2012年6月17日 富士山麓9(西湖~河口湖)

富士山麓ウォークで西湖から河口湖を歩いてきました。雨が心配されていたのですが、雨に降られることもなく良かったのですが、後半は車道歩きでおまけに暑くなってしまって少し面白みに欠ける歩きになりました。とはいえ、根場(ねんば)いやしの里から茅葺越しにみた富士はおつなものでした。

ルート

ルート数値 距離13.0Km  標高差 (+85m, -239m)  所要時間 5時間00分(休憩込)

  行程
  富岳風穴P-(60分)-野鳥の森公園-(20分)-いやしの里-(140分)-道の駅勝山

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号

経過

雨が予想されましたが、次第に天気は回復して、自動車道からも雲間に富士の頂が見えるようになりました。富岳氷穴駐車場で準備。空はまだ曇ってはいるものの、雲はかなり薄くなってきたようです。

最初は、樹海を1時間ほど進みました。
樹海内は、起伏が少なく非常に歩きやすいルートでした。先月ほど数は多くありませんが、ギンリョウソウも見られました。
苔むした岩が多いのは樹海の特徴でしょうか。
1時間ほどで車道にでました。

野鳥の森公園に着きました。ちょうど「西湖ロードレース」が開かれていてここはゴール地点が設定されていて、多くの選手、応援者、売店で賑わっていました。富士がくっきりと雄姿を見せていました。

富士をアップ。谷筋には雪がかなり残っているようです。この後も富士をみることはできたのですが、この時が一番くっきりと見えたようです。野鳥の森公園の東側には小さな池があってそこにはモリアオガエル?の卵がありました。下の池は小さなオタマジャクシで黒くなっていました。
根場いやしの里の駐車場です。ここも選手たちの車でいっぱいでした。
根場いやしの里は茅葺住宅を復元したものです。もともと茅葺の民家がならんでいたそうなのですが、鉄砲水の被害でほとんど消滅してしまったそうです。住民は少し離れた場所に移動したそうですが、元の場所に茅葺民家を再建してこのいやしの里を作ったそうです。ですから、同じような古さと規模の民家が並んでいます。各民家では、それぞれ特徴を活かして陶器や民具を展示販売しています。弁当を食べた「ごろ寝館」の庭先にピンクのハマナスが咲いていました(名前は花に詳しい人に教えてもらいました)。
見晴らし屋の2階から見たいやしの里と富士。
窓を入れるとこんな風になります。
昼食後は、車道歩きで河口湖へ向かいます。
途中西湖の湖畔で、クニマスの話を聞きました。富士はかすんできました。
車道歩きは「おつなもの」とはいえませんが、道が続くので歩をすすめるしかありません。
1時間少々で西湖を通り過ぎます。トンネルを進むと先は河口湖でした。少し見下ろす感じになります。西湖より約70m低いそうです。
次第に暑くなってきました。車道には日影がありません。午後の歩きは2時間少々で道の駅に着きました。前の芝生の広場です。河口湖ではモーターボートや水上バイクがにぎやかに行き来していました。

今日の歩きはここまで。
歩きながら、周囲を見ると、富士の周辺の山々も歩いてみたくなります。紅葉台から足和田山に至る尾根は簡単に歩けそうです。西湖の北に続く王岳・十二ヶ岳は少し苦労しそうな尾根かもしれません。

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