゼンを付けました。
100mほど登った地点から大沼が綺麗に見えました。西南方向。ワカサギ釣りのテントが小さく見えます。正面は地蔵岳。
今年は登山道にも雪がかなり積もっていました。2年前は雪が少なくて石の間が凍結していて歩きづらかったのですが、今年は雪がしっかりと踏み固められていたので非常に歩き安かったです。
稜線にでました。見事な青天です。樹木に雪が綿にように付いています。
黒檜山山頂では大勢の登山者が休んでいました。その北側の開けた場所へ向かいます。大勢の人が谷川岳などの展望を楽しんでいました。私たちもそこで休憩する事にしました。
写真を撮りましたが、雪の反射がまぶしくていつもに増して悪いできです。
鈴ヶ岳方面。左手奥に榛名山系、右奥に子持山・十二ヶ岳。
日光・皇海山方面。左手樹木に邪魔されている方向に燧ヶ岳が見えるはずなのですが。中央奧の白嶺は錫ヶ岳・白根山、その右のどっしりとした威容は皇海山。男体山は皇海山の右奥ですが、雲がかかっています。
北東方面。皇海から袈裟丸山系が中央に見えます。右奥の平に見えるのが横根山のようです。
休憩後、駒ヶ岳へ向かいました。この神社の先を右手に下ります。
下りはかなり急ですが、アイゼンを効かしてストックでバランスをとりながらおりました。残念ながらその斜面の写真を撮り忘れました。正面に駒ヶ岳が見えます。
この下りは木道や鉄階段があってアイゼンでは歩きづらかった記憶があるのですが、今年は雪が程よく積もって歩き易くなっていました。
ところが下りで下腹部に異変。ついに脇に逸れて用を足すはめになってしまいました。汗をかなりかいていたので腹部が冷えてしまったのかも知れません。今日はなんとあのU社の下着。「安くて良いよ。アルプスでもばっちりだった」という言葉を信じて着てみたのですが、汗をかいてしまったら駄目ですね。体温調節しやすいウエアを工夫する必要がありそうです。
下山後は、富士見温泉で汗を流して帰りました。