2011年2月26日 焼森山・鶏足山

 茂木の焼森山(やけもりさん)・鶏足山(けいそくさん)へ行ってきました。春のモヤで遠望はききませんでしたが、好天に恵まれて楽しい山歩きとなりました。妻曰く「ちょうど良い疲れ具合だわ」。帰りに、益子の高舘山にもよりました。

ルート

ルート数値(カシミール3Dより)
距離 6.4Km、標高差 0m(+712m , -712m) 所要時間 2時間50分(休憩含む)

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

(2017.3.28ルート表示不可を修正。)

9:30 下小貫登り口到着。私が最初の駐車でした。狭い駐車スペースなので満車を心配していたのですが、杞憂に終わりほっとしました。一時期、こちらからのルートは荒れていた事もあったようですが、今はルート案内図も整備されています。ところで、この駐車地へのルートは解りづらいのですが、県道1号線から下小貫の電気店の南側の小道を東に入ります。そこから杉林の中を数分で到着します。

(起点 9:35)歩き開始。左側は牧場跡に行くようだが詳細不明。焼森山へは右側の山道を進みます。
きれいに整備された道を進みますが、右側には谷川があって、澄みきった水が流れています。

(P1 9:41) 谷の分岐で案内表示に従って右にすすみます。地理院の地図では左を直進するような感じに読めますが、今は右に行きます。

きれいな谷です。ツツジの苗がたくさん植えられていました。たぶん地元の児童の手植えなのかもしれません。それぞれに札がついてメモが添えられています。
この谷の奥で左側の尾根に進んで、尾根道ルートになります(P2 9:50)。
ここからは尾根道だけでなく、尾根から少し下がった道もありますが、歩きやすい道となっています。
(神楽石[ガマ石] 10:07) すこし急な上りから「ガマ石」が見えます。帰りに下りてみることにします。
ガマ石から1分で焼森・赤沢分岐にでます。ここは左に進みます。
(焼森・鶏足山分岐 10:10)さきに、焼森山へ向かいますのでここは左に進みました。
すると、急に右側が開けてきます。急な斜面の木が切られて、右側をあるくのが怖くなります。
(座禅岩 10:15) ルートに座禅岩が立ちはだかります。直進すると、2mぐらいの絶壁を下りなくてはなりません。下りる事もできそうですが、ペンキの矢印に従って右に巻く事にします。
しかし、もし滑ると、木が伐採されてるのでどこまで転がるかわからない傾斜です。慎重に進みます。
反対側からみるとこんな具合です。
滑落の恐れがある巻き道より、ロープか鎖をつけて、直進したほうが安全のようが気がします。

(焼森山山頂 10:19) 左側の銘板には「標高423m」となっています。どちらが正しいのでしょうか。


写真中央に雨巻山が見えます。手前には残念ですが、ゴルフ場があります。山歩きする立場からすると自然破壊以外のなにものでもないような気がします。立場が変わると見方も変わるのかもしれませんが。
(こだま岩 10:25)この年になると「ヤッホー」などと叫ぶことはしません。心の中で叫びますが当然こだまにはなりません。
こだま岩からは北西側も眺望できます。たぶん、宇都宮あたりまで見えているのでしょうが、よく分かりません。
(一の越 10:32) 一の越は北側から焼森山に登るときの難所です。どんな所か見たかったので、妻をこだま岩に残して見てきました。確かに難所かもしれませんが、足の位置はしっかりと決められるので危なくはありませんでした。
ここで、焼森山ルートは終わりです。「焼森山・鶏足山分岐」まで戻ります。
鶏足山の東側は茨城県城里町です。「焼森山・鶏足山分岐」からは県境の尾根を進むことになります。
左は栃木県、右は茨城県です。
途中、芳賀富士を遠望できる所があります。
先ほど上った焼森山もよく見えます。伐採箇所の最高点の木が数本残っているあたりが焼森山山頂で、その左側の稜線でみるとすこしへこんでみえる左側が座禅岩です。
(鶏足山南頂 11:02) 鶏足山に到着です。
南側の眺望はあるのですが、あとは木々が邪魔をします。
ところで、この地点は「鶏足山」ではないとの説明もあります。上の写真でも「赤澤山頂」となって、鶏足山はこの先となっています。しかし、別の銘板には「鶏足山」と表記されています。

少しまとめてみました。
資料                  三角点230.5mの地点    北側の見晴らしの良いピーク
城里町の登山道案内            鶏足山             見晴台
小貫焼森の里づくり協議会のマップ   鶏足山             見晴台
上赤沢登山道のガイドマップ        赤沢山             鶏足山
栃木百名山ガイドブック          鶏足山(南側ピーク)     鶏足山(北側ピーク)
こんな状態ですから、各ホームページでの記載もばらばらです。

(鶏足山北頂 11:10) 見晴台からはすばらしい眺めです。若いハイカーはおいしそうにコーヒーを飲んでいました。

八溝の山々です。いいですね。もやが無ければ、水戸・日立・太平洋も見えるそうなのですが、残念ながら見えませんでした。
展望台の北側に少し下りると、護摩焚石があります。
この石の下は絶壁になっています。下から見るとこんな感じです。もちろん、写真の左側を安全に下りる事ができます。
(並柳分岐 11:18)
(鶏石 11:20) 鶏足山の名前の由来になったという岩です。真偽の程は不明です。
裏側はこんなになっています。少しイメージが変わります。
ここからも、八溝の山々がよく見えます。
ここからは来た道を戻ります。途中、往路で気になったガマ石を見てみました。ルートから外れて傾斜のある杉林を下りていくのは危険とはいえませんが、道もなく、またふわふわの杉の落ち葉が邪魔をして、歩きづらくて大変でした。ガマ石(神楽石)はいくつかの割れた岩が重なっているものでした。この角度から見ると亀のように見えます。
角度を変えて見てみます。何に見えます?。ガマですか?
(駐車地 12:17) 無事、山歩きを終えました。帰りには、駐車している車は5台になっていました。

快い山歩きでした。帰りに、「いい里さかがわ館」によりました。昼食はきのこそばです。地元のソバを使っているとのことで、おいしくいただく事ができました。

今日は、まだ時間に余裕があるので、高舘山によることにしました。

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