山岳会に入ってから何度か「岩トレ」に誘われましたが、「高所恐怖症なんで、そんな岩は絶対登りませんから」と避けてきました。運動神経もバランス感覚も劣る私ですから岩登りなど最初から眼中にありません。
ですから、山歩きの計画を立てるときはまず、岩の有無を地図・書籍・ネットで確認します。しかし、岩壁を上ることは無くとも、急な斜面を下ることはありますし、多少の岩は越さねばなりません。山歩きを続ける内に多少は訓練しておいた方が良さそうかという気になってきました。それで、「そのうちよろしくお願いします」と諸氏に伝えておいたのですが、その機会がやってきました。
鹿沼の岩山で、素人3人にベテラン2人というなんとも恵まれた環境で「岩トレ」入門を経験することができました。
中央の2つの岩を使って訓練しました。左手の岩は途中にテラスがあって、そこまでしか使いませんでしたが。A,B峰だと思うのですが詳細は不明です。とにかくその辺りで約5時間訓練しました。
まず、ヘルメット・ハーネスの装着から(借り物です)。
次に、ロープ結びをいくつか。これは解説書を見ながら家でかなりマスターしたつもりだったのですが、現地ではまったくできませんでした。
その後、確保付きでクライムアップ、クライムダウン、エイト環を使った懸垂下降を3箇所でやりました。このような機会でなかったら絶対に登ろうとは思わない岩壁です。
とにかく疲れました。日頃の山歩きでは使わない筋肉を使ったのと緊張していたからだと思います。不思議だったのは予想していたより高所が怖くなかった事です。やはり確保されているという安心感が大きいのでしょう。
後、何度かこのような機会を経験させて頂いたら、カラビナでの懸垂下降、肩懸けの懸垂下降なども教えて頂こうと思います。そうしたら、白岩山神社に挑戦できるかもしれません。下りに補助ロープが使えたら安心して下りられそうです。
沢登りはできなくとも「ウォーターウォーキング」ぐらいはできるかも知れません。
みつまんさん、こんにちは。
驚きだなあ。ロッククライミングですか。素手で登れないような岩場をさらに道具を使って登るといった感覚は、どうも自分にはないですわ。
白岩山神社ですか…。あそこは二度と行きたくないところですけど、道具なしでも登れますよ。古の鎖には頼れないですけどね。逆方向からロープで下るといった手もありますが、木も岩もかなり老化気味でしたよ。
注意してやってくださいな。
そんな大それたものではないのです。ロープで確保されているからできることであって、それがなければ絶対に登ろうなんて思いません。昨年、ハイトスさん・たそがれさんが続いて訪れた白岩山神社は是非訪れたいと思っているのですが「二度と行きたくない」ですか。そう聞くとどんな所か?へんな虫が騒ぎます。もちろん恐がりの私ですから無茶はできません。下から見上げるだけで撤退するかもしれませんが。