私が会員になっているグループの集まりが筑波でありました。それで、帰りに筑波山を歩いてきました。V字谷コースに挑戦してみようかとコース資料を持参していたのですが、前日まで雨だったのであきらめて、御幸ヶ原コースで上って白雲橋コースで下りてくる事にしました。歩いたコースでも滑りやすくなっている場所が有ったのでV字谷をやめたのは正解だったと思います。つつじコース分岐までは今年の1月に歩いています(こちら)。そのときは、自然研究路・つつじコース・迎場コースも歩いているのですが、今回はやや二日酔い気味なので手抜きの山歩きです。
少し風が強かったのですが、快晴に恵まれてすばらしい眺望を楽しめました。
また、今回は芍薬甘草を服用せずに歩きました。疲れましたが、筋の痛みはでませんでした。
ルート
ルート数値 距離6.9Km 標高差 (+791m, -791m) 所要時間 4時間(休憩込)
行程(あくまで私の気ままな歩きの結果です。)
第三駐車場-(12分)-筑波山神社-(80分)-御幸ヶ原-(10分)-男体山-(10分)-御幸ヶ原-(15分)-女体山-(40分)-つつじコース分岐-(40分)-迎場コース分岐-(6分)-白雲橋コース登山口-(10分)-第三駐車場
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
経過
(御幸ヶ原まで) 宿泊所から駐車場までは車で数分。すでに10台以上の駐車がありました。歩きはじめは7:25です。
筑波山ではまだ紅葉が残っていてそれなりに楽しめました。
ケーブルカー乗り場手前の紅葉。
すこし、盛りを過ぎています。
筑波山神社から御幸ヶ原までは木の根っこと岩の多い上りです。二度目なのでぐんぐん上りたいところですが、二日酔い気味でゆっくりとした足取りになってしまいます。
朝まだ早いのに、山を下りてくる年配ハイカーが随分といました。朝5時前に上り始めたという方がいました。御来光を拝みにいったのでしょう。どのコースで上ったかは尋ねませんでしたが、ランプを使っても、足下の悪い道を暗闇のなか一人で進むのは怖いでしょうね。
約80分で御幸ヶ原です。
南東方面、霞が浦に朝日が反射しています。ここで休んでおられた方はピッケル・ヘルメット持参でした。これからの冬山に備えての訓練なのだそうです。
御幸ヶ原から約10分で男体山です。神社にお詣りしてから眺望を楽しみます。
富士山が見えました。
南、東京方向です。
今、話題のスカイツリーも見えます。少しアップします。
御幸ヶ原へ戻ってきました。男体山では見づらかった北方向を見ます。
日光男体山をはじめとする日光連山です。
那須連山です。こうしてみると、関東平野は街ばかりのように見えます。
展望台のすぐ下に、もう紅梅が咲いていました。梅じゃないのかな。
御幸が原ではちょうど最初のケーブルカーが到着したところでした。売店のおばさん達もこのケーブルカーで上ってくるようです。女体山へも多くのハイカーが向かっていきました。
(女体山経由、下山まで)
女体山山頂です。すでに大勢の人であふれていました。人を避けて撮影するとこんな角度になってしまいました。
三角点。
女体山から見た富士山。
難台山・吾国山も見えました。今月下旬に縦走する計画です。随分と低い山なのだなあと実感しました(約300m低いようです)。でも楽しそうな尾根です。
女体山からは、いくつかの巨石をみながらの歩きです。雨の後なので滑りやすそうな場所もあって慎重に進みました。またこのルートは東日本大震災でしばらく通行止めになっていたようです。危険な場所が残っているのではないかと心配していたのですが、数カ所ロープの張られた場所が増えているようでしたが、1月に歩いた時とほぼ同じ状況で歩くことができました。
大仏岩です。震災でよくぞ残ってくれました。
弁慶七戻りです。
岩を下から見ます。これこそよくぞ震災に残ったと思います。どのような塩梅になっているのでしょうか。この下を通るときは早足になってしまいました。
この岩の先では、杉の巨木が折れていました。震災ではなく、今年の台風15号で折れたのだそうです。片付工事中でした(作業はしていませんでしたが)。 もみじコース分岐では大勢のハイカーが休んでいました。ここからはしばらく初めてのコースになりますが、御幸ヶ原の上りと同じような感じでした。多くのハイカーがこちらからもどんどん上ってきます。
その分岐からはとりわけ目立つものはありません。数少ないスポットの白蛇弁天です。「白蛇を見たものは財をなす」と書かれていましたが、残念ながら白蛇を見ることはできませんでした。
迎場コース分岐です。前回は迎場コースから下りてきました。
登山口です。
筑波山神社前の紅葉です。最後の輝きを放っていました。
駐車場に戻ってきました。先ほど上った男体山・女体山が少し望めます。駐車場の車も増えていました。
次回、年明けに筑波山に上ろうと考えていますが、そのときは逆コースにしたいと思います。違った感じを味わえるかもしれません。