矢板の高原へ滝巡りに行ってきました。もちろん、一番の目的は雄飛の滝の氷瀑を見ることです。スノーシューとアイゼンの歩きは良いのですが、最後の県道歩きはめちゃくちゃ疲れました。今季初めてのスノーシューハイクですが、ハイクの領域を飛び越えてスノーシュートレになってしまいました。一般的には折り返しが無難なようです。もし、次回訪問するとすると絶対に折り返しにします。Kさんとの二人旅です。
氷瀑は見事でした。ただ、気温が高いので氷の透明感は薄いようです。雪の上を歩いているのですが、たっぷりと汗をかきました。
ルート数値
距離10.9Km 標高差 (+-620m) 所要時間 5時間10分(休憩込)
行程
山の駅-(40分)-雷霆の滝-(25分)-咆哮霹靂の滝-(15分)-雄飛の滝-(40分)-県道合流-(60分)-市境-(40分)-山の駅
経過
高原に登りはじめの頃は車道の周りは雪は疎らでしたが、標高を上げていくと道の雪もふえてきました。9時過ぎ、山の駅に到着。すでに多くの車が駐まっていました。中央の山は前黒山。
山の駅は営業していません。トイレも使えませんでした。簡易トイレが置かれていたのですが、それも開かなかったようです。
東屋の脇を滝方面に向かいます。踏み跡はたっぷりです。
最初からスノーシューを履いて進みました。傾斜も少ないので快適です。少しショートカット。
雷霆の滝に到着したころには、少し汗ばんでいました。気温は高いようです。
木橋を渡って進むと、雪が途切れている場所があったりしてそろそろスノーシューも終わりのようです。早いハイカーが戻ってきました。「すばらしかったですよ。」の言葉に期待が膨らみます。
咆哮霹靂の滝に到着。結局、スノーシューは無理してここまで履いてきました。滝前でアイゼンに切り換え。
少し戻って、雄飛の滝へ向かいますが、そこは「通行止め」の標識があります。みなさん、脇から奧へ入っているようです。
雄飛の滝自体は奧にありましたが、その手前から広い範囲にツララの競演が見られました。下から見上げるように撮りたいのでしょうね。頑張っている人がいます。
壊れかけた階段を慎重に下ります。
柱状節理。この生成の原理は展望台の説明板で知ることができました。
手前の氷瀑。
桂の大木をぐるりと廻って木橋を渡って対岸から奧の滝へと進みます。
滝の近くに進むには抉れた箇所を進みます。そこを通るときはヘルメットが有った方が安全かも知れません。
見事な氷瀑でした。もう少し寒いと良かったのかも知れませんが。
雄飛の滝。ツララに比べて少し影が薄いですが、滝壺の色は神秘的です。
滝の上に展望台があって、そこで少し休憩。展望台からの氷瀑。
(Kさん撮影)
谷水は少し青白い感じがします。スッカン沢の名前は「酢辛い沢」からきたという(展望台に説明板あり)。味見することはありませんでしたが、「酢辛い」という、表現の難しい奇妙な味がするのかもしれません。
県道で、スノーシューに履き換えました。あとはひたすら歩くだけ。100分もかかりました。
北方面に雪山が見えました。弥太郎山のようです。左の白い峰は日留賀岳との事(カシバードで確認)。
ひたすら歩いて、計画通り14:30頃に山の家に戻りました。疲労回復為にアミノ酸を追加摂取。
疲れましたが、脚のトレーニングにはなったようです。
みつまんさん、こんにちは。
スッカン沢の氷瀑巡り、行かれましたか。
実は、私も、土曜日に何もなかったら行くつもりでいたのですが、何もなくなかったので行けませんでした。
雲竜渓谷の滝見よりもこちらの方に魅力を感じています。
どうせ行くなら、ついでに桝形山も追加してなんて考えていましたが、お歩きを拝見すると、そんな余裕はできそうもないようですね。
5時間10分のうち、県道歩きが1時間40汾ですか。なかなかのものですね。
いろんな方の記事を拝見するのですが、帰路の県道歩きの状態というか気分があまり知れず、どんなものなのかと思っておりましたよ。
ひたすら歩いてアミノ酸補給ですか。よ~くわかりました。
こんばんは、たそがれさん。
遭遇できなくて残念でした。当日は、雪上の歩きなのに汗をかきました。暖かかったですね。初めての氷瀑ですが楽しめました。枡形山経由でしたら雄飛の滝折り返しがいいと思いますよ。雷霆の滝の手前に東から下りてくる道型らしきものがありましたが、雪上に踏み跡はありませんでした。アミノ酸補給は有効ですよ。筋肉の疲れをとってくれるような気がします。毎週、山に行けない最近の私にはいい助っ人です。