2013年5月4日 北八ヶ岳周回2日目

二日目は、白駒池・高見石・中山・黒百合ヒュッテ・ニュウ・白駒池のルートです。本日はアイゼンを付けての歩きでした。

ルート

ルート数値
距離10.0Km 標高差 (+760m, -760m) 所要時間 6時間50分(休憩込)
行程
テント場-(15分)-白駒荘-(40分)-高見石小屋-(80分)-中山-(15分)-ニュウ分岐-(25分)-黒百合ヒュッテ-(30分)-ニュウ分岐-(50分)-ニュウ-(80分)-テント場

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)20130503-北八ヶ岳2

注:小屋から高見石への往復、ニュウの展望岩への往復は帰宅後データ修正(ザックをデポして往復したため)

経過

朝は4時に起床。朝食はすき焼きうどん。いつも以上に食べました。1つのテントに荷物をまとめて、出発準備。6時35分アイゼンを付けて出発。
朝の白駒池。まだ凍結しています。どの程度歩けるかは不明。IMGP0032

白駒荘の前を通り過ぎてから山方向へ進みます。すぐ傾斜がきつくなりこの辺りではアイゼンを付けていないと歩きづらそうです。

高見岩小屋へ到着。かなり宿泊客がいたようです。アイゼンなしで白駒池方向に下りて行ったハイカーもいましたが無事下りられたでしょうか。 小屋前にザックをデポして高見岩を往復。摑み所がはっきりして、高所恐怖症の私でも安心して登れる岩でした。 高見岩から白駒池を見下ろします。 IMGP0034浅間山方向を見ます。左に見えているのは雨池でしょうか。 IMGP0035小屋を見下ろします。 IMGP0037

これから進む中山です。 IMGP0038

小屋からは少し下って大きく樹林帯を上り返します。中山展望地への上りでは樹林帯は切れていました。 IMGP0039

中山展望地です。眺望は効くのですが、昨日程はすっきりと山々を見ることはできませんでした。 IMGP0040

北方向。蓼科山・北横岳。 IMGP0041

北アルプス。 IMGP0042

南方向は少し樹林が邪魔をしています。しかし、天狗岳の頭が少し見えています。 IMGP0043

中山山頂は樹林の中にありました。素通りします。 IMGP0049

山頂を少し南東に進んだ場所は視界が開けて絶好の休憩場所でした。 南には天狗岳が東・西ともハッキリとみえました。両方とも山頂には登山者が見えました。またその間の稜線を歩いている登山者も見えました。 IMGP0050

東にはニュウの岩場が見えます。 IMGP0059

上州の山々も見えたのですが写真ではうまく撮れませんでした。 休憩後、急傾斜を下りました(地図ではそうは見えないのですが、一部急傾斜の斜面がありました)。 すぐ、ニュウへの分岐です。IMGP0061

ここから中山峠までは、今回のルートで私がもっとも嫌いな場所でした。すぐ左に崩落地が広がっています。どうしてもう少し西側にルートを作らなかったのでしょうか。こわごわ進んでやっと中山峠に着きました。IMGP0062

そこから10分弱で黒百合ヒュッテに着きました。 IMGP0063

ソーラー発電施設を装備しています(高見石小屋にもありました)。陽ざしは山では貴重な資源のようです。 小屋の前のテン場にもかなりのテントが張られていました。こんな雪の中でテント生活をするとは、好き者は世間一般にかなり浸透しているようです。休憩後、ニュウへ向かいました。中山峠から分岐までは同じルートの戻りです。分岐からは、右に急傾斜地を意識しながら北東に向かいます。 IMGP0064尾根には完璧に凍結している場所があるのでアイゼンは必須と思われます。 IMGP0065

最初は左側はなだらかな斜面だったのが、次第に細尾根になってきます。 樹林の切れた場所から、天狗岳・根石岳が見えました。IMGP0066

ニュウもすぐ近くになりました。 IMGP0067

ザックを岩場下にデポして岩場を往復しました。私以外は南西から直登したのですが、わたしは北から回り込みました(怖がりの私は安全第一です)。頂上には三角点がありました。 IMGP0069

頂上からはすばらしい眺望を楽しめました。ただ、写真にはうまく取れませんでした。

ニュウからは斜面下って白駒池へ向かいます。かなりの傾斜があるのでアイゼンは必須だと思うのですが、用意していない登山者が白駒池から登ってきました。「上は凍結していますよ」と伝えたのですが、果たしてどうしたでしょうか。 傾斜がなだらかになった地点で本日初めてアイゼンを外しました。 白駒池に到着です。左まわりでテント場に向かいます。池の縁を歩きました。 (Uさんが撮影)。最後は少しですが藪に突入してしまいました。Y_IMGP2525

約7時間の歩きを無事終えました。慣れないアイゼン歩行をしたからでしょうか、足の裏がいつも以上に疲れた気がします。 テントを撤収してまた両手に荷物を持って駐車場まで運びました。
疲れた雪山山行でしたが、無事終えることができました。しかし、疲れたのは歩きだけでなく、テント生活に慣れていないので、睡眠があまり取れなかったからでしょう。 次回は、もっと楽しめると思います。

今回の山行、眺望には満足したのですが、人が多くルート把握が楽なこと、花が無いのには不満が残ります。6,7月頃に、尾根ではなくもっと麓の人の少ないルートを歩くと花が多くて楽しいかも知れません。

 

 

カテゴリー: 信越 パーマリンク

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