2014年11月16日 セルフレスキュー講習会

栃木県山岳連盟主催のセルフレスキュー講習会に行ってきました。板室オートキャンプ場で開かれ、(A)搬送・応急手当・テーピングと(B)ロープレスキューの2グループに分かれての講習でしたが、私は、Aグループで参加しました。
那須の主峰は冠雪しており、キャンプ場も寒い一日でしたが、初めて経験する事も多く楽しく受講できました。応急手当・テーピングは2年前にも別の機会で受講しているのですが、今回の方がじっくりと練習する事ができました。多分、「一人歩きでもしケガをしたら」などと考える事が多くなったからだと思います。ただ、この講習で身についたかどうかははなはだ疑問で、適宜に復習する必要があると思われますが。
お昼にうどんをごちそうになりました。きのこたっぷりの美味しいうどんでした。
今回は、写真無しです。

実地講習内容
1.搬送など
下記の内容について講習訓練を受けた。
 簡易ハーネス、シートベンド(ブルーシートで担架搬送)、トラバース時のカラビナでの確保、グローブヒッチ・ムンターヒッチの結び方、ムンターヒッチ懸垂下降、クレイムヘイストノット・パックマンノットでの急傾斜地の上り、テープスリング1本を使った背負い方、ザック・ストックなどを使った背負い方

ムンターヒッチ懸垂下降は実地訓練したかった内容なのだが、いざやってみると問題あり。それは、12mm巾のスリングでは体重の半分にしても支えるには痛いという事。もっと幅広のものを用意する必要が有ります。20mmのものを買おう。また単独登山の場合、懸垂下降では回収の都合でロープはダブルで使うことになる(グループでも最後の人は同様でしょうが)。ロープの種類によっても摩擦は変わるようなので、実際使用するロープでダブルも試しておく必要がありそうです。
今春、非常にコンパクトなハーネスを買いました。そのハーネスは重量・容積とも、20mm120cmスリングと比べると多少大きくなるぐらいです。それを使えば、簡易ハーネスなどいらないような気がするのですが、私の歩く低山に携行するには大仰に見えてしまいます。
それにしても、結び方の呼称・結びの方法はいろいろあって素人にはなかなかピンと来ません。慣れるしか無いのでしょうね。

2.応急手当
 三角巾の使い方について講習を受けた。
 たたみ三角巾の作り方、額(はちまき)、耳・頬・あご(十文字)、頭(頭巾)、膝、肘、腕の吊り方、鎖骨骨折時の固定、足首捻挫の固定。
 
 テーピング(キネシオテープの使い方)
  予防にも効果があるようだ。

 幸運な事に私は登山中に大きなケガをしたことがありません。足の痙攣で足を引きずって下山したことはあるが。三角巾は2年前の講習以来ザックに入れっぱなしになっているがその使用方法は「?」である。それで、今回の講習は非常に為になりました。まだ、記憶に多少残っているうちに、単独でけがをしたときの三角巾の使い方についても練習しておこうと考えています。

 
 

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