益子の雨巻山(あままきさん)へ行ってきました。大川戸の駐車場から、三登谷山(みつとやさん)、雨巻山、御嶽山(おんたけさん)、足尾山(あしおさん)を経て、駐車場に戻るルートです。一番の難所、御嶽山からのクサリ場下りにも挑戦してみました。今日が誕生日の妻も挑戦して、夫婦で少し、自信を高めた楽しい山歩きでした。
ルート
ルート数値(カシミール3Dより)
距離 7.8Km 標高差 0m(累積+866m, -866m)
所要時間 4時間16分(休憩込み)
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
(2017.3.28ルート表示不可を修正。)
今回から、ルート図にポイントを落とすことにします。説明で場所の特定をしやすくします。一部にきちんと表示できていないところは、「No.164の次」などと表記することにします。
経過
9:10頃、駐車場に到着。
9:25歩き開始。
(No.17 9:29) のどかな田舎の道を奥へ進みます。天候は申し分ありません。日陰には少し雪が残っています。
森の道に入ってすぐ右折します。
(No.47 9:32) 杉林に入ります。
杉林もすぐ右に回ると、上りの開始です。
(No.47の次)
最初は、少し傾斜のある道を上りますが、5分ぐらいでなだらかな道になります(No.73 9:39)。
そして、少し傾斜のある上りを進むと、三登谷山、雨巻山につながる尾根に到着です(No.98 9:45)。
ここからは、尾根伝いに進みます。
(No.133 9:53)標識のある小ピークに到着。この標識が何を示すのか不明です。(No.152 9:57) 歩き安い尾根を進みます。
(No.164 10:00)ところどころに岩がありますが、歩きの邪魔にはなりません。
(No.164の次 10:06)少し、上って、これが三登谷山かと思いましたが、ここから少し西に行ったところに三登谷山はありました。
(No.164の次の次 10:06) 三登谷山に到着です。若い女性ハイカー2人が眺望を楽しんでいました。
三登戸山では西側、北側の眺望を楽しむことができます。これは日光方面です。富士山もうっすらと見ることができました。地元だという夫婦二人連れが上ってきました。
小休止して、また歩き始めます。
尾根は結構狭いところも、岩も少しありますが、歩きづらいというほどではありません(No.208 10:19)。
(No.288 10:35)「メインコース」の林道への分岐に到着。ちなみに、コース名は益子町が出している「雨巻山登山イラストマップ」に記載されている名称です。
なだらかな尾根を進みます。(No.309 10:39)「メインコース迂回路」の分岐です。
(No.327 10:42)「栗生・雨巻山沢コース」からの分岐です。
(No.381 10:51)「雨巻山尾根ルート」からの分岐です。
(No.418 10:59) 雨巻山頂上下の岩場です。まき道(階段の道)もありますが、岩の道へ進みました。ロープが張ってあります。短い岩場で、よじ登るのは一箇所でした。
(No.443 11:00) 雨巻山頂上に到着しました。約20人ほどが休んでいました。早いですが、ここで昼食にしました。
私たちは、今回初めてポットを持参しました。コンビニおにぎりを食べるにもあったかい飲み物があるとおいしくいただけます。少し荷物は増えましたがそれは正解でした。これからも持って行くことにします。それにしても、ハイカーのみなさんの食事に対する執着ぶりには感心します。山頂で湯を沸かしていろいろな具をいれて料理している人を見かけました。多少風がでても良いように風よけを持ってきている人もいます。私たちはまだまだそんな境地には至りません。
頂上からの見晴らしはそれほどはよくありませんが、南東方面は開けています。
11:31、出発です。
(No.472 11:34) 雨巻山沢コースへの分岐に到着。益子町の資料によるとそのコースは下りが危ないそうです。もちろんそちらへは進まず、歩きやすい尾根を進みます。
(No560 11:49)猪(しし)ころげ坂の上に到着。かなりの傾斜の為に、ジグザグに道がつくられています。坂は北斜面になるので、4-5日前の雪が残っていてそれにも気を使いながら下りていきます。
(No.589 11:56)坂を下りました。下からの写真をみるとジグザグの度合いがよく解ります。
(No.654 12:07)木々の間から八溝のやまなみが見えますが、眺望が開けるところはありません。
(No.665 12:09)「峠コース」への分岐に到着。
こちらの尾根には赤い実を付けた低木がたくさんありました。名前は分かりません。
(No.754 12:27) 小ピークに到着。標識あり。
(No754の次 12:29) 大川戸駐車場への分岐です。御嶽山へ行ってからこちらに戻る予定でした。
(No.780 12:34)御嶽山に到着。北側の眺望が開けます。小休止します。
足尾山への急な下りです。くさり場となっています。予定を変更して、挑戦することにしました(12:40)。
最初にくさりを掴むまでが怖かったですが、掴んでしまうと後ろ向きに、格好も気にせずにゆっくりと下りていきます。足の踏み場も見つかりやすかったのでそれ程怖くは感じませんでした。
(12:48)くさり場下から。
(No832の前 12:55) 足尾山に到着。眺望はありません。
足尾山からの下り道はかなり細い道をジグザグに下りていきます。細いですが、きちんと整備されています。
(No832の次 13:06)途中沢を通る箇所があります。ロープが張られているので安全ですが、凍っているときは怖いかもしれません。この沢で、私たちと同年輩の夫婦に会いました。この時間から雨巻山までいくのでしょうか。御嶽山までで下りてくるのでしょうか。
(No.928 13:12) 清滝入り口。滝までは3分と書いてあったので立ち寄ることにしました。
細い谷を上るとすぐ滝に到着です。残念ながら、滝は落ちていませんでした。
(No.913 13:15)
沢づたいの細道をゆくと、地蔵院・大川戸の分岐に到着(No.958 13:24)。ここは駐車場のある大川戸へ左折します。
(No.958の次 13:27)御嶽山から下りてきたときの道と合流します。
途中、沼地横を通って、駐車場に無事戻りました。
感想
良い天気に恵まれて快適な尾根歩きでした。コースもよく整備されていています。駐車場のトイレも清掃がされていてトイレットペーパーも揃っています。地元の人に愛されている山なのだと思います。
カタクリの咲く場所もあるということなので別の時期にまた訪れたいと思いました。