久しぶりの山歩きは桐生・太田の八王子丘陵です。昨年西側を歩いていますので今回は東側です。かなり疲れました。低山でも結構アップダウンがあって、傾斜もきつくて歩き甲斐のあるルートです。つい予定外の道草をしてしまいましたので、距離も15Kmを越えてしまいました。
籾山峠からの入口が荒れているという情報が多かったのですが、なんと遊歩道を工事中でした。歩き安くはなるのでしょうが、機械で作った遊歩道は尾根には似合いません。
ルート
ルート数値 距離15.3Km 標高差 (+1,180m, -1180m) 所要時間 6時間(休憩込)
行程 籾山峠-(45分)-天王山-(20分)-日向山-(15分)-菅塩峠-(30分)-唐沢山-(135分)-籾山峠-(40分)-茶臼山-(40分)-籾山峠
*唐沢山-籾山峠の135分には、南への道草(30分)、北への道草(35分)が含まれます。
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
経過
籾山峠の路肩に2台ぐらいの駐車スペースがあり、そこに駐車しました。8時少し前に歩き開始。峠から少し太田よりに進んだところが東への登山口になることを昨年確認していました。しかし、昨年は藪の中に入っていくというイメージだったのですが、今年は竹は伐採されてただいま工事中でした。一瞬ここで良いのだろうかと迷いました。きちんと踏み跡のある尾根とは別に遊歩道を作る必要があるのでしょうか。ところで、入口近くに放置されているタイヤはまだ残っていました。多分遊歩道が完成すれば片付けてくれるのでしょう。約30分歩いた所に小型ブルドーザがおいてありました。多分この機械で道を削っているのでしょう。
大王山分岐手前のコルの標識では籾山峠表記が消されていました。工事中だから歩いて欲しくなのかも知れません。多分この地点まで遊歩道が作られるのでしょう。
天王山への登りです。かなりの急傾斜です。
天王山に着きました。三角点もあります。
天王山分岐から唐沢山方向を見ます。唐沢山は右奥です。結構遠いです。尾根は見事な景観です。陽だまりハイクの大きなスタンプが押されそうです。この辺りまでくると北側も採石場が見えなくなって良い雰囲気になります。この尾根は両側結構急傾斜の斜面です。日向山分岐です。日向山の名前は標識にはありません。それどころか、「進入禁止」を意味するのでしょうか。とうせんぼがあります。静かに尾根を進むと日向山二柱神社の裏手に出ました。正面に廻ります。地域の信仰をあつめている場所なのでハイカーに荒らされたくないのだと思います。静かに分岐へ戻りました。
分岐からは急な階段を下ります。道が分岐します。と言っても左側は踏み跡だけで進入禁止のようです。ここも静かに直進しました。直進を禁止していたのは、菅塩峠の切り通しの上に出るからでした。少し北側に廻って下りました。そしてまた尾根に登りました。下の写真は帰りに撮ったものです。往きにはこの奥側を下って登った事になります。
236峰(高壷山というのだそうです)の標識です。ここで直角に左折します。
八王子丘陵東ではかなり支尾根が発達しています。踏み跡や遊歩道があるので迷うことはありませんが、もしそれらが無ければ支尾根に引き込まれそうです。南東にできるだけ先まで歩くのだという認識で尾根を眺めて歩けば間違うことはないでしょうが。
鉄塔方面への分岐です。帰りはここから少し道草をしました。東屋が見えてきました。唐沢山に到着です。祠もありました。東屋で早めのカップヌードルを準備していると、10人ほどのグループが到着しました。老年ハイカーでした。元気なこと。賑やかなこと。早々にヌードルをかき込んで退散しました。
樹間に赤城・袈裟丸が見えました。帰りは少し道草をしました。まず鉄塔方面に歩いて見ました。しっかりした道が付いていてマウンテンバイクと行き交いました。かなりの急傾斜も有ったのですが大丈夫なんですね。
次に北方向に支尾根を歩いて見ました。南保育所へのルートだそうです。こちらは遊歩道ではありませんがしっかりとした踏み跡が有り楽しい尾根歩きができます。途中東方向に展望の効く場所があります。
菅塩峠の辺りは、往きは尾根を歩いたのですが、帰りは遊歩道を歩きました。しかし工事中の所はできるだけ尾根の踏み跡を進みました。しかし、帰宅後靴は土で真っ白になっていました。
籾山峠に戻ってから、疲れていたので歩きをやめようかと思ったのですが、茶臼山から赤城を見てみようと奮起しました。しかし、昼すぎの時間帯ではきれいに赤城を見ることはできませんでした。疲れだけが倍増しました。
茶臼山からの赤城です。なにがなんだか。
袈裟丸です。
2週山歩きを休んでいたので、大いに疲れましたが、予想したよりはしっかりと歩けました。来週も予定しているのですが、どうなりますか。